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物事を随分面白おかしく語る人だな、というのが第一印象だった。ロスアラモスで原爆の開発に関わったときの話なんかも読めて、面白いですよ。
個人的に印象に残っているのは、彼が生物学の講座にもぐりこむところ。猫の体の構造をつぶさに述べていくと、生物学専攻の学生たちは笑う。「そんなこと、知っているよ」と。それに対して彼は思うのだった。「なるほど、道理で4年間も生物学をやってきた君たちに僕がさっさと追いつけるはずだよ。」解剖図を15分も見れば分かることを、いちいち暗記なんてしているから、時間がいくらあっても足りないのだ、と。
さて、僕らが努力をする、一つのことに専心するその時、その分野のコアから外れた部分に一生懸命になっていることはないか?そんな悠長なことをしてる間に、頭のいいやつというのは、コアをポンと掴んでしまうのだ。そして、枝葉に時間を割いた「努力家」と肩を並べてくる・・・。
まったく、恐ろしいことだ。
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ノーベル物理学賞を受賞した事もある理論物理学者、ファインマン教授の面白エピソード。好奇心 + その答えを求める飽くなき探究心が凄い。2007/10/04
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物理学の教授の飽くなき探究心と、少年のような好奇心によって展開される。
全体を通して、なんだかかわいらしい物理学者ファインマンに出会える作品。
吹き出してしまったりするところや、少し感動するところなど、物理学の知識が全然ないわたしでも楽しめた。
というよりむしろ物理学についてはほとんど書いていない。
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とても面白かった!
ファインマンさんとはノーベル物理学賞をとったひと。
個性的で好奇心旺盛の素晴らしい人物というのがとても伺えた。
ただの好奇心旺盛の人というわけではなく、
科学に 社会的良心をもて、 という最も重要ではないかと思われることを信念としている。
私は実際こういう人に憧れます。
自分の好きなことをどんどんみつけて、そのたびに一生懸命努力できる、
というかのめりこめる才能。
この本は本当おすすめです。
Aug,2008
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とても面白い。翻訳がくだけていて読みやすかった。科学的な内容が少なく、ファインマンさんのおもしろエピソードが最高だった。ファインマンさんが好きなる一冊。
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最高の1冊。
小さいころはいつも何かに夢中だった。
夢もやりたいこともたくさんあって
毎日が発見だらけ。
そんな気持ちを思い出します。
科学者っていいなあ・・・。
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ノーベル賞学者ファインマン博士の自伝なのだが・・・
ここ最近読んだ中で文句無しの最高傑作!と声を大にして言いたい。
子供の頃から長じてまで常に好奇心を失わず、
未知なる事を追究する為なら権威なども何者とも思わない。
読んでいると目を輝かせながら新しいことにチャレンジする博士と
それに振り回される周囲とが眼前に浮かんでくるようである。
こんな痛快な人物が実在していたとは、下手なフィクションなど
太刀打ちできよう筈も無い。
理系文系関わらず読んでほしい本。
上下巻
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ファインマンの自伝
氏が楽しい人だということや、
当時の様子が克明にわかるのは面白い
ただまぁ、全体に漂うアメリカンな感じがニガテ
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楽しい、素直、元気がでる。借りてきた本やけど自分用に持っておきたい。また買おう。久々の大ヒットやなぁ〜 他人にオススメするベスト3の中に入れておこう。動物のような勘と素早さ?を持った人やなぁと思う。下巻が楽しみ。
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2009.5.28
おもしろかったです。
物理学者の自伝なんだけど、たくさんのエピソードがすごくいい。
こういう人の講義を聴いてみたかったなぁ〜
(もちろん、レベルは違いすぎるけれど、おもしろそう)
下巻も読もう!!
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なんで物理学者は面白いんだか。
寺田寅彦とかね。
いつだって好奇心いっぱいなファインマンさん。
彼の好奇心と探究心に、自分の周りにも楽しいものはいっぱいあるかもとおもってしまう。
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好奇心の鬼のような人だ。やっぱり事を為す人(ファインマンさんはノーベル賞受賞の物理学者)は子供時代から違う。
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8/16読了
「僕たちは『できるけどやらないだけのことさ』といつも自分に言い聞かせてきているわけだが、これは『できない』というのを別なことばで言っているだけのことなのだ」(p104)
「僕はすばしっこく気のがまわるような人間ではない。僕の反応は直感的で、まず第一にぱっと頭に浮かんできたことをそのまま言ってしまうのだ。」(p301)
「自分は自分以外の何者でもない。他の連中が僕をすばらしいと考えて金をくれようとしたって、それは向こうの不運というものだ。」(p308)
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マイミクのしばちゃんと話していたときに、どういう流れか今までの人生で影響を受けた本、という話になって、僕は『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を挙げました。
この本の面白さは、僕がへたな書評を書くよりも、Amazon の書評を読んでもらった方が良いと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%94%E5%86%97%E8%AB%87%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%81%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%95%E3%82%93%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89-P-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4006030053/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1249222393&sr=1-1
ファインマンさんは、ノーベル物理学賞を受賞したすばらしい物理学者ですけど、これは偉人伝ではありません。ファインマンという好奇心あふれる男が、自分が本当に面白いと思うことを書いた本。僕が読んだのはもう15年以上前ですけど、いまでもその中に書いてあった、金庫破り、雨の視界、そろばん、、、いろいろのエピソードをはっきりと覚えています。もしこれを書いた人が無名だったとしても、この本の面白さは変わりないだろうし、この面白さゆえにノーベル賞を得たのでしょう。
アマゾンの西洋史、物理、岩波現代文庫のランキングで1位。この本は本当に1位に値すると思うし、いろいろな人に読んでほしい本です。
特に、中学生、高校生にとっては、この本の向こうに広がる学問の世界が、とても魅力的に写ると思います。かくいう僕も、この本を読んで物理の面白さを知り、大学は物理科に進むことを決めました。大学に入った後は、物理よりも面白いことがいろいろあったので、あんまり勉強しなかったのですが。
年頃のお子さんが近くにいたら、ぜひ薦めてみてください。僕も、いま小学生の姉の子供がもう少し大きくなったら、この本をプレゼントしようと思ってます。
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21/9/14 80
諸君に第一に気をつけて欲しいのは、決して自分で自分を欺かぬと言うことです。己というものは一番だましやすいものですから、くれぐれも気をつけていただきたい。