紙の本
ひとひらの祈り
2012/02/05 17:37
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飾り結び - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説は読み手を選びませんが、人は読む物を選びます。
いわゆるBL小説に、私が求める事は二つです。
一点は、どこにでもあるような日常設定である事。
もう一点は、子供が親を選べないように、どうにもならない中でどう生きるかを描いている事です。
世の中には、どうにもできない事があります。しかし、どう生きるかは選ぶ事ができます。
この作品もその一つです。 ただ続編という事で、二つのストーリーに分かれています。
一つの流れの中でがっしり読みたいので、評価を一つ下げました。
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短編集でした。前作があまりにも重く苦しいお話だったのですが、続編ということで甘~い!!の一色だったのですが、所々で涙を誘われて、歳の差カップルのその先・・・、という物悲しさも感じてしまいました。いつか来るだろうその日がなるべく先でありますように!と私も思わず祈ってしまうほど、のめりこみました♪ 基も壮絶な過去の持ち主だけれど、それにも劣らない那智の過去を読む事が出来たし、とても満足した1冊でした。
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「鈍色の空、ひかりさす青」番外編
基君の幸せラブラブ編と那智さんの痛い過去編
大学生の基君、白鷺の藍ちゃんっぽいのかと思ってたら、随分クールな子でした。ま、過去の重みの意味合いがちがいますからね。
Hなくてジレジレするのは他でもありましたが、彼らだとまた一味ちがってて面白いです。基君のトラウマとかあっても、番外ラブラブでは重くならないから♪
余裕なかったり妬いちゃったりする那智さんもいいじゃないですか~☆
那智さんの過去はね~。痛すぎて、あんまり再読したいものではなかったです。
表紙の那智さんのトレンチコートは、やはりバー〇リーでしょうか?いやいやさすがお似合いです。
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表紙で基が那智さんと並んで笑っています。しかも仲良さげにバゲットの入った紙袋を持って。
前作「鈍色のそら、ひかりさす青」ではその過酷な環境に胸が痛くなるばかりでしたが、辛い事を乗り越えて那智さんの胸に素直に飛び込んで幸せを掴んだんだなあ〜と思えば胸が熱くなるばかり。
よかったなあ〜読んでいてそればかりでした。
那智さんのプロポーズもちゃんと受けて本当によかった。(よかったばかりです)那智さんの友人の医師村瀬の祖母がいわき弁で基を構い倒す所も良かった。年寄りは何より食べさせる事が嬉しいんですよね、次から次へと。それから昔那智に作ってあげた着物を仕立て直して基に着せてあげるとか、おばあさんならではの優しさにほろりとしました。
結局、酔っぱらったマサルを村瀬家において二人で帰ったのですが、基の着物姿の色気にやられてしまったのか自制出来ずに翌日の初詣は無しになりました(笑)
その他那智さんの入れ墨を入れられてしまった時の話と籍を入れて大学生になって基がモテルので焼きもちを焼く那智さんのお話と
4話入っていました☆
最後に、やっぱりよかったなあ〜とそれしかないです。
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『鈍色~』の続編!相変わらずグルグルしてますが(笑)、ようやく落ち着いたというか、とにかく基には幸せになってほしい。マサル君がいい子なんだー。マサル君にも幸せになってほしい。
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その後の話の中に那智の刺青エピも入った甘苦な1冊。すんなりと2度目を迎えられていないというのがこのカプらしいwでも、甘さは十分に伝わってきます。前作お気に入りだけどキャラ萌えが理由じゃないので、この本のH部分はほとんど飛ばし読みw村瀬宅で基が脇キャラたちに温かく包み込まれてる話の方が好き。結婚話もいいですし。そして那智の刺青エピが一番好き。心身共に痛さ炸裂してますね。個人的に工藤×那智が読みたかった。このカップリングだったら私、絶対萌える(笑)
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攻め:那智正吾
受け:深津基
『鈍色の空、ひかりさす青』の番外短編集。
重かったけどエロは多い。
久しぶりに崎谷さんのエロ全開を読んだ気がする。
相変わらずトラウマで閉鎖的。
二人で二人の世界に閉じ籠ってもOKなのよね。
全力で相手を好きになる受け、何があっても離さないと思えるほどある意味病むほどの愛情を抱く攻め。
ミルクラや白鷺シリーズに通じるものを感じるカプでした。
濃厚過ぎてお腹いっぱいになった。
100冊記念小冊子全サ応募じゃなかったら買わなかったかも…というのは内緒。
挿し絵は冬乃先生。崎谷先生と個人的に親しいので描いて欲しい場面など要望に応えたと思われる。
絵自体は嫌いじゃないけど、服のシワとかさ、カラー表紙くらいは柄にもシワを付けて欲しい。手抜きにもほどがあるよ。(トレンチコートの裏地のチェック部分を言ってます)
完璧主義の崎谷先生が何も言わないのかな?
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『鈍色の空…』の番外編。
とにかく鈍色が辛くてきつくて痛かったから買うの躊躇していたんだけれど、こちらはまぁ…全て手放しでハッピー!って感じではないけれどだいたいは甘くて幸せだと思う。
所々白鷺のあの子とダブるところも無きにしも非ずだけれどw
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どちらかといえばゴツゴツしてハードな読み応え。
ヤクザの組長の息子で弁護士の那智
学校でイジメられ、父親から性的虐待を受けた基、
ふたりが傷を癒し、愛を育み
将来を誓うまでの話
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「鈍色の空、ひかりさす青」の続編だが読んでないので今一つぴんと来ず。
前作を読んだらまた読んでもいいかな。