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ユルールは愛情だと思うんだけれど、シュトヘルのあれは愛なんだろうか。命への執着と同等なくらいの、いっそ神に対する崇拝に近いんじゃなかろうか。ユルールを仰ぎ見て、祈るように信じてる、(盲目的に)信じてる。
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9巻は、大人びたユルールvsナラン&トルイの思惑、悪霊と化したハラバルの動き、成長したシュトヘルのユルール奪還活動…各陣営が邂逅した時に話がどう動くのか、面白くなってきた。
しかしこの作品、単純に玉音同の話をしている時よりも、モンゴルvs金の話をしている時の方が面白い気がする。
玉音同にフォーカスすると、どうしても文字文化の大切さに繋がるのだけれど、結果、話が大きくなりすぎて、生々しい戦場描写や、モンゴルの政争描写から浮いてしまうように思えて、なかなか難しい。
まぁ大ハンの謎に絡んでいるようなので、そちらに重点を置けば、あまり浮いているようには見えないかも。
壮大な局面をどのようにまとめるか、ここからが見どころだろう。
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快楽殺人なんて殆どないのです。
天下太平という理想のため、敵討ちのため、愛しい人を守るため。あらゆる大義名分を掲げ、感覚が麻痺するぐらい人は人を殺す。
ユルールと共に生きたいという想いがシュトヘルの復讐の呪いを解きました。飢えたように殺戮することは無くなった。でもユルールを守るためなら、何の迷いも無く人を殺せる。
もしユルールが誰かに殺されたら、その誰かを国を世の中を呪わずにいられるのでしょうか?
殺し合いの連鎖を断ち切ることはできるのか…?
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戦争の話はだんだん入り組んできて良く分からなくなってきたけど、再会クルー?
生きながら死んでいる人というのは、ある意味結構当たり前に存在しているのかも知れないのかな。
現代篇を時々忘れかけるけど、どう、どういうふうに終わらせるんだろうか。
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アジアを席巻するモンゴルの嵐。
向かうところ敵なしのモンゴルに、乾坤一擲の一撃を与えることの出来るのが、玉音同。
ユルールは、その事実を知ってるんだっけ?
ナランはその危険性を理解している唯一のモンゴルの人間。ヴェロニカも知っているんだっけ・
ただ、彼女の目的は不透明なので。所属がモンゴルというだけ?
とにかく居庸関の戦いで、事態は動くはずです。戦いの混乱の中で、玉音同を巡る個人の思惑が動き出すんでしょう。
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1〜9巻までまとめ買いしてまとめ読みしたよ。
旅が全然目的地に進んでない!
だいたい戻ってる!
王道側の物語ではなく逃げてるから仕方ないけど巻き込まれ展開しかないというのがもどかしい。
ユルールとシュトヘルは幸せになってほしいなあ。
設定はヴェロニカが権力持ち過ぎなのが気になる。技術と寵愛があるとはいえ指揮権はないだろ。。