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ネガティブな発想に共感が持て、なかなかおもしろかった。「時差」と心の中で叫びつつ、周囲の人がきっかけであってもだんだんと「時差」が減り、自分の居場所を掴んで行く姿がいい読後感をもたらした。
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想像以上におもしろかった。それぞれの章がみじかいのがよかったのかな。枡野浩一さんはこの小説ひとつぶんをぎゅっとかためて、ひとつの短歌にしてしまえそう。
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枡野浩一の小説は初めて読んだけど、すごく面白かった。
ところどころに痛い表現が多くて自分のこととかぶっているところも多くて。
こころに残る作品だった。
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ショートソングが良かったので購入。
作詞ってやっぱこっ恥ずかしいですよね。この本を読んでますます作詞が嫌になりました(笑)
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とてもおもしろかった。
言葉だけが武器(まだその自覚もないようだが)の運動音痴の男の子の高校生活。著者が書いた高校生時の文章が出てきて、生まれた作品らしい。
私は好き。
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高校生主役の青春もの。
運動音痴で水泳部へ、大会にも出ることになった。
青春時代が味わえます。
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なかなかいい青春もの。
とても運動が苦手でネガティブな主人公にやるせなく読み進めていったのですが、終わり方がグッドエンドだったので救われました。
展開が急すぎて薄っぺらくなってる感は否めませんが、読みやすくあっさりと楽しめる小説としては満足できるものでした。
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近いうちに自殺しようなんて思ってる主人公だけど、ほんとは自殺なんかしないだろうなというのがわかる文体で書かれていて、おもしろい。自分の考えとは違った方向にどんどん進んでいって(いろんなことに巻き込まれていって)、ほんわかと今後に期待を持たせるラストになってるし、「いいなー、高校生」って感じ。
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運動音痴の主人公が自殺に悩む話。
自殺を「時差」としそれを叫ぶなどありえないし、だいたい自殺したいやつは「死にたい」というだろう。自殺!と叫ぶこと自体がおかしいのでは。その点がものすごく気持ち悪かったが、一つ一つの話が短く読みやすかった。
しかし、結局自殺の話はどこに行ってしまったのか。
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死にたい死にたい言っていた男子高校生が、友達の作った詞を元に文化祭でバントをやることになり奮闘する話……かと思ったら違かった。友達に詞を見せられたあとも話は淡々と進み、劇的な変化はない。やむなく水泳大会に出ることになったり、文化祭の手伝いをしなきゃいけなくなったりしたけど、本人の意識に変化はない。それでいて、将来やりたいことが見つかったり、クラスメイト女子に好かれたりする。
やっぱ、偶然なきっかけって大事だよね。「あれやろう!」って何かを追い求めるんじゃなくて、なんとなーく色々やってるうちに本当に大事なものが見えてくるってのが。
なかなかいい感じだったのに、作中の詞が筆者が以前にコンテストで賞をとった詞だと分かり、興醒めした。主人公が物語の中で「この歌詞は……、すごいよ……」と衝撃を受けたりする。自画自賛のにおいがした。
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私も体育の時間はほんといやだったなあ。他人より何十分の1秒早く走って何が楽しいのか、という主人公のぼやきに、まったくだよねー、と同感。
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自殺したいといいつつ、自殺しないんだろうなという感じ、高校生らしいなあ。主人公が自分の予想しない方向に転がされていく様が面白い。要所要所、クスリと笑えます。
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ちょっとネガティブな高校男子。でもちょこちょこ笑えるし、共感できる部分もあって全体的に爽やかな印象の小説。
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才能がどんどん開いてくうんちゃん。結局はいい思いをしちゃう。運動だって、勉強だってできないうんちゃんに共感してたのに。
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何かというと死にたくなる気弱な男子高校生が主人公でちょっとイライラ。でも読み終わったあと髪の毛が切りたくなり、前髪をばしばし切ってしまった。ちょっと切りすぎ(-"-)