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死相学探偵シリーズ4作目。
2、3作目はミステリ要素が強めだったが、今回はホラー要素が強め。このシリーズはこれぐらいのバランスの方が良いような気がするなぁ。
『呪い』についてのトリックにはやや強引さを感じた……というか、オヤジギャグみたいな理由で思わず笑ってしまったw
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前作の六蠱もミッシングリンクがテーマでしたが、今作はより繋がりの見出せない被害者候補達の関連性を探ることがテーマとなっています。ーー『何故、同じ体験をした2人の女性のうち、1人だけが被害者に選ばれたのか?』
依頼を受けて調査を進めていた弦矢探偵は、ひょんなことから警察と協力することになります。
その上、半年前に起こった連続殺傷事件の関係者たちを全員死相が出ていないかを確認するのですが、今作で初めて、『人の死相が見える』というチートな能力に限界があることが描かれています。大人数を死視すると、三日間も寝込んでしまうのね…。まあ、目を覚ますとかわい子ちゃんに看病されてるシチュエーションは中々の胸熱展開ですが(笑)。
事件とは関係のない死相が見えた人には何もできない、という彼を孤独たらしめていた葛藤に対し、なんだかんだでスッカリ探偵と仲良しな曲矢刑事が、べらんめえ口調で愛のある説教をしてくれたのも良かったですね〜曲矢刑事好きだわ〜(笑)。
あと、弦矢探偵の能力に初登場から揺るがぬ信頼を寄せてくれてる新垣警部も好き〜(笑)。この人が黒幕だったら面白いな( ^ω^ )
通常の推理小説なら死んでる(『アナザーなら死んでる』みたいだな…(笑))人々を、死相を見ることで救い、恐ろしい死の秘術を完成させず食い止める。こんなありがたい名探偵は、なかなかいないんじゃないですかね(笑)。
しかし、ここまで後味の悪い結末はシリーズ中でも珍しいなあ(T_T)つ…辛い…
残忍な連続殺傷事件が起きた館にやってきた四人の男女。そこで奇怪な体験をした彼等は、やがて繋がりの見えない連続殺人へ関わっていくことになるが…。
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安定してるシリーズですね。
ホラー的な雰囲気や事件の超常現象が起こり、その解釈を巡りミステリとして二転三転するのはいい。
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死相が見える主人公が、依頼人の死を回避するために死因を推理していくホラーミステリシリーズの第四作目。
いつもながら超常的な要素にミステリ的解釈を絡めていくのがうまいです。真相解明はこれまでのシリーズの中でも、意外性も見せ方も一番ではないかと。
今回は原因が呪術とほぼわかっているため、死相が出ている人々の関係性を探ることが中心になりミステリ要素が強めですね。この傾向は、物語の性質上仕方がないとは思うのですが、ホラー小説としては少し残念。
主人公の成長と、新キャラ追加、そして敵役が表に出てくることで、話が盛り上がってきてますので、ホラー性はますます薄れそうかなぁと心配しつつ続きに期待してます。
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死相学探偵シリーズ。やっぱり萌えるぞ僕にゃん……そしてこんな特技があっただなんて! なんとも素晴らしい化け猫(笑)です。
今回の事件もいかにもホラー仕立て。だけど被害者をつなぐミッシングリンクなど、ミステリ要素もしっかり健在。第一の事件と第二の事件、それぞれに恐ろしさはあるのだけれど。やはり明らかになった真相のあの部分の方があまりに酷い……。
俊一郎の死相学探偵としての「限界」や、黒術師との因縁などなど、まだまだ気になる要素が盛りだくさんです。続編が気になるなあ。
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黒術師が少しずつ登場してきています。
いずれ対決しそうな予感です。
最後の謎解きの場面が、相変わらず良いです。
古典的な探偵小説に対するこだわりもあるのでしょうが、最後の関係者を集めての謎ときには、必然性も用意されています。
見事です。
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残り頁がこれしか無いのに解決するのか⁈と不安になる。前巻の話題がちょいちょい出てくるので、読みなおし中
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半年前に無差別殺人事件が起こった館。その館にかけられた呪術により再び連続殺人事件が?! 無関係だと思われる女性がなぜ今回ターゲットになったのか、というミッシングリンクを追求していくのが今回のキモ。
そしてまさかのあの刑事さんにかわいい妹が(笑)
主人公が能力故の苦悩と、それを一つ超えて成長するところと、シリーズの黒幕との因縁。そして僕にゃんかわいいよ、僕にゃん。
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呪術に関する『キーワード』がわりと早い段階でわかってしまった…なかなか気づかない弦矢くんにヤキモキしながらも楽しんで読めました(笑)
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<恐怖の表現>と題される猟奇的怪奇的なパーティーでの無差別連続殺人事件のあった<無辺館>に肝試しに入った4人のうち一人だけに死相が現れる。
無差別連続殺人事件の関係者にも死相が認められ、第二の連続殺人の被害者候補の死を回避させられるか…。
猫の僕にゃん大活躍!
曲矢の妹・亜弓登場
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異色な設定で面白かった。
俊一郎がやっと人間らしくなってきて微笑ましいが、おかげで人に絡むから話が進まない……笑
おばあちゃんとの話もっと短くしてくれれば……。
僕にゃんも不思議な感じだけれど何か秘密があるのだろうか……
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いやいやい、そらねーだろって。
本シリーズ最悪の出来で、不完全燃焼間違い無し。
言いたいことが山ほどある。
4/5あたりで、謎解きも始まってないし
このペースで終わるの?もしかして続きになるの?
と思ったら、なにこの強引な終わり方。
五骨の刃は出てきただけだし、
犯人もなんでこの人??
最後の被害者共通項のネタバレなんぞ
昔懐かし小学館の小学3年生の推理モンに出るくらいの
目玉ドゴー間違い無し。まじで腰抜けた。
脱力感に襲われたい人は必読です。
...このシリーズすげー面白いはずなんだけどなー。
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死相学探偵4巻目。
恐怖をテーマにした芸術展での凄惨な殺人事件と、その参加者へのじわじわと追い詰めるような呪いの二重仕掛けで展開も早く、楽しい。
前者は物理攻撃だが、後者は完全に呪殺であるためハウダニットはあまり考えなくて良さそう。
後者の呪いによる「死相」が見えている人が多く、死相が見えている人たちのミッシング・リンクを探すホワイダニットがメインの謎になっている。
主人公俊一郎もだいぶ成長し、接客がスムーズになってきているし、曲矢警部の妹も登場し、主人公を取り巻く人間関係も増えて物語が進んで来ているのを感じる。
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これも一気読みだったな。
シリーズの巻を追うごとに出てくる謎や伏線は、きっと最後の方に回収されるだろうからあまり間を空けずに読み切りたい。
こちらは犯人がまったくわからなかった。
登場人物達のその後の話とかいつか書いてくれないかな〜