投稿元:
レビューを見る
家族は、やはり家族なんだな、と強く思った。そしてそう思える自分は幸せだ、きっと。
他人と他人が一緒になってひとつの家族になる。いろんなことが次々起こって。愛し合ったり憎しみ合ったり。離れたりまたくっついたり。
それでも、やはり家族は家族なんだ。ずっと家族でいたいと思える家族でありたい
投稿元:
レビューを見る
殺伐とした家族という印象。家族全員の歩む場所がバラバラ。中川さんがすごく好きなタイプ(フェティシズムはちょっとアレだが…)で物腰の柔らかさなどがたまらない。なぜか、最近読む作品は高確率でBLや腐女子を取り上げるものが多く、自分の黒歴史や恥部をえぐられるような感覚に苛まれる。母親が破天荒過ぎる気もするが祖母と佐藤くん以外はぶっ飛んでいる気もしなくはない。
投稿元:
レビューを見る
人間は、誰も傷つけずに生きていけるほど、強くも優しくもない。みんな悪くて、みんなダメ。だけど、そこまで捨てた物じゃない。不遇な生い立ちを抱える4人が織りなす、家族再生の物語。
投稿元:
レビューを見る
中川さんの性癖にはちょっと引きましたが、面白かったです。
万千子さんみたいな人は嫌いなのに、なぜか憎めない。
第6話でホロリときました。
投稿元:
レビューを見る
どこにでもありそうな家族
バラバラな家族
それぞれがそれぞれの想いを抱えて
伝えることが下手で空回りを続ける
すっと読めてすっと心に入ってきた
《 そらした目 不器用家族 また見つめ 》
投稿元:
レビューを見る
バラバラな家族 一人ひとりを主人公に
再生していく連作短編集。
初めの章が 異様で 読み進めるのを
ちょっとためらいましたが
だんだん引き込まれて あっという間に
読み終えていました。最後の章で スカッとしました。
投稿元:
レビューを見る
誰も集うことがないのに広いおしゃれなリビングを持つ和久井家。
商社勤めの父親は部下と不倫。
美人の母親は夫に幻滅してキャバクラでバイト。家事を放棄し、自分似の長女だけを溺愛。というか過干渉。
長女は母親に束縛されて人とのコミュニケーションが下手。腐女子。
次女は美人に生まれなかった自分が嫌い。愛情に飢えている―
こんな感じのバラバラ家族。母親の毒親っぷりがすごいなと読み進めていくと、徐々に家族それぞれへの印象が変わってきました。
みんな寂しくて家族を愛したいし愛されたいんだなと。
でも、その思いが強すぎて空まわりだったりタイミングが合わなかったり、とにかくうまく伝わってない。
でも、おばあちゃんと佐藤くんという存在がうまく潤滑油になってくれてる。
決定的なのは、もちろん終盤のあの件だけど。
「家族なんだからいいじゃん」という甘えや残酷な遠慮のなさが家族を壊すけど、家族だからこそ「今更?」な状態からでも再生することもできるんだな。
本筋とはちょっと逸れるけど、古き良き日本や伝統芸能や丁寧な暮らしといったものが好きな私は、おばあちゃんと佐藤くんの章がすごく良かった。
投稿元:
レビューを見る
書き出しがいきなり「ぱんつ」!そういうエロエロな本なの?・・・あ、最初の方だけか。ふぅひと安心。
家族の絆を再生させるためには、何かきっかけが必要だったのかもね、この家族。それが母の病・・・ちょっとショック大きすぎるね。でも吹き抜けの素敵なリビングにようやく家族が集まるようになったのね。
純和風な暮らしぶりの祖母の章と落語家見習いとしての修行生活を送っている紗良のBF佐藤の章がよかった。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに泣けた本。初めの章はテンポよくコミカルなお話だったけど、最後の』永遠の愛を誓った日』がよかった。
投稿元:
レビューを見る
家族のそれぞれの物語、中川紳一郎きもっ。最後には家族がひとつになって、ホッと出来ました。「やり直せるかな」「頑張んなさい」それでもどうかこの手だけは、ずっと離さずに住みますように。
投稿元:
レビューを見る
『ぱんつ、譲ってくれませんか。』
家族の良い話かと思っていたら、いきなりこんな文面から始まった!!
和久井家のメンバーで視点を変えながらの短編集。
個性が強かったりで、分かり合えない家族はうまくまとまれずにいたけれど、あるきっかけから力を合わせて一緒に頑張ろう!と再生していく。
冒頭のヘンタイの話から、最後は泣けるなんて思っていなかった。
『それでもどうかこの手だけは、ずっと離さずにすみますように。』って、パパ!頑張れ!!
投稿元:
レビューを見る
和久井徳雄・万千子夫妻、娘の沙良と杏奈.万千子の母の元芸者のおばあちゃんが織りなす物語だが、冒頭の中川の話は意表をついた感じ.徳雄と万千子の出会いやおばあちゃんの若い時代の話し、さらに沙良と付き合い始めた落語家志望の佐藤くんの存在が絡んで、面白い話しが展開する.万千子の乳がんが判明した後の、最後の豆まきの場面は少しジンとくる.
投稿元:
レビューを見る
最初の話から、こういう構成を考えていたのだろうか?
この話だけ、少しばかりトーンが違っている感じがする。
投稿元:
レビューを見る
まっき~♪さんの
死者はでてこないけど「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」に雰囲気が似ているような…。
のレビューにひかれて読んでみました。
4人家族と祖母、それぞれの視点から描かれる短編連作。
祖母と、長女のBFが良かった。
投稿元:
レビューを見る
author addicted the beautiful. people no have only beautiful.