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教科書的な統計学入門とは違って、おおまかに統計学の全体を教えてくれる。
具体的に言えば、統計学入門の教科書であれば全容を示すというよりも回帰分析なら回帰分析までとそこまでしかのっていない。それだと他にどんな手法があるのかということが分からない。例えば、コルモゴロフ・スミルノフ検定やウィルコクソンの順位和検定、など。おおまかにでもどんな手法の検定が他にあるのかわかっていたほうが、今自分は何の勉強をしているのか意識できるのでこれからの統計の勉強もしやすくなると思える。
読み物として面白いし、一気に読める。
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「相関がある」こと「因果関係がある」イコールではない!!
足し算が正規分布を生み出す。
検定:偶然といえる確率がどのくらい小さいか?
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同じような本は何冊か読んでいるが、具体的に統計手法の説明をしているのは面白かった。
ただその分ちょっと歯ごたえあるし、事例としては少ないかなあ。
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統計学をざっと概観してくれる本 p151のような手続きの流れみたいなのって結構知りたいことです。ふつうにやってるとこういう概観を見失って、木を見て森を見ずに陥ったりするのね 私w
この本で残念だったのは、せっかく概観を見たのにそこから一歩進むための本の紹介がほとんどなかったことくらいか。この著者のほかの著作では参考文献が結構紹介されていた気がしたのだが…気のせいだったらごめんなさい
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統計関連を伝える時、例え話の小ネタ探しに。
普段真剣に考えていない方も多いが、工学上重要な極値統計や、対数正規分布の話題はパクりたい。
どうして対数にすると正規分布なんだってよく質問されますが、
統計をツールとして使う技術者としては正規分布で精度良くモデリングできることが重要なんだけどな…。
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敷居の高い(と思われる)統計学をイラスト入りで、わかり易く解説してくれているブルーバックス。なんとか4章まではついて行きましたが、5章からだんだん怪しくなり、7章以降はグラフとイラストしか目に入りませんでした。イカン!
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タイトルはかつての名著「統計でウソをつく法」を彷彿とさせるが、ごくごく普通の入門書といった感じ。平均、分散、直線回帰といった基本的な話が前半部分で、ここはあまり面白くなかった。後半になるとベキ分布、極値統計など、興味深い話題も多い。・待ち行列理論一時間に平均三件の相談が入るサポートセンターで、相談員が一時間に処理できる件数が6件の場合、利用率=0.5平均待ち時間は((利用率^相談員数)/(1-利用率^相談員数))*平均相談時間になる。この例では相談員が二人になると待ち時間は1/3に、四人にすると1/15になる
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小難しい統計学を平易な例を用いて分かりやすく解説してくれています。また、統計学全体を手短に俯瞰させてくれる良書。別の書籍で個々の考え方を深堀したいと思います。
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思ったより専門的な内容まで解説しているので、身近な話題を題材にしているとはいえ、大変参考になった。
でも、血液型分布の回帰分析で長女役がカイ2乗値とP値の意味を即座に理解してたけど、設定を考えたら「理解早過ぎだろ!」って突っ込んでしまった(笑)
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身近な例と読みやすいスタイルで統計的思考を説明した超入門書です。
ただ、内容は、統計学に登場する基本的な概念・理論とその使い方にフォーカスしているので、その間にある「どうしてそうなの?」という疑問までは払拭されませんでした。これは、私の数学的基本知識の圧倒的な不足が要因のひとつではあります。
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統計学について身近な事例を踏まえながら紹介していく入門書。
標準偏差やP値、カイ二乗検定という基本的な部分を数式を使わずに分かりやすく教えてくれる。
ブラックショールズモデルについても軽く触れられている章があり、ここ数年の疑問が少し晴れた気分だ。次は統計学入門のマンガ版でも借りてみようか。
統計学に少し興味あるけど、学問としてより実生活にどう関わっているのかを知りたい方にはおすすめ。
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統計手法について簡単な事例を交えながら解説している入門書。「大ざっぱにつかんだ方がうまくいく」というフレーズには目からうろこが落ちた。「発展途上の学問」であることもしってびっくり。学校の授業で知る統計とは違う印象。まずは身近な数字を元に調べることからはじめものにしていこう、と思った。
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章の始めに会話を入れてから、詳細を論じるという流れはよかった。ただわかりやすさを貫くのであれば、もっと直感的に理解できる書き方ができないのか、と感じた。
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統計の基礎がよくわかる。大学の教養で松原統計をとったはずだが,よく覚えてない…。その後もあまり使うことなく今に至るが,データを沢山扱う研究者には常識なんだろうな。理系文系問わず。
各章が,軽~い会話形式の導入部と解説部からなっていて,大変とっつきやすい。平均・メジアン・正規分布・標準偏差・分散・相関・二項分布・検定・帰無仮説・ポアソン分布・対数正規分布・べき分布などもりだくさん。数式は出てこない。統計分析ソフトがあるのでそれほど要らないらしい。
最近の地震の話題で,ポアソン分布についての議論をTLで見かけたが,その性質がよくわかった。将来地震が起こる確率について,竹中平蔵氏が出した計算結果を批判すべく,ポアソン分布を仮定して論じていた論客がいたようだが,これは間違いだそうだ。ポアソン分布とは,互いに独立した複数の事象が起こる場合に,一定の期間内に起きる回数が従う分布。大地震は,一度起きるとエネルギーが解放されてまた蓄積されていくので,独立事象にならないようです。
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各章の冒頭は親子の会話はくだけていてとてもとっつきやすいが、その後の説明は決してやさしくはない。「ウソを見破る」というより普通の統計学入門の本ですよ。「統計学にはこういう物があるのだな」とざっくり読むにはいいけれど、本格的に統計学を学ぶには物足りないしどう読むかによって評価が別れると思います。