投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
4月5日~8日
ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。しかし幸福な新婚生活は長くは続かなかった。義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。真犯人は誰なのか?弁護側が召喚した証人をめぐって、生死を賭けた法廷での闘いが始まる。「弁護側の証人」とは果たして何者なのか?日本ミステリー史に燦然と輝く、伝説の名作がいま甦る。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ひらがなの多い文体が印象的。
今、色んなミステリを読んだあとだから、そんなにびっくりすることもないが、1963年当時なら相当キレのいい上質なミステリだったのだろうと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
名作の復刻ということで購入
設定や文章の古さを横においておけば、トリックが素晴らしいミステリーではある。
ただし小説として面白いかと聞かれると難しい所。爽快感にかける解決なんだよなあ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
名作です。
昔懐かし表現も素敵。女性の制限された自由の表し方…時代背景。こんな時代だったなと思わせます。
最後まで読んでまた最初から読み直しました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
古い作品だし、まあこんなものかというところ
トリックは別としても、読み物としても単調で少し物足りなかった
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
すっかり騙されたー。
40年前位に書かれた本だから文章とか文化に馴染みが薄い部分もあるが、面白かった。
ただ仕掛け以外の部分が些か退屈に感じてしまった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
見ていた世界が最後に逆転し衝撃を受けました。世界観を勝手に作り出し騙されたのは読み手である私なのだと最後の最後で思い知りました・・。
改めて読み返すと、なるほど、と思える描写がたくさん隠れていました。作者の才能に脱帽です。
古い小説ですが、これはミステリーの名作だと思います。お気に入りに加えます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この人の作品を読むのは初めてだったけど、やけに海外ミステリー的な設定だったり文体だったりしたのはわざとなのかな。
序盤の方でトリックが分かってしまったので最後まで読んでも驚けなったのが残念なところ。あと少し伏線がアンフェアな気もしました。
もっとも、ミステリー慣れしてない状態で読んだらもっと楽しめたかもしれない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読みながら感じてた違和感はこれだったのか!最後まですっかり騙されました。何の捻りもない事件なのかなと思いきや、もう既に初めっからトリックに掛かってました。悔しい。
四十数年前の名作の復刻版ということで、背景や物事の考え方は勿論、尊属殺規定が適用されてるあたりにも時代を感じました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
やられたぜ!
昔から色々なミステリー小説を読んできたが、トリックには美しさが大切だなと最近思う。家の間取り図や時刻表を使ったトリックはもちろん素晴らしい、というか大好きだ。しかし、探偵が謎を解き明かしてなお読者に「えっ、それどういこと!?」と思わせ、慌ててページを見返えさせてしまっては美しさも半減である。
トリックが解明された瞬間、脳髄にズーンと衝撃が走って、それまでは思いもよらなかった物語の全体像がいきなり出現してこそのミステリーである。つまりだ、基本的にトリックはシンプルな方が美しい。
この作品に登場するトリックの美しさは僕が読んだ中でもピカイチであると思う。このトリック―正確には叙述トリック(著者から読者に対する騙し)であるのだが―はまず、恐ろしくシンプルだ。なにせ、謎が氷解した瞬間に我々の目の前に現れる世界は、それまで私達が騙されてきた世界の鏡面世界なのだ。複雑怪奇な思考など必要ない、ある一点だけが反転したために生まれる左右対称な世界を前に我々はただ驚くのみである。このあたりのことは、実際に本作を読んでいただければ納得してもらえると思う。
最後まで読み終わったら、ぜひ冒頭のシーンをもう一度読み返してみて欲しい。「読まれ方」が変われば「読まれたもの」もまた大きく変わるのである。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これは・・・。わたしの中では、ミステリーの最高傑作です。純粋にミステリーです。途中から???となり、、最後に驚愕します。隠れた名著??知る人ぞ知るミステリーの最高峰??
とにかく読んでみてほしい!!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
やられた。見事にやられた。最後の章が最初全くついて行けてなかった。訳がわからず、混乱するばかりで、誤植かと思ったくらい。いやー、2回読んだ作品は久しぶり。おもしろかった。) 弁護側の証人 ★★★★★(090916読了 うーん、やられた。見事にやられた。最後の章が最初全くついて行けてなかった。訳がわからず、混乱するばかりで、誤植かと思ったくらい。いやー、2回読んだ作品は久しぶり。おもしろかった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読了後、序章を読み返すと、なぜこう読んでしまったんだ?と自分に問い返したくなる。まさに騙し絵のよう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
痛恨事は、この小説がどんな類(ジャンル)のミステリなのか、ということを知ってから読んだことだろう。
最近のこのジャンルのミステリは、事前に身構えて読んでも騙されてしまうことが多いのだけれど、その先駆けとなった作品ゆえに(迂闊にも)気づいてしまった。いわゆる「一発」を狙ったミステリは、やはり決まってこそ、である。
書評を読まなければ手に取らなかったであろう作品だけれど、書評を読まずに手にとっていればと悔やまれる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ああ、小泉喜美子だなぁと。物語を描くのが上手ですね。(書かれた時代が1963年ですから舞台設定が古くなってるところはあるにせよ、今でも充分面白い)
タイトル『弁護側の証人』ってのも良くできてる。いやぁ人間ドラマだね。