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攻殻機動隊にあるような、人体の機械化とネットとの接続。ターミネーターにあるような、機械が意識を持って人間を排除し始める世界。人間の総体を、コンピュータが超え、独自の進化を始めるのが2045年と言われている。特異点を超えるとき。それを超えなくても、コンピュータは秒進月歩の勢いで進化し、我々人間にしか無理だと思われていた仕事の分野に進出し、人間の仕事を奪っていく、間近の未来。
SFはすでにSFではなく、そのような時代に自分たちはどういう風に生きていくべきか、真剣に考えさせられる一冊。
それ以前に、この世界は進歩と成長を止めることになるかもしれない。永遠の成長などありえない。
しかしそれにしても、どちらに転んでも、人間にとって、今日と同じ明日はありえない。平穏で退屈な毎日は、もう終わったのだろう。
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ブルーカラーの仕事が減ってくよ
とか、
ホワイトカラーの仕事も、より高度な技能がないと取って代わられるよ
といった、一般的に言われる、両端の仕事だけが残るよ
と言った話が書いてある
そうだよねそうだよねと思うものの
そない画期的な問題提起がされている訳ではないと感じた
よくもや悪くも70歳のおじいちゃんが書いた本なので、問題提起の説得力を増す説明は豊富でありつつも、これからを予測したものとしては、感性としてはちょっぴり古いかな、というものも有り、ふむふむとしか思わなかった。
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<読む前>
2045年問題って初めて聞いた。
業界的に近いこともあって、一般的に言われていることなのか、2045年問題とは何かを知り、(何かわかんないけど)起きると仮定した場合の自分の業界・会社の向くべき方向を思考することが目的。
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コンピュータの進歩に寄って,何がどのくらい変わるか.徐々に,だけではなく,技術的特異点後は,一昔前ならSFの話でも,今は考えなくてはならないことで興味深い.著者も触れている,インターフェースも色々なものが提案され,変わりつつありますね.
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未来をきちんと考えよう。先週末に進化計算シンポに携えた本がこれ。そして、シンポジウムの特別講演が「大脳皮質の計算論的モデルを手がかりとしたヒト知能アーキテクチャの解明」。懇親会でも話題にさせていただきました。
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伊豆研修の帰路の車中で読む。30年経つと予測もつかないことが現実となる。計算能力などはすでに全人類の総和を超えてしまっているコンピューター。感情や学習など、まだ完全には越えられていない部分を克服し、コンピューターが人類を超える日が2045年。科学本でありながら、ターミネーターの話で書き出すなど、ユニークで夢のある内容と思いきや、最終的には味気ないコンピューター論に落ち着いてしまった。
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コンピュータを取り巻く技術が今後どのように進化していくかについて,専門家が大変わかりやすく解説.
専門用語がチンプンカンプンの文系でも理解できる日本語で書かれてあり,ぜひおすすめしたい.
特に興味を引くのは,6章の「コンピュータが仕事を奪う」である.生活が便利になるというのはありがたいが,職のパイをコンピュータと奪い合うことになろうとは…
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マトリックス、攻学機動隊、電脳コイルなどの世界は現実化できる?
ターミネーターみたいなことが起きるのでは。。。それらを想像させる読み物です。
SF好きにはアツイですねぇ!
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コンピューターが能力を向上し続ける結果、2045年あるいは21世紀後半に、全人類の知能の総和を上回り、それ以降の将来は予測がつかなくなる、という説があり、それを説明した書。
ただ、多くのページは、ITの今後の発展予測を書いており、2045年の問題を論じているのは主に5章あたり。おもしろかったのは、その5章と、その後の社会を考察した7章。7章では、そもそもコンピュータ-がそこまで発展するほど経済は発展できないという暗い未来の予測も語られている。技術的な章よりもおもしろかった。
さっくり通勤電車2往復くらいで読めた。
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2045 コンピュータの知能が人間を越える
リープモーション leap
electric discovery 電子開示 訴訟前の大量の文書を読むプログラム
第一の技術的失業 産業革命 自動織物機械 ラダイド運動
第2の技術的失業 産業ロボットによるブルーワーカーの失業
第3の技術的失業 ボットの発達による知的労働者、オフィスワーカーの失業
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コンピュータの能力が人間を超える、2045年はその技術的特異点となる。
というわくわくする話に関しての本だが、
読んでいてもあまりわくわくしてこない。
技術的な話を脇において、SFの話ばかりで内容が薄いように感じた。
あと著者の主義主張がところどころ出てくるのもちょっと気になったり・・
以上あくまで期待したものとずれたというだけなので、
2045年の雰囲気を感じたい人には良いのかもです。
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新たな知性が人類を超える・・・
そのはじまりが2045年、人工知能が全人類の知性を超える年である。
本書ではこのコンピュータが人類を超えるということについて語っており、人工知能とはどういうものか?ということやその進化のもたらす未来を紹介しています。
著者の研究や意見というよりは、カーツワイル氏など2045年問題の論者の意見を紹介していくという感じです。
著者は、欧米ではこの問題は真剣にろんじられているが、日本では全く話題にならないことに対する警鐘をならしている。
目の前のことだけでなく、起こりうることに真剣に目を向けよと。今世紀中にこの大変革はおこるのだからと。
SF好きはぜひ読んでみたほうがいいです。
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5章『コンピュータと人類の未来』の節『宇宙が覚醒する』で、
「彼は、人間がコンピュータに入り込んでしまうばかりでなく、地球がすべてコンピュータ化すると予測します。そして、やがて太陽系全部がコンピュータになり、その次には銀河系すべてが (中略) このようなイメージは、私の知るかぎりどんなSF作品にも描かれていません。カーツワイルの独創だといってよいでしょう。」
とあるが、アイザック・アシモフの『ファウンデーションの彼方へ』に出てくるガイアはこれ系ではないかな。
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WIRED Vol.12で筆者が記事を書いていたので手に取った。「機械との競争」に続いて読んだが、正直つまんなかった。そろそろシンギュラリティの原典、カーツワイルを読まないとダメかな。
カーツワイル以外では、デ・ガリスも要チェックか。
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カーツワイルの「収穫加速の法則」に従えば、このままテクノロジーが加速的発達を遂げて2045年には人類を凌ぐコンピューターが出現する。これを「2045年問題」と呼ぶ。
最近、耳にすることが多くなった「2045年問題」の入門書として購入。興味深く読んだ。
ただ、よくわからないのは「知性」というものの取り扱い方。「知性」とは目に見えるものでもなければ実在するものでもない。養老猛司先生の著書に出てくる比喩だが……心臓をいくら解剖しても「循環器」というものは出てこない。なぜなら、循環器とは機能だからだ。肛門も同じである。お尻の穴の周りの皮膚のことを肛門と勘違いしがちだが、あれは肛門ではない……
つまり、知性というのもひとつの機能である。この機能の一部分を我々はコンピューターに依存している。例えば計算や検索をパソコンにさせているように。
我々は自分自身の「知性」すら把握できていない。この状態でそもそも2045年問題を理解できるのか?という根本的な疑問だけが残った。
付け加えるならば、私の中にも「2045年問題」に対する漠然とした不安がある。ならば、私は何を恐れているのだろう。
それはパラダイムシフトに対する恐れなのだろうか。
かつて鉄道が初めて敷設される地域には、激烈な反対運動が起きたという。今から見れば笑い話だが、当人たちは必死だったろう。「今間にないもの」で「生活や考え方を根本から変えてしまうようなもの」に対して、人々は恐怖をいだくのは当然なのだ。
2045年問題もその類なのだろうか。