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「宿」をテーマにした短編モノ4編。ミステリ・推理ものは、初めて読みました。
いつもとある書評で紹介されている本を読むことが多いのだけれど、そこで紹介されていなければ読むことはなかったかもしれないくらいミステリ・推理ものは読まないのです。
しかも短編モノとくると登場人物や物語の背景を深く緻密に描ききれないので、読み終えた後に、消化不良のようなすっきりしないことも多々あり避ける傾向にあるのです。
それで読んだ感想だけど、この作品は消化不良を起こすことなく比較的楽しく読むことができた。特に難しいトリックがあったり驚きの展開があるわけではないけど、現実離れしたこともないので安心?して読めます。
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「ホテル・ラフレシア」の最後が切ないけど、この中ではお気に入りのエピソード。
「201号室の災厄」は火村助教授ファンには待望のエピソードかもしれません。いつもとひと味違った感じですね。
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宿を舞台にしたミステリ短篇集。表題作「暗い宿」が一番好き。山奥で具合悪くなるアリスとか、最後に火村がさくさく解いていくからくりの全容もなかなか。「201号室の災厄」もかなり面白かったです。英語ペラペラな火村が見られます。
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雰囲気が好き、な作品群。
別に怖い話じゃないのに、深夜の狭いビジネスホテルで読んだらそこはかとなく怖かった。
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漫画化された作品を含む短編集。気に入っている1冊。「ホテルラフレシア」は、結末へ行くまでの過程がリゾートな雰囲気だったので物悲しさが際立っているなあと感じた作品。
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私とほぼ同世代の有栖川有栖の短篇集。
表題作のほか、「ホテル・ラフレシア」「異形の客」「201號室の災厄」を收めてゐる。
それぞれ趨きは異なるが、共通してゐるのは「宿」に宿泊してゐる最中の事件であるといふこと。
「暗い宿」は、なかなかに怖い。
「ホテル・ラフレシア」は哀しい。
「異形の客」。をいをい!見えすいてゐるぞ。
「201號室の災厄」。密室崩れだが、面白い。
N社のIさんが出張で大阪に來る時の新幹線の中で讀み了へたといつて私に下さつた。
これくらゐの輕いミステリが出張の車中ではちやうど良いのだらう。
2003年11月8日讀了
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火村先生の魅力が存分に表れているのはやっぱり「201号室の災厄」だと思うんだけど、わたしは表題作でもある「暗い宿」の羊羹の表現がものすごく好きだと思った。
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ミステリ短編集!宿を舞台にした殺人事件です。ホテルラフレシアは面白かったし火村先生のナイス格闘も読んでて燃えました。とにかくおすすめ
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本当に暗い宿でした。
決して読み終わっていい後味ではありません。この方のシリーズでは珍しいですよね。そういうものを集めた本なので、読み終わってテンション下がります。
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あまり好きではないかも。何だか「有栖川有栖」という感じがしない・・・私の勝手な印象だけれども。全体的に暗めな内容のせいもあるかもしれない。正に『暗い宿』。
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火村&アリスシリーズの宿をテーマにした短編集。私は「ホテル・ラフレシア」が気に入ってます。ラスト1ページの結末とリゾートホテルの対比が物悲しいかな。
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ラフレシアのホテルの話が好き。有栖川有栖の作品名って個人的に何となくピンとこないの多かったけど、この暗い宿は好きな響きです。
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噂の(!?)「火村・アリスシリーズ」、宿がらみの中篇が4編。ボロ宿から高級ホテルまで、さらに災難も各種取り揃えています。暗闇の物音、全身包帯男、そして…(自主規制)。癖のない文章は読みやすく、話のバリエーションの多さも魅力。しかも、読むほどにキャラクタの知られざる一面が…!(笑)謎解きは勿論ありますが、推理小説っぽさは控えめに、キャラクタの個性(と不運)が存分に発揮される話が満載。「201号室の災厄」はその極め付け。スリルが欲しい人に。
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初めて読んだ有栖川有栖の小説。
値段も丁度いいし、面白かった。
ただ「異形の客」に頭がついて来れなかったんだよなあ・・・きっとこう思うのは私だけです。
「201号室の災厄」は評価が高いそうですが、私も一番気に入りました。
火村先生が主役っぽかったからかな・・・笑
でも嘘の推理を頭の中で図に出来なくって火村先生の言ってることがよく分からなかったのも多分私だけです・・・
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火村&有栖川コンビの短編。
一つ一つ面白いことは面白いんですが・・・!ちょっと物足りなく感じるんですよねぇ・・・(苦笑)