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大手コンサルでM&A担当として活躍、その後独立した著者が独立の技法を語る。
独立ありきではなく、疲弊した会社での無理ゲーからどう脱出するか。テクニカルな方法論。
○仕事では、個人のスキルを除けば、責任の重さやノルマが、自由度や権限を上回らないようにしなければなりません。もし、上回ってしまったら、その分を、努力と根性という「精神力」で埋めなければならなくなるからです。それは、最初から「負け」が確定したナンセンスな方法です。
○独立とは、1人で食べていくことやその状態を指し、起業とは、新しいビジネスを創ることです。
○約50年前は、独立していることは極めて普通のことだったということです。ここからわかることは、独立とは「向き・不向き」の問題ではなく、誰でもできる単なるスキル・技術、そして姿勢の問題にすぎないということです。
○能力を高めるより、期待値を下げた方がいい。
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挑戦的なタイトルはあんまり関係なく、独立するにあたってのこころがまえなどをやさしく書いた本。筆者のまなざしがやさしい(笑)
●「淡々とやること」「変に緊張しないこと」「ムリしないこと」
●独立するとは、自由な心で生き、かつ自分のやり方で、社会(他者)に価値を提供してゆく、ということの一形態にすぎない。
一番下の土台には、精神の自由と安定が不可欠。
●スキルを高めるより、期待値を下げるほうがいい。余裕率を上げること。
●自分で自分を俯瞰して操縦している感覚をめざす
●独立における最大のコストは「メンタルの浮き沈み」
●人生のバランスシートの資産
=「キャッシュ」「クレジット(信用)」「スキル」「プリンシプル(一貫性)」「つながり」「健康・生命力」
後ろにいくほど、失うと新たに得るのが難しいもの。簡単にお金に替えてはいけないもの。
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時代の流れを把握しながら、どういった価値観を持って、どういったことをすべきかが書かれている。
インパクトのあるタイトルに惹かれて購入したが、内容は割とマジメな内容を丁寧に説明してくれている。「起業」と「独立」の違いなど分かりやすい。
個人的には「複数の人生シナリオを持つ」という話がオモシロかった。これからの時代1つの生き方に縛られるのではなく、色々な選択肢を同時並行で進めていくべきということに強く共感。それらのシナリオをきちんと設計して、実行して行くことが大切だと感じた。
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前回の方がおもしろかったけど・・・それでも役に立つことがいっぱい。
14半沢直樹 誰も仕事をしていない
27何をやるか?<どうあるべきか?が会社のアイデンティティになる
48 孤独は一般的には3-6ケ月で解消します。
孤独を抱えないコツのひとつは、自分が安定するまではあまり前職の同僚などとは会わないこと
77 メンタルログ
独立起業したばかりの人は「感情のジェットコースター」に襲われる。
下記項目について点数づけを毎日するとよい。
・精神的な余裕度
・体調や気分の抑揚
・自分がとくにかんじがちな欲望や期待
・ワクワクしていたか?
・自分のミッションや才能に近いことができていたか
・信用を積むようなことや消費するようなことをしたか
80メンタルログをつけてゆくと、自分の感情のバイオリズムについても把握する
3ケ月後に訪れるであろう、メンタルの低下に備えて、あらかじめ旅の予約や休日などを入れておく
86 人生で一番ムダなことは、人と比較することです。人の所作は参考に止めるべきであって、比較してはいけません。
87リラックスの経費を完全な出費と考える
102 仕組化=エフェメラライズ
1回だけ行えば、ずっと価値を生み続ける仕組みをつくること
マネタイズ=生み出した価値をお金に換えること
152信用を高める行動
MBA取得、清潔感のある外見を心がける、付き合う人を変える、住む場所を変える、言葉遣いを変える、図書館に通い教養を磨く
158 独立したい!と強く願うその心の底には、「もっと幸せに働きたい」という想いがかくされている
イギリスのある調査機関が調べたところによると、もっとも幸せな職業はガーディナー(庭師)
幸せな仕事の要素は2つ
1.目の前の人に感謝されること
2.目に見える価値を提供する事
幸福度最下位の仕事は金融業界
130 人間の最大の武器は、習慣と信頼
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山本真司 30歳からの成長戦略
人生で一番無駄なことは人と比較することです。人の所作は参考に留めるべきであって、比較してはいけません。
仕事とは顧客を創造すること
安心感が高ければ高いほど、相手の取引に対する抵抗感が下がり、仕事がしやすくなります。
独立すると、人から求められることの多くが、能力よりも、対応の柔軟性や謙虚さに左右されることに驚くことでしょう
これからのビジネス 評判をめぐる戦い war for reputation
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独立/起業しようとする人の背中をポンッと押してくれる本。但し筆者自身「ひとつの考え方」と語っているように、心構えや捉え方の話が多く、ちょっとフワッとした内容であった。
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経緯 職務を増やして同僚より仕事をこなして稼いでいることを上司に残業しすぎだと指摘され、ポカミスをした際に、いくら頑張ってても帳消しだと説教くらい。こんな事が続くなら独立したいと思ってました。
本書から何かアドバイスもらえたらなぁとおもってました。
実際に自分が会社の後盾なく社会に何ができるの?!俺のお客さんって誰なの?どーやったらお客さんはできるの?
1からの勉強です。
要約
優秀さ=能力+謙虚さ
お金=価値と信用を数値化したもの
一貫性大事!
大きな失敗挫折しても、めげずにやり続ける。
松下幸之助「成功者は成功するまでやり続けたから成功する」
信用を高める事とは、「プラス」を積み上げ又は「マイナス」を減らす。
「承認欲求」を満たす。
アブラハム・マズロー欲求5段階説。
生理的欲求
安全欲求
社会的欲求(いいね)
尊厳欲求
自己実現欲求
評価しあうシステム作り。
「おわりに」
3・11を生き延びた僕たちは今、余生を生きている。
死ぬ事が前提。生きててラッキー。余った人生を楽しく生きる。
感想
俺には何のスキルがあって、誰がそのスキルに価値を感じてくれるの?
何のために独立するの?
まだ頭がごちゃごちゃになってる。。。
信用されなきゃ仕事はもらえないってことかぁ。
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独立を考える人に向けたタイトルだけど、働き方の本として、チャートを組み入れながら、分かりやすくあり方と、やり方を解く本。
以下は、ネタバレの心にささった文言。
独立するなら、
・メンタルマネジメントが勝負!
・スキルを高めるより、自分の期待値を下げて「余裕率」を、高めろ(直観力が、鋭くなる)
・調子の悪い時期を見越して、あらかじめリフレッシュの計画を立てる、結果的にリフレッシュできなくても、オプションコストとして許容しよう
・バリューを与える働き方を意識!
・相手の期待からコミットを設定、他の人の力も借りながら実行する、結果的に120%期待値を越えれば信頼残高が積み上がる
・優秀さとは能力と謙虚さの掛け算
・信用を上げるために、信用を下げる行動の量を減らす(人をイラつかせる言動や癖を矯正する)
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独立するのに必要な知識を並べる本
なんか軸みたいなのが見えにくい。
責任の重さが自由度を上回らないようにする
社会に合わせているかx自分に素直に生きてるか
独立①孤独に耐える勇気②上位10%の技術③尊敬できるメンター④手伝ってくれる親友⑤燃え尽きないまでの費用⑥MBAなどの知識
能力を上げるより期待値を下げることで余裕率を上げる
メンタルログ①余裕度②体調③ワクワク④才能に近いか⑤信頼を積むか消費か
コミットはするが執着はしない
ロールモデルを見つけてそこから盗む
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コンサルタントは「混沌とした中から物事を整理し、やるべきことを明確にすること」が仕事でもあるので人脈や仕事を振ることの重要性を身をもって知っている人の言葉は身に染みる。ただ自分の場合は「求めることを正確に伝えられない自分」からスタートすることが大事だなと思った。起業本の中でも一部上場企業就職を目指す若者向けに良い本かな。
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ただやみくもに退職を勧めるのでは無くある程度のスキルを持ちそれでも迷っている人へのメッセージと捉えた。果たして自分はそれに該当するのか・・・?反面著者は一度社会からドロップアウトしてみるのもいい経験と述べている。これには同感。半年くらいニートでも良いかも知れない。