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20件
シュトヘル
著者 伊藤悠
見知らぬ時代、見知らぬ国の戦場。その凄惨な光景を毎夜、夢に見る高校生の須藤。ある日、楽器の工場である彼の家に、転校生の鈴木さんが訪ねてくる。彼女がその場で馬頭琴を奏で“シュトヘル”と唱えた途端、須藤は時空を越え、夢で見た国の女戦士に姿を変えていた。そして目の前には、鈴木さんに瓜二つの少年が。その少年は須藤に“シュトヘル”と呼びかけ…。
シュトヘル 14
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2018/08/07 23:11
まさかこんな結末が
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
準備されているとは思いませんでした。もっとハードかと思っていました。だから、すごくうれしいです。しかも、ちゃんと年代きっちり辻褄合わせがしているというすばらしさ。手にとることができて、幸せだったと思える作品です。
2018/05/06 15:59
言語好きにはたまりません
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまたま、ツイッターで見かけて購入してみたら、どストライクだった作品。
中国好きにもたまりません。
これはもう完結しているので、ハラハラしつつ続きを待たなければいけない苦労もないわけで、楽しみつつ1冊1冊購入したいと思います。
シュトヘル 5 (ビッグスピリッツコミックススペシャル)
2012/02/03 10:57
漢前ユルール覚醒
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る
「シュトヘル」を騙る金国軍に捕まり玉に彫られた西夏文字の辞典、玉音同が取り上げられた。奪還の機会をうかがっていたが頭の男がシュトヘル(須藤)を恐れる部下の前で殺してみせようとする。
1、2巻のシュトヘルが殺伐としていたことを考えると現代っ子(男子高校生)須藤の入ったシュトヘルはあまりにかわいらしい。
そして今回一瞬で一皮剥けたのがユルールです。西夏の文字を背負うと決めて以降も守られる立場だったユルールが大事な人を失った甘さを後悔しているからこそでした。今までの被り物や負った傷が巧みにユルールの転換を描写しています。
前巻に続き自分に正直でいい奴なイバハさんがいいキャラです。読者はスドーのことを知っているだけに不憫~とニヤニヤできるかも。
今巻は大ハンが執拗に西夏文字を憎む理由が描かれています。