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町田康を読むのは久しぶり。
外道あるあるというか、居るいる。何処にも誰にも。
最後のしゅず子はいい気味だと思いつつも不気味なエンディング。仄暗い余韻を遺す。
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よくわからない。よくわからないけど町田さん。
地獄のボランティアの話は、オリンピックのボランティア募集の話を思い起こさせる。
マーチダさん。
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題名に「実録」とあって、更にあとがきでもデフォルメされ、また解説の松尾スズキも「これはほとんど実話をアレンジしたものであろうと推測される。」と指摘している通り、作者≒主人公が出くわしたエンタメ業界に巣くい善人に群がる外道たちの記録ともとれる傑作短編小説集。表面上は穏やかだが心の内では怨讐を露わに呪詛をパンキッシュに叫び続けるようなその独特且つ滑らかな文体にひたすら読み進むことができ、爆笑。このシニカルなユーモアのセンスがたまらないし、とにかく正しく弱き善人である主人公≒作者はそのエネルギッシュさを失うことなくこれからも戦ってほしい。