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良くも悪くもネット小説らしい小説、というのが読後の正直な感想である。
全体的にこなれていない文章や、視点の乱れ、神の視点の導入、漢字の濫用、ネット的な表現の使用など、よくよくネットで見かける文体で描かれた物語である。
市販の小説として見ると、テンプレートがどうだとか、そうした表現は目に余ったかな。それほど多いわけではないけど、それだけに気になるところである。
物語の展開はまだまだ序章であり、その中で詭弁に近いテクニックを使って交渉を進めていくところがこの巻の見所だろう。
ちなみに、この手の交渉術に関心がある方には、「影響力の武器」という本をお勧めしたい。非常に読みやすい学術書で、この小説内で見られたテクニックについても説明されている名著である。
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読み終わった後、我慢できずに続きのweb版を読み漁ったのは個人的にSAO以来です。
自分の中ではそれだけツボでした。
あ、もちろんこれからも書籍は買いますよ?
評価する身として当然の義務ですし。
導入というか、召喚や物語が起こるきっかけに関しては若干ざっくりしててご都合的な印象がありますが、
それを補って余りある展開とコメディの面白さ。
まあでも、『ラノベに現実持ち込むな!』ってタイプの人には向かない作品ではあるので読み手を選ぶかもしれませんね…
個人的には現実のめんどくささよ厳しさも反映しつつ、それでもどこか救いのある物語って方が共感しやすいんですがね。
あと他ジャンルの知識とかも楽しめる。
何より作家さんが書きたいものを楽しんで書いてるのが伝わってくることが好印象。
個人的に尊敬すべき作家候補枠に割り込んできました。
素晴らしい作家さんに出会えたことを感謝。
願わくば本が売れてもっとテンポよく作品が生み出されることを願います。
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漫画でわかるコンサルの仕事、みたいな話(漫画ではなくラノベですが)。ビジネス本としては分かりやすいのかもしれませんが、ストーリーやキャラに魅力を感じられませんでした。
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タイトルより剣と魔法のファンタジーかと思ったら、あらすじより銀行員の異世界転生ものと知り興味をもち購入。本人は至って普通と思っている、でも周りから見るととんでもない能力がある、見た目は冴えない「コータ」が、領主である王姉の治める辺鄙な土地の改革に力を貸す話。優秀な銀行員っぽいコータの経営論混じりの改革が面白い。女王と王姉、お付きの老人とメイドとキャラクターも良い。斬新なアイディアと改革に驚き翻弄され変わっていく領地テラの姿も見所。良質の異世界転生銀行員もの。続きも読みたい。
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良くも悪くもweb小説と言う感じ。ネタや流れ等は他の方と同様の意見なので書きません。ただ人物に関してはちょっと微妙と思いました。ラノベですので、そこ迄格式の高いものは望んでませんが、あまりにもチョロい。特に女性陣。可愛らしいとは思いますが、貴族で王族で随分と責任感が高いのは評価出来ますけど、曲がりなりにも英才教育を受けて王族として育てられたのにも関わらず、罪悪感で国に損害を与えそうなものを感情で処理するのは如何なものか。責任感や誇りはただのお飾りでしかないと判断せざるを得ない。
確かにラノベです。それでも一般的な題材で無いだけに、人物のチョロさは残念だと思いました。空気で読む分には不足は無いとは思いますが、期待して読むのは止めた方が良いです。本当にただ簡単に読む分には良いと思いますので、そこだけが残念です。
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銀行員が異世界に行って王族に財務の指南をするお話。銀行員のくせにリスクとりまくりでえらそうという、とうてい銀行員らしからぬ行動をとりまくるのに違和感ありまくり。多分本業でよほど鬱屈してるんだと思う。
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正直最初は色々滑ってるなあと思って読んでたんだけど後半の展開はなかなか。
後なんといってもラストのエミリたんが可愛すぎてもうね。
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これはひどい
web小説人気作らしいが構成があまりに拙い
編集も一冊眺めて直そうという気になぜならない
良い素材なのに無残
イラストレーターさんも選べないがことばは選ばなければいけなくてたいへんだ
経済ものは『狼と香辛料』のほかガガガ星海社で出ていた作品があったが
やはり中高生向け商品には主人公の年齢変遷上無理過ぎる
戦記ものならごまかせるのだけれど