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山本文緒さんの作品の中でいちばん好きで、いちばん読み込んでる一冊。
自分の中で物事の優先順位がわからなくなって立ち止まったときに読むとハッとする。
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約束を破ったり、借りた物を返し忘れたり、誰でも思い当たる軽犯罪。そんな罪にかき立てられる自分への不安、他人への不信。ヒトのいじらしさ、可愛らしさを鮮やかに浮き彫りにした、心洗われる物語。
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キセルやDVなどの日々そこら辺に散らばっている軽犯罪の短編集。
とにかく本当にリアル。
「私たちは純真でもなく、賢くもなく、善良でもないけれどできることを精一杯するだけ。ただ精一杯するだけ。」
という言葉が心に残っている。
少し暗い、闇のようなものがあるのだけれど、読んだ後残らない。
罪を犯さず生きるなんて難しい。
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急に、山本文緒の本を
コレクションしたくなって、
ネットの古本屋で
買い集め始めた。
で、これは、初めて読んだけど。
山本文緒にしては
今ひとつ。
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大罪ではないんだけど、誰もが犯してしまうかもしれない「罪」のエピソードを描いた短編集。
読んでいくうちに、自分の内面までも見透かされていくような、不思議な感覚に陥ります。
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法律で裁かれる、小さな罪。
本人の心の中に根付く、小さな罪。
「あるなあ」と思うこと、あるけど認めたくないので非難してしまうこと、したことはないけどきっといつかしてしまうだろうこと、
小さな罪。
自分にとっては、大きな意味をもつ罪。
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「罪」をテーマにした短編集。
小粒でピリリと辛い感じ。
重い罪から軽い罪まで・・・
やっぱ山本文緒の短編が好きだと再確認。
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「ブラック・ティー」「百年の恋」「寿」「ママ・ドント・クライ」
「少女趣味」「誘拐犯」「夏風邪」「ニワトリ」
「留守番電話」「水商売」
どこかひねくれてて、何か曲がってて好き。
文体も魅力的。夏風邪の仕打ちはヒドイ。その展開好きだけど。
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テーマは日常に起こりうる軽犯罪
見栄なのか、欲からなのか、愛のためなのかはきっとそれぞれだけど
たくさんのひとたちが抱えるちいさな闇をきりとった短編集
立派じゃない、胸をはれるような毎日じゃないかもしれない
でも、そゆこともあるよねってふっと笑ってしまいたくなる
「私たちは純真でもなく、賢くもなく、善良でもないけれど
できることを精一杯するだけ。ただ精一杯するだけ。」
このフレーズ、この本をあらわすのにぴったりだと思う
10篇ともさらっと読めて、どれも適度に面白い
一編えらぶとしたら、表題のブラック・ティーかな
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罪は日常生活において隣り合わせなんだなぁと思わされた。私だって罪を犯さない自信が100%あるわけじゃない。罪を犯す人が悪人で、犯さない人が善人でもないだろうし。境目ってなんだろう。あるのかな?
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ちょっとした罪や罪悪感がテーマの短編集。
自分の心の中にある、「悪い」自分に気づかされてはっとする。
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ちょっとした罪。小説の題材としてこれを使うとは。流石目の付け所が違いますね。
人間は完璧ではない、というのが良くわかる。それが悲しくも愛おしい。
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ズシン。ときた。世の中の不確かさを教えられたし、思い出した。
私には完璧を求める癖があり、自分にも他人にも厳しかった。
それを考え直したいと思っている矢先に出会った本です。
不確かさを認めながら生きれる広い大人になろうと思いました。
ちなみに…ニワトリには共感。
私のことかと思い、ドキっとしました。(笑)
お気に入りは、「百年の恋」「誘拐犯」「ニワトリ」。
ひさびさにさらっと読めた一冊です。
大切にしたい一冊と出会えました。
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ヤフオクで10円!
送料込みでも、そのへんの古本屋さんより安い!
多分、新品、ヨレもオレもシミもなく
ほのかにアロマの香りも放ち、大満足。
吉井和哉氏の「バッカ」http://www.youtube.com/watch?v=CxDTZLPxSDc
CD+DVD付新品が50円。
は~~~いい買い物したわ~~~
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「寿」と「夏風邪」が好き。身近なところで普通に起きそうな、何気ない日常に潜む胸の痛み。さすがにうまく描かれている。山本文緒らしい、佳作な短編集。