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「働かなければ何者にもなれない」
「ファッションとはいまここを表現するもの」
「新しい時代に向けて働いている」
男性社会で自立し、男性優位のファッションから女性を解放したシャネルの仕事観、原体験の呪縛、生き様、激動の時代。
#シャネル革命の秘密 #2回目 #読書記録
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シャネルの創業者であるガブリエル・シャネルの伝記。かなり細かく調べてあり、同世代の芸術家や貴族たちとの交流、ビジネスの軌跡が興味深い。ガブリエルは今で言うキャリアウーマンやキラキラ女子の先駆けであったことは驚きだったが、不幸な境遇と栄光との間で葛藤を続ける強く哀しい女性でもあり、その辺の描写は特に読み応えがあった。ストラヴィンスキーを始めとして、歴代の恋人が皆20世紀を代表する芸術家だらけなのも面白い。シャネル好きもそうでない人も彼女の破天荒な人生から学べることは多いのではないか。
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【女性のファッションを自由にしたシャネル】
この本は高級ブランド・シャネルの創業者ガブリエル・シャネルの伝記です。500ページ近くある大作で、読み終えるのに時間がかかりました。
シャネルは貧しい家に生まれ、母は早くに亡くなり、父に捨てられ、修道院で過ごすという、辛い幼少期を送っていました。それでも、自立した女性になるため学び、挑戦し、小さな帽子屋から始まったお店は世界中で知られるブランドになりました。
彼女が目指したのは、男性の飾りではなく、女性が動きやすく、心地よいと感じる服。その人の女性らしさを強調できる服。時代があらわれていると思うと同時に、今の自由なファッションは、シャネルの功績もあるのかなと感じました。
せっかく今の時代に生きているのだから、ファッションを楽しみたいと思いました。また、自分のスタイルを持っているシャネルは恰好いいと思い、私も自分のスタイル見つけてみたいです。