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ホーンテッド・キャンパスの作者さんの新しいシリーズ、になるよね、たぶん。
夢にまつわるミステリーといっていいのか、新しいキャラの壱と晶水が嫌味がなく、高校生らしくて初々しい。
だからと言って二人ともありがちな薄っぺらいキャラではないので面白かった。
たかが夢、されど夢。人の心は不思議です。
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繰り返し見る夢の原因を探るため、夢の中に入っていき、問題を解決していく青春ミステリー。
壱と晶水ふたりの距離感が微笑ましく、辛い出来事もそこまで深刻にならずに読めた。
今後どう展開していくのか楽しみ。
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可愛らしい青春ラブコメストーリー。……だと思って読んだらとんでもない目に遭います。表紙のイラストに騙されちゃあいけません。でも「ホーンテッド・キャンパス」好きな人ならお薦め。
幽霊ものではなく、描かれる怪異は「悪夢」。たかが夢、ではあるけれど、その奥に潜む真相は哀しく、そして恐ろしいもの。明るい主人公たちのキャラとラブコメに救われはするものの。やっぱり怖いっ!
「理性の眠りは怪物を生む」が特に凄まじく。すべて、生きている人間の物語なのに。幽霊が出るよりはるかに怖い……。
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櫛木理宇の学園ものホラーシリーズ、ホーンテッド・キャンパスに続き新しいシリーズが始まりました。
交通事故がきっかけで周囲に壁を作るようになった女子高生・晶水、そんな彼女にお調子者の壱がまとわりつく。
「最近、よくない夢とかみねぇ?
手に負えなくなったら、おれんとこ来いよ。いつでもいいから」
晶水はここ最近、同じ夢を見る。
S字カーブの見通しのよくない道、等間隔の電信柱、道から生える無数の白い手に母親が千切られていく。
夢から人を救い出す「ゆめみ」の力を持つ血を引く壱、そして夢を見られたことにより、夢から引き上げる力をつけた晶水の凸凹コンビ(身長的に)が夢から人を救い出す。
んなわけでまたシリーズものですよ。
最近読む小説がシリーズものばっかりになってきて困る。
ホーンテッド・キャンパスも新刊出てたから読まなきゃ(使命感)。
割かしホーンテッド・キャンパスよりこっちのほうが面白かったから次の巻に期待。
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ホーンテッド・キャンパスが大好きで、櫛木さんの作品を読みたいと思いこの作品も購入。
今回は幽霊ではなく悪夢。
続けてみる悪夢に悩まされている人たちを救う「夢見」の能力を持つ壱と祖母の千代。
主人公晶水も悪夢にうなされ、同級生の壱と千代に助けられ、二人と関わっていきます。
流石櫛木さん!きゅんきゅん、ワクワク、そして恐怖を味あわせてくれます。
壱のキャラクターが純粋でおちゃらけているように見えて実はしっかりしていて晶水の事が大好き過ぎて、気持ちが伝わっていないようないるような感じがまた可愛いなと思ってました。
これはシリーズになるのかな。
続きが出るならぜひまた読みたい!
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『ホーンテッド・キャンパス』の櫛木さんによる、
“悪夢”を題材とした、連作短編な物語。
主人公は、夢に潜る能力を持つ壱と、
その壱に助けられることになる、晶水。
2人とも高校生ですが、カップル未満な感じで、
なんとも初々しい感じなのは、ホーンテッドと同じですかね。
その一方で、変わらずに人の悪意の描きように、ゾッと来ます。
そのギャップが、個人的には非常に好みです。
元ネタ的には「サイコダイバー」になるのでしょうが、
サラッと楽しく読めました、続きも楽しみですね~
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明るい話を読みたくて、学園話っぽい本書を購入したが、まったくおもしろくなかった。表紙のキャラと作中のキャラが自分の中でリンクしなくて、読んでて違和感しかなかったし、主人公たちの能力の話の説明もなく、次のページを早く読みたいとまったく思わなかった。色々と残念な一冊。
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悪夢に悩まされている人の夢の中に入り、悪夢の原因を突止めていく話。
主人公は高校1年生の男女、一見、軽いタッチのユーモア系だが、悪夢がかなり気持ち悪い。
ほのぼの系ではない解決が好みだ。
(図書館)
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結構気味悪いとこがあるもののキャラのバランスとれてていいと思う。表紙が子ども向けすぎてもったいない。
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夢テーマの日常の謎系連作短編集。
晶水と壱のラブコメがかわいいぞ。
壱のばあちゃんが素敵すぎる。
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ナイトメア・バスターズ。呪いを解く類のホラーミステリー。京極先生の憑き物落としを連想します。実はおばあちゃんは、人の夢を喰らって生きる夢魔なのでした。とかどう?
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他人の夢に入ることが出来る「夢見」という能力を持つおばあちゃんと孫が夢見によって謎、悩みを解決する話。
オカルト青春ミステリーと引いてあるけど、オカルトという言葉に連想されるおどろおどろしげな内容ではない。
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装丁とはかなり違う話だったが、だんだん面白くなった。著者の作品は初めて読んだが、宮部さんのファンタジーっぽくてなかなか良かった。
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【あらすじ】
悪夢に悩まされるスタイル抜群の女子高生・晶水。クラスで孤立した彼女に、なぜかまとわりつくお調子者の同級生・壱。彼は他人の夢に潜れる「夢見」という能力の持ち主だった。壱が夢の中で見つけたのは、彼女の忘れ去りたい記憶!?それとも恋の予感!?大人気『ホーンテッド・キャンパス』の著者が描く甘酸っぱいオカルト青春ミステリー開幕!
【感想】
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好みの本だったーーー!!
嬉しいなぁ。面白くて一気に読んでしまった。
「夢に入る」という設定は使い古されたものかもしれないけど、青春なミステリーと絡ませると、新鮮に感じる。
とはいえ、晶水の過去は結構重い。
でも、話かしっかりしてるし、壱が良いので読み手の気持ちに負担にならないのもいい。
また他の登場人物のキャラが、しっかりしていて嫌味がないのもいい。