- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
様々なシチュエーションと「汁々」の描写が秀逸な愛欲の物語(その2)
2009/03/17 20:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
同時発売の『妄想みたいに愛されたい』とほぼ同様の内容だが、こちらの方がやや若いヒロインである。全9編。最初の【淫猥図書姦】が、愛の無い刹那的なセックスを楽しむヒロインの話だったので正直どうかと思ったが、その後の話は悪くなかった。短編という少ない頁の中できちんとオチを付けようとしている展開が奏効して「おお」と思う結末の話もある。ただ、メイドを自由に扱ったり、彼女に驚きの過去があったりといった背徳的なストーリーが多い。最後の3編が愛情のある話だったので読後感を持ち直している。個人的には、作家先生のところに原稿を取りに行く女性編集者が、作品の題材と称して緊縛プレイを施される【編集王女】が秀逸だった。ガムテープかビニールテープを用いて手足を封じるのだが、この用い方がユニークだったのと、延々とヤってるような時間経過が感じられたのがとても淫猥かつ耽美で、編集者の堕ちる様がなんともいやらい。作者お得意の汁々ベタベタな情交描写も存分に描かれている。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |