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競争の戦略とともに、学生時分に読んでおけばよかったな、と思う本。組織に属して新しいものを作りたいと思ってる人は読むべき。
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暗黙知と形式知の循環によるナレッジマネジメントの仕組みを説いた本。http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link77-4.html
詳細はココが一番わかりやすい。
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学生時代にはまった。
組織的に知識を創造しましょう。暗黙知を形式知化する。サイクルを回しましょう。
いわゆる「みんな力」をどう理解しているかによるんだけど、今となっては。。。
空気を読む事が重視される「そうだよね社会」でうまくいくの?質が薄められるんじゃない?
ウィキペディアみたいな答えがほぼ決まっていることに
関しては「みんな力」はうまく働くんだろうけど、知識を
創造する場合にはうまくハマらないんじゃないかと思う。
予算や時間、人の制約とも戦いつつ、組織的に知識を創造するのは大変なことだ。
創造性の神は個人に宿るのか、それとも・・・。
色々と考えさせられた。
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イノベーション(知識創造)において、言葉や数字でとらえられる「形式知」と形式知化がしにくい「暗黙知」を相補的に利用する日本企業の特徴を論じ、世界的に注目を集めた両氏の代表作。 (朝日新聞 2009/3/18より)
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知識の創造に焦点をあてた企業経営の本。約20年前の出版なので内容は少し古いが、考え方は今も押さえておくべき基本的な教科書。
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暗黙知を形式知にするか、その事例、その後の組織での共有。
古い本。
最初は倫理の教科書に出てくるような話。
さすがは知識の本。著者の知識量の半端なさがまず披露される。
専門用語が多いので正直めんどくさい。
だが知識の流れと経営などにここまで触れていることは現代でもまあたらしい。
日本軍の敗北を考察した「失敗の本質」につながる部分もある。
システムに固執すること、転換をあやまること。
ていうか日本人が書いたのに分量が多いと思ったら元々英語で出版されたものだったのか・・・。
これくらいかける日本人になりたいものである。
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知識は、暗黙知と形式知に分かれる。知識の蓄積、創造は、個人の役割。それを促進するのが、組織の役割。暗黙知と形式知は、共同、表出、内面、連結と四つの知識変換を行う。
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暗黙知から形式知へ、個人から組織へというスパイラルが組織的知識創造の鍵。このスパイラルを産むためのミドルアップダウンマネジメントであったりハイパーテキスト型組織といったような組織論と、それを実践してイノベーションを起こした企業の例がのっている。読む人のポジションによって理解度は大きく異なる。
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”日本が誇るもの、それは知識”
卒論文献として何回も読み返した。そして、これからも大切にしたい本。
まだまだ深く読めていないところもあるから、どんどん深めていきたい本でもある。
日本の経営理論の中で、日本発経営学書として世界と橋渡しができた類い希なる一冊。 もう十数年前の作品であるのに、考え方は色褪せないと思っている。
(事例は古いのは仕方ないことではあるが。。。)
「日本企業はなぜ世界とも戦えるほど競争力をつけれるようになったのだろうか?」という問いから始まる。(1996年に出版)
それは、日本企業は日本型のイノベーションを形成しているからということであるとのこと。筆者は提唱したのが、知識創造理論である。
知識を語る上では、哲学分野にも大きく踏み込まなくてはいけない。プラトンやアリストテレス、デカルト、ロックなど様々な思想がまさにそれである。
本理論は知識が大事であるかということを説いたわけではなく、いかに、知識を活用し競争優位性を築くかが鍵となっている。
そして、知識には2種類があり言葉にできない知識である「暗黙知」、文面などで伝えることができる「形式知」が存在する。
それをうまく暗黙知を形式知、形式知を暗黙知へと回転させ、スパイラル化し、知識を創造することができるということ。 それを実例を踏まえた上で、論じられていく。
知識創造理論はここから始まった。
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社会人一年目の時に先輩に勧められた本。
昨日、「言語を介さないコミュニケーションってあるんだなー」みたいな話が出てきたので思い出して流し読んだ。
野中氏の定義だと、「知識」には暗黙知と形式知があり、前者は言語化が難しい、後者は言語化が容易な知識である。
言語化が難しい知識とは、例えばコツとかカンとか。
バッティングの方法を言葉で覚えても、実際に打てるようになるわけではないとか、そんな感じ。
「暗黙知を暗黙知のまま」伝える/受け取ることを「共同化」
「暗黙知を形式知化して」伝える/受け取ることを「表出化」
「形式知を形式知のまま」伝える/受け取ることを「連結化」
「形式知を暗黙知化して」伝える/受け取ることを「内面化」
とそれぞれ定義しており、ナレッジマネジメントは形式知化に焦点があたりがちだが
本来言語化できないことを無理に言語化することで正しく伝わらなかったり
何もかもを言語化すると情報量が膨大になってしまうなどデメリットもある。
そこで暗黙知に焦点を充てて云々するといいよねみたいな話。
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「知識創造企業」についてのノート(137件目):
新しい経済においては、知識は単に伝統的生産要素としての動労、資本、土地と並ぶもう1つの資源というより、ただ1つの意味ある資源であると論じており、知識が唯一の資源であるということが新しい社会の特徴だというのである。『ポスト資本主義社会』(ドラッカ,1993) (6ページ) http://booklook.jp/note/3762/
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「知識創造企業」についてのノート(138件目):
言葉や数字で表現される知識は氷山の一角。知識は、基本的には目に見えにくく、表現しがた、暗黙的なもの。暗黙知は、非常に個人的なもので形式化しにくいので、他人に伝達して共有することは難しい。 (8ページ) http://booklook.jp/note/3763/
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「知識創造企業」についてのノート(139件目):
SECIモデル。 (93ページ) http://booklook.jp/note/3764/
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暗黙知を形式知に、開発現場、製造現場では、暗黙知がいっぱいある。これを形式知化できればよいわけである。少子高齢化が進むなか、製造現場では、技術伝承の問題・・・SECIの理解と活用が必要である。
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組織における知識創造の一般理論を構築した良書
知識には『形式知』と『暗黙知』があり『知識変換モード』は以下の4つ
1.暗黙知→暗黙知=共同化(共体験による経験の共有)
2.暗黙知→形式知=表出化(対話による共同思考)
3.形式知→形式知=連結化(ナレッジDB・学校教育)
4.形式知→暗黙知=内面化(メンタルモデル・ノウハウ)
これらの知識変換モードを通じて「組織的に」増幅され、「個人→グループ→組織→組織間」で形になることを『知識スパイラル』と呼ぶ。
組織改革とかリーダーシップ云々よりも本質的には新しい知識(ビジョン・カルチャー)が上記経路を通って各個人メンタルモデルを変革して、それが組織に相互作用が拡大していくことのような気がしてきた……難しいな。
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本の厚みの割には、内容は無い。
要は、しっかりとしたリーダーさえいれば、物事は成功する、という話。
実例も沢山載っているけど、メーカーに偏りすぎていて面白くは無い。
(同じような話しの繰り返しになるので。)
日本はもの作りしか創造的なことが出来ないから、事例が偏るのか?
出来れば、それ以外の業界の実例もしっかり載せて欲しかった。
http://uchidashin1.blog117.fc2.com/blog-entry-54.html
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今さらながらの野中郁次郎、だけど今だからこその野中郁次郎でした。知っているつもりで積読で放置していたのを解消しました。いつもロナウジーニュやメッシ、そしてネイマールと優れた個を常に迎えつつ、でもチームとして一貫したサッカーに磨きをかけていて、しかもそれが個人の存在感をさらに光らせているバルサこそが組織の理想形か?と憧れているのですが、日本の会社もバルサになりうる、というかもはやバルサになっている組織もあるかも、と希望を持ちました。年末の青色ダイオードのノーベル賞受賞により、イノベーションにおける「個」VS「組織」というテーマにもまた注目が集まっていますが、単純にアメリカ型になるだけではない我々のブレイクスルーを創造するための背骨になりうる本だと思います。