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11個のエピソード。
ある一人のイケメン役者に関わる女性達を描く。
が、ただの女性の生き方の紹介でしかない。
過去から現在に至る経緯を語るだけ。
別にそれぞれが上手く絡み合うわけでもないし、心情が変化していく訳でもない。
色々な働く女性がいるよね、って感想にしかならない。
最後までそれで終わる。つまらない。
みんながみんな自分に納得して生きているという点は、少し面白かった。
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女性らしいしなやかな文章はさすがです!!読みやすいし、表現に感服する箇所が幾つも。
けどやっぱ恋愛というか、ほぼ愛情のみの内容は物足りないな。短編が絡み合って続いていく構成は楽しめたけど
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女の人って、いろんな選択肢がある。
何がいちばんなのかなんてわかんないけど。
それぞれの立場からの、お話。
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様々な職業の女性の生きざまが、
一人の男を巡って描かれる。
職業、結婚など、
いろいろな悩みを持っているところが、
生き生きと描かれていて
読み進めやすかった。
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夏休みに地元の本屋で背表紙を見て購入。
これ読んでアラサー女子になるのが本当に憂鬱になった(´・_・`)
結婚してても、お金があっても、仕事が上手くいってても、夢に向かってても、幸せの基準なんて人其々で
結局幸せな人なんていないんじゃないかって思わされたw
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みんなが繋がっている描写が上手だった
スポットを誰にあてるかで
ストーリーがこんなに違うんだな、と感心。
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当時は知らなかった汐留の情景を思い浮かべながら、あっというまに読みました。関係なく思える人たちが男性を介して繋がっているストーリーが面白かった!この本を読んだ数年後に私は汐留で働くことになります。人生って面白いなぁ。
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東京湾の埋立地にできた巨大な都市。そこには華やかな業界の本社が集まり、洗練されたホテルや高級マンションが立ち並ぶ。
街を闊歩する11人のアサラーの女性たちが、ときに一人の人気俳優を介して自分の立ち位置を眺める、連作短編集だ。
林氏の真骨頂ともいえる、したたかで自尊心の強い女性たちが得意げに語るそれぞれの物語。
エピローグで俳優の深沢裕人が何気なくつぶやく、女は「自分だけの物語をつくって、その中で幸せになったり、苦しんだりする」「その物語の中に男はいない」ということばが見事に核心をついている。
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汐留を中心に色々な女の人のエピソードを散りばめた作品。
日テレであろう人とか、電通とか資生堂とか、劇団四季とか、とても面白い。
特に林真理子だけあって、業界系の女の描き方は秀逸です。
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仕事してて幸せ…って女はそうそういないだろ。そんな人ばっかり代わる代わる出されても。現実味も共感も微塵もないわ。一体誰に向けて書いたのか。
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林真理子、、すきだけど、
哀しいかなこれは途中で飽きてしまったのさ
とても表面的よ。いないでしょこんな女たち
華やかな世界。
林真理子の描く東京って、”トーキョー”という感じ。
うまく言えないけど
わたしの見ている東京と同じ場所なんかな。
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短編の話が、1つにまとまる、、、上手い構成のしかたの小説である。
今までの連作短編集とは、少し、違った所がいい。
一人の俳優 深沢裕人と関係のある女性11人が、一人ずつ思いと、本音とが、書かれている。
知らない業界の世界で、働くキャリアウーマン。
アラサー世代の女性が、仕事、恋愛、結婚への夢、現実を見つめながら、語っている。
もうすぐ30歳、それまでに結婚?
でも、まだ30歳、これからまだまだ、、、?
との、、、葛藤の描き方がいい。
損得勘定での結婚相手募集のしかた、、、自己顕示欲、、、上昇志向、、、
あこがれの一人の男性を、勝ち取るのに、自分しかいないと、思う女性たちの心の深さを感じてしまった。
エピローグに、最後の注目の男性は、誰を、最後に選ぶか?が、書かれている。
今までの本では、結論を読者に考えさせるようなのが、多かったが、これは、最後は、この人(女)と、決めて終わっている所が、新鮮味を感じてしまった。
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さまざまな女性の人生が、リアルで切ない。作者がバブル経験しているからか、美しさ、金、権力を兼ね備えた花形女性ばかりなのは時代を感じるけれど。
最後に1人の人物に収束されていくのは気持ちがよかった。
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面白かった。
11人の女性のストーリーで読み進めやすい。
名前や職業がリアル。
11人それぞれ自分自身の職業や人生を
楽しんでいることがとてもよく分かる。
わたしもバブリーな時代を生きてみたかったな〜
テレビドラマ化もされているとのことで
気になって調べてみたら
篠原涼子さんに井川遥さん、
谷原章介さんなどが演じられているよう。
観てみたい!