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「愛」というテーマからして、もっとドロドロした恋愛絡みの話もあるかと思いきや、意外に口当たりはライト。
よくよく考えてみれば、怪談に描き出される人間の営みというものは、須らく人間同士の関わりにあるものが殆どなのだから、取り立てて「愛」と言わずとも、自ずとそれも含まれているものなのかもしれない、なんて。
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2014-01-08
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今回のテーマは「愛」。
うすぐら~い印象になりますね、怪談のテーマが愛だと。そういう印象持つのは、愛っていうハッピーなイメージと同じぐらいに、どろどろした憎しみのイメージがあるからでしょうね。
そんな恋愛したことないですが。
全話通じて、過ぎたるは及ばざるが如し、っていうのが思い浮かびます。なんかもう、気持ち悪いさが酷い。
怪談って、怖さなんだけども、今回は気持ち悪さです。
そういうお話になるきっかけの心の動き自体は、理解できないものではなかったりするので、余計に。
行き過ぎた愛欲の気持ち悪さ。異性・同性・家族・他人問わず。
「犬小屋のこと」が一番怖く。
「ある姉妹」「隣のベッド」で人の心が怖くなる。
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感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201403/article_4.html
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辻村深月さん目当てで購入しました。涙と戦慄なしには読めない愛の怪談ということなのですが、期待したほどではないような・・・ もっとドロドロしたものかと思いましたが 意外とそうでもなかったです。
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「愛」をテーマにした怪談アンソロジー。もちろん甘ったるい愛ではなく、じわじわぞくぞくとくる愛ばっかりです。切ない愛もあるかな?
お気に入りは黒史郎「生霊志望」。なんだか現代ではかなりありえそうなシチュエーションが恐ろしく。ラストの一文ももやもや感がたまらず、不安の極致に追いやられてた印象です。
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やっぱり生霊の話が一番怖いな。今回はまさかの高野秀行さんが寄稿されていたので、私にとっては二度おいしい本でした。
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辻村深月さんの話は怪談だけど、ちょっとホッとする。
香月日輪さん、初めて読んだ。人間がこわい。
加門七海さん、福澤さんはさすがの貫禄。
高野秀行さんのタイのピーの話。数年前も映画になっていたが、ピーがどういうものかよくわからなかった。ちょっとわかった気がする。