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筒井の代表作としてフランスでは絶賛された。「構造主義に関する」講義部分が最高!下世話な最高学府での「出来事」が秀逸なのはいうまでもない。一番良いのは初めのversionで注の付け方が80年代してます。これは文庫版なのでその点はイマイチ。
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レポート書くために読んだが案の定ハマった。ここで使う単語ではないが、必死で唯野教授に萌へた。勝手にビジュアルを作って悦に入ってしまったよ。これ読んで文学部で良かったと思うのと同時に俺文学部でやってけんのかなとか思った。ともかく全国の文学部生は読むべき。大学の内情もおまけに知れます。
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大学を舞台に繰り広げられる軽快でドタバタな日常と、唯野教授による文学理論講義を1冊で楽しめてしまう秀作!文学理論の方は半分以上わからない専門用語だらけだったけど気にならない位理解(完璧ではないが)しやすく且面白い。『子供っぽさを楽しめる』人なら眠くても目を閉じられないし頁をめくる手が止まらない。筈。このアグレッシブ具合がたまりません。しかし、心配になる位エイズ差別が満載でしたが当時は大丈夫だったのかな?
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大学というアカデミズムな場に生きる人々の裏事情と現象論、構造主義など現代思想の重要キーワードが唯野教授の饒舌な語り口から面白おかしく語られてます。
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これは究極のパロディか,抱腹絶倒のメタフィクションか! 大学に内緒で小説を発表している唯野先生は,グロテスクな日常を乗り切りながら,講義では印象批評からポスト構造主義まで壮観な文学理論を展開して行くのであったが….「大学」と「文学」という2つの制度=権力と渡り合った,爆笑と驚愕のスーパー話題騒然小説.
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これを演劇にしたら面白いだろうなぁ、ってテンポで読むと楽しめる。本当にこんな先生いたら、勉強楽しいやろなぁ。
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冴えない教授が自己保身と知的探求心の狭間でもがき足掻く姿をユーモラスに描く。
筒井先生のいいところの出汁が効いてる珠玉の一冊。
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大学内の権力構造などを面白おかしく解説しつつ、現代文学理論についてもパロディを用いた解説がなされてて、文学ヲタにはたまらない一冊だろう。
でも僕には文学にあまり詳しくないという要因もあるだろうけれどよくわかんなかったし面白くなかった。残念。
もっと読書してここに書かれていた内容をちゃんと理解できるようになったら、再読したいと思う。
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初めての筒井康隆がこの作品って、かなり奇特な感じもしますが…この作品は本当におすすめです。想像を絶する文系研究者のお家事情や、主人公の唯野教授による文学批評のレクチャーは、蚊帳の外・ずぶの素人の私を惹きつけてやみません。面白いなあ。さらっと書いてあるけれど、これはものすごく勉強になります。大学で文学を学ぶことに憧れている人にも、とっても楽しめると思います。
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ちょうど、大学で近代文学のお勉強をしてるんですよ。授業で、あー、何か聞いたことあるって思うのは、唯野先生の講義で聞いていたのですね。正直、普通に読書をしただけでは、講義部分は理解できません。ただ、教授たちのドタバタ感はとても面白かった。今でも、こんなことやってるのかなぁと思うと、大学の授業も今までと違う面白みが感じられる。今度、読むときは唯野教授の講義に負けないようにしたい。
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ステキな友達にオススメしてもらって読んでみました。
そんな私は文学部じゃないけど文学専攻。
唯野教授の講義、面白かったです!
「文学の批評なんてやり方しらねえやい」なんて四苦八苦してましたが、文学を学問するてのはこういうことなのね。ほー。今まで雲をつかむような曖昧さに悩んでたけど、ひとつヒントをもらったかのよう。
図書館の本だけど、買おうと思います。
講義以外の小説の部分は、筒井康隆の小説があんまり好みじゃないので(戯曲スタアのトラウマ笑)サラーっと読みました。
大学内もドロドロなのね。
せんせい達は自分の研究のためだけ切磋琢磨してほしいよ!
(無理だね・・・)
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んめっっっちゃくちゃおもしろかった。筒井氏最高。下手な授業受けたり「フッサール入門」とか「はじめての構造主義」とか読んだりするより、唯野教授の授業聞く(読む)ほうがよっぽどわかるよ。そして言うまでもなくメインストーリーがおもしろくてジョークが超イカス。
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とてもおもしろかったが、大学教授たちの描き方がひどすぎる気もした。今は、さすがにあんな教授たちはいないと思うが(自分の経験もふまえて)、かつてはあんなのがはびこってた時代があったのだろうか。あと、エイズの描かれ方もちょっと気になった。
文芸評論の講義の部分は、講義の臨場感があり、内容もとてもわかりやすくてすばらしい。
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大学の研究室に身を置いた経験のある方なら多少なりともニヤリとさせられる作品。
理工学部の現場はそこまでドロドロしていないかもしれませんが、教授人事となると…はてさて。
もっともらしく講義をしていながら突如として主観が入りまくるシーンも微笑ましい。
作中で散々苦労はされたとはいえ、私は言いたい。この果報者め!
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当時わからないなりに楽しんで読みました。文学理論って難しいんですね。(と書くと唯野教授に怒られそうな気が。)