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少し訳が上手く合わない感じもありましたが面白かったです。
いかに女性は働くということに障害があるかがわかります。平等な社会を作るためにはどうすれば良いか。
自分の子供は父親が働いても母親が働いてもおかしくないと言える子供に育てたいなと、そう思いました。
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ジェンダーについての学術書であり、女性が無意識に抱える問題を意識化してくれる、男女問わずの必読書です。刷り込まれすぎている性差に関しての概念や、自分の選択肢を無意識に自らつぶしてしまう女性の思考とかとか、ハッとしてゾッとするようなことも書かれています(ホラーに近いかも)。
ただ簡単に言えば、女子よ、イケイケゴーゴージャーンプ!的な超のつく良書です。男性にとっても、確実に有益。
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この本が向こうで出版された時、部数で争っていたのが、勤務先のNY本社の人間の書いた「アテナドクトリン」。どちらも、女性がリーダーになることについて論じているが、内容はちょっと違う。こちらは、ジェンダーによる差別について、自分の経験で語っていて、USでもまだ、そうなんだと考えさせられる。FBのCOOになるのも大変なんだなあと。性差別の統計上の比較では日本のものも記載されていて、USよりも低い。いろいろと考えさせられる。
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"働く女性全員に読んでほしい本です。
そして女性をスタッフとして使い、育てている経営者の方全員に読んでほしい本です。
Facebookという、急成長したIT企業のトップとして、育児と両立させながら成長する姿。
ここには感動・共感を覚えます!!"
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とても感銘を受けた。「成功した女性だからでしょ」という批判もあるようだが、私はそうは思わない。働く女性なら共感できる部分があるはず。外部環境や男性の意識の問題と、女性が自分に対して持つバイアスとそれに伴う犠牲を両面から論じていて、議論としてバランスがよい。筆者が主張するような社会になったら本当にいいな、と思う。
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良い本だと思う。
著者の仕事とは異なる社会学者のような人がかかわっていたり、専門的な研究が参照されていたり、ビジネス本には珍しく(?)詳細な註がついていたりと、一つのプロジェクトとして出版されているようなところがある。
仕事に意欲を感じられない時に読むと、遠い世界のことだと思うかもしれない。そこそこ仕事にやりがいをもって打ち込みたいと思っている人であれば、男でも女でも得られることはあるかもしれない。そういった意味では、読む時期に依存するかもしれない。
それから、著者がやってきた世界銀行、グーグル、フェイスブックの仕事と、この本の読者になるだろう一般の人がやっている仕事とが、どれくらい同じ土俵で論じられるのかについても、言及があってもよいかもしれない。メンターについて論じられた5章は面白かったが、メンターが必要となる仕事というのも世の中、そんなにたくさんあるのだろうか。
著者の失敗談などが豊富に盛り込まれているあたりはうまいと思う。こういうのは開示するのが恥ずかしいこともあるが、著者自身が楽になるのと同時に、読んでいる人を安心させる効果があるかもしれない。仕事観の男女差についてはもう少しいろんな研究を読んでみたい。それから、仕事観の女性内部での差を説明するような理論もあるはずだがよく知らない。
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彼女が恵まれてるというバイアスをかけてしまうとやっかむことにはなってしまうだろうけれど、女性の特性や弱さを自分自身のエピソードと共に語っているので、すっと入ってくる。ザッカーバーグがハグしようか、っていう話は心に残った。実際傷ついてしまったら、大泣きするなりしてしまえばいいのだ、という話も、結局そういう乗り越え方以外ないのだな、と安心した。転職する時、地位にしがみつかない方がいい、という考えも同感。いろいろつらいことも沢山あるけど、あとちょっとがんばってみる、Lean inなんだな、と。
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とりあえずって感じで軽く読んだもののとってもいい本だった。きっと仕事している女性が手にすると思うが、仕事していなくてもすべての女性に読んで頂きたい。もちろん男性用も。この人の問題発見能力、解決能力素晴らし過ぎると思った。
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クローズアップ現代で、サンドバーグ氏が紹介されていたのをきっかけに読んでみることに。ワークライフバランスをどうとっていくかー。女性が主張をしていくことは、まだまだ難しいと感じますが、社会の立ち位置や家庭での役割のあり方について考えさせられました。
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将来に対しておぼろげに抱いていた思いが的確に指摘されていて非常に興味深く、一気に読み切ってしまった。
サンドバーグ氏の、なにごとも楽しみ、全力で取り組む姿勢にも元気づけられたし、彼女自身も悩み続けているということが伝わってきて、悩んでいるのは自分だけではないのだと思えた。これからはもっと自信を持ち、積極的に生きたい。『恐れがなければ何ができる?』と心の中で唱えながら。
女性はもちろん、周りの男性にも勧めていきたいと思う。
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フェミニスト、という言葉の概念を正しく理解し使おうと思う。
女性は社会的弱者であることを認めることからはじめよう。
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メンターになってくれませんか?
の章はドキっとする章でした。
言ったことはないし、はっきりとした行動にも移したことはないですが。
私は憧れという感情が強いので、そのような人が現れると救世主のように感じてしまう。なので心の中では、その人の前でそう叫んでいるかもしれない。
ただ、やはり、こういった女性の依存的なメンターになってほしいという行為は、まずうまくいかない。
女性の依存的な例として、講演後の質疑応答があげられている。
男性からの質問が事業経営に関わるものだったのに対し、女性からの質問は許可あるいは助けを求めるものだったという。
読んでいて女性としては悔しい気持ちになりましたが想像もつきました。
ただそれも、女性の特性以前に社会を反映しているようにも感じました。
まず、乗り越えなければならない壁が男性の前にあるものとは違っていたり、ひとつ多かったりするのではないか。
まだまだ女性がリーダーとして生きていきやすい社会ではないんだと、そう感じさせるものでもありました。
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女性の地位向上の為には、多くの女性が権力を持つポジションにいなくてはいけないという、シェリル氏の意見には納得できた。就業においての女性の不利な部分がしつこい位書かれていた。現代のビジネスは男がやろうが女がやろうが、結果的に差はないと思う。なので、女性差別ははっきりいってくだらない。こういう意見は世界的有名企業の役員が、もっと声高に世の中にアピールすべきだと思う。最近活躍している役員系の女性は、若い産業であるIT系やコンサル系に多い。時間はかなりかかるだろうが、この流れが製造業や建築業といった古い産業にも飛び火すれば、きっと女性の地位は向上すると思う。
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FacebookのCOOである著者が、女性が仕事、特にリーダー及び、経営層への道を意欲的に目指すべきだということを述べた本。
よくある外部要因についてだけではなく、「女の敵は女」というような内容についても書かれている。
ロールモデルもなく、企業が呪文のように唱えるだけで中身のない女性活用論に違和感を感じる人にとっては、一読の価値あり。
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論点としては日本で言われていることと大幅な違いはないかと思います。
女だからという理由でキャリアを妨げられるのはよくない、ということをかなり論理的に述べている印象。
メンターの節はピンと来ませんでした。日本にはあまり導入されていない概念なのかな?
(英語版で読んだので、邦訳ではわかりやすくなっている可能性もありますが。)