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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋マンガ?
いや、ほぼほぼ最後の1手しか描かない将棋マンガってあり得ないので、究極の時間を将棋の手に置き換えて...
って展開っぽいけど、個人的には嫌いですね。
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師匠・藤田和日郎先生が、嫉妬するだけの価値はある良質作品
藤田先生の下で10年、腕を磨いていただけはある、と読み手を唸らせるレベル
藤田イズムを受け継ぎつつも、今現在、第一線で活躍している藤田一門の卒業者である先生たちと同じように、“自分らしさ”がちゃんと表面に出ている作品に仕上がっている、と私には思えた
才の落ち着き所がまだ決まってない荒削りな絵柄が逆に、芯の太いストーリーを根元から支えている。この画風が極端に変わらない限り、読み手を作品に半ば強引に作品内に引っ張り込む腕力は下がらないだろう
正真正銘のバケモノたる、大妖怪・覚を主役に据えて、なおかつ、その彼女が将棋の相手を求めて、時空を自由気ままに旅するって設定が面白い
内富先生自身、あとがきでぶっちゃけているので、将棋に明るくなかったり、歴史に詳しくない読み手でも、十分に楽しめるよう、苦心して描いているのが伝わってくるのも好印象
リアルタイムで読んでいないので、弐巻がホントに楽しみ
ただ、帯に対してツッコミを一つ
藤田先生が描いたら、冗談抜きで、この『覚の駒』より、ずっと面妖で、奇奇怪怪、おどろおどろしい、面白い漫画になっちゃうと思うんです
でも、藤田先生の描く将棋×歴史漫画、読んでみたい、とも思っちゃうんですよね(笑)
次の帯は、面倒を見て貰った先輩に頼むのとかどうだろう?
個人的に、面白かったっつーより、この作品に惚れたのは、沖田総司が覚と相対す第二局『無明の鬼』
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人の心を読む美しいあやかし「覚」が、心に迷いを抱える人間と将棋を指すことによって相手の迷いを断ち切っていく、という構造。1巻の中では銀子の話が一番印象的だった。覚が将棋を指す目的もまだ明らかじゃないし、次も気になる。
覚がかわいい。
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題材とか、設定は、魅力的です。
あと、覚の顔も好きです。
まぁ、みんなが将棋をしっているというのは、けっこう難しいと思うし、覚のことも、みんな同じ説明で知っているというのはどういうことかと思ったりしますが。
でも、歴史を旅する妖怪。人と将棋を指すことで、その人の心の奥底をのぞくというのは、聞くだけで楽しいです。
今は、短いエピソードを積み上げていっていますが、一人の人生によりそうような長編的な展開もできそうな感じで、期待しています。
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人は心の底に「要の一手」を秘する―――――(本文より)
将棋×歴史×物の怪漫画。
死を目前にした人間の前に現れて、将棋を指さないかと誘うのは、愛宕山に住む物の怪の「覚」。将棋を通して心を見透かしてしまうのだ。
単なる将棋漫画では無い。将棋の指し方に映し出される人の想いを丁寧に、迫力ある画面で描いていく。
どの回も胸を締め付けられる思いで読んだけれど、やはり一番最初の「凍てつかずの氷龍」が印象に残った。
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表紙の雰囲気に惹かれて…。
妖+歴史+将棋という面妖なコラボレーション。
藤田和日郎さんのテイストが色濃いですね~。
絵や展開は好き嫌いあるかも。僕は好きですがw。