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面白くて一気読み。いろいろ示唆に富んだ内容が満載で非常に刺激を受けました。コンピュータや人工知能に興味あればお薦めです。
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人間以上の知性を持つコンピュータが開発された未来を、SF作品のパターンを例にシミュレーションし、方法論とその是非を検証する意欲書。
人間以上の知性を持つコンピュータを創り上げた時に、その未来は明るいのか?
リスクがあっても、あくまでコンピュータの自由意志を尊重して、意識を持たせるのか、コンピュータが支配したとしても、利便性のある支配下を良しとするのか。
その考査は自ずと、宗教的概念や哲学的思考に行き着く。
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コンピュータが人類を超えると予測されてるのが、2045年だとか。
意識をサーバにアップロードして、肉体崩壊後も意識だけ生き続けるっていう話が突拍子もなくて面白かった。
あと、攻殻機動隊が、マトリックスの元になってるって話があって、攻殻機動隊に興味出て来た。
2001年宇宙の旅も見てみたい。
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コンピュータの能力が人類を超える技術的特異点 Singularity について紹介。
ジョン D バナール 『宇宙・肉体・悪魔』
レイ・カーツワイル
ヒューゴ・デ・ガリス
など
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未来を予見する話題の一冊。コンピュータの能力が人類の能力を超える時代がやってくるという。およそ30年後である。
人工知能の出現。意思を持ったコンピュータは実現されるのだろうか。だれも予想できないが2045年より早まる可能性もあると思う。
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科学・SF・哲学。僕の大好物ですw
実際に今コンピュータはどこまで発達しているのかという話から、どういう研究が行われているのか、コンピュータの知能が人類を超えた時何が起こるのかといった未来予想まで、主にカーツワイルの思想を中心に紹介したものとなっています。
2045年にコンピュータは人類を超越するだろうという説がある。
それは何も遠い未来ではなくもうすぐそこまで来ている。
後半に書かれている未来予想図はリアルでなかなか恐ろしいものがありますね。
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コンピュータは人類を超えることができるのか、今の成長路線だと2045年に到達するそうです。この電子開発の予測値は今までほとんど当たっているんです!何で日本はこのことを問題にしないのかな。多分子供頃読んだ鉄腕アトムのようにロボットは友達になると思っているのでしょうね。ターミネーターのような未来が来ないことを願っております。
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読了しました。コンピュータの大まかな歴史(前半)と、今後の進化についての考察(後半についてまとめた本。後半のパートでは、実際に取り組まれている研究の話なども絡めて掲載されていました。目新しいことがそれほど増えていなかったけど、SF好きな人には懐かしい話も多く載っており、そこそこ面白かったです。
個人的には、コンピュータに感情を搭載するのはNGだと思います。
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少し自分には難しかったかな??という感じだったが、それでもわかりやすく書かれていたと思う。技術的特異点、それはコンピューターが人間を超えるときを指す。それが2045年というわけだ。なんだあと30年しかないではないか。
コンピューターが人間を超えた先にあるものは、中流階級の消滅だ。人は貧しくなるか金持ちになるかどちらかになる。そのときになりたい側を選べるかどうかは、来たる技術的特異点に向けて万全な準備をしたかどうかにかかっている。
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「コンピュータが人類を超える日」という副題。
本書では2045年(2099年という学者もいるそうだが)にコンピュータが人類の知能を超えるという予測と、それが起こった場合の影響を考察している一冊である。
しかし、そもそもコンピュータの知能とは何だろうか。本書がそれに回答しているのは、本書の後半であり、読み手にとってはイライラします。
だって、本書の前半では、計算のスピード=知能の高さという説明が100ページ続くのですもの。
スーパーコンピュータといわず、一般の家庭用のPCでも今はCPUクロック数が2GHz程度あるのだから、1秒間に10^9回程度計算ができるわけだ。
つまり、人間が10秒に1回程度とすると、PCは人間と比較して10^10倍知能が高くなるというロジック。
少し考えればわかるが、それは知性とはいわない。
計算能力に物を言わせ、人間よりも計算が早く頭が良いでしょ、というのは違う。
一般には、PCの知性とは、Alan Mathison TuringのいわゆるTuringテストをパスできることを判断基準として使用するのが普通であり、必ずしも計算能力は必要ではないように思える。
本書では、むしろ過去の研究結果と現在の進捗を説明して、2045年にはこれくらいの能力までになるでしょう、というやや消化不良気味の説明。
さらに一歩進んで、計算にものをいわせるPCではなく、知性をPCに持たせるための具体的な研究状況と課題を詳細に説明し、それを踏まえ、2045年に人間以上の知性を持ったPCが誕生したときに我々の生活にどのような影響を与えるのかを考察してほしい。
前者は、ニューラルネットワークによる実装という古典的な方法を簡単に説明するだけで、冗談だろうと思ってしまいます。
後者は、ロボットが仕事を奪うとかこれもありきたりなことしか書いていないです。
もう少し、実現可能性と実現した場合の影響評価をまとめて欲しかったです。
しかし、PCの知性とはという問題意識を提起する上では良い一冊であると思う。
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計算能力の量的レベルがある段階に達した時、本当に質的な飛躍が生じるのだろうか。そのとき、コンピュータが意識を持つ前に、オートメーションではなくコンピュータ利用の「第二段階」に達してているのだろうか。
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8月14日読了。
興味本位で買ったが、思ったよりも現実に即した内容であった。もうそこまでアニメや映画の世界が来ているのだと感じた。
ただ、もっと細かく世代毎にわけてせつめいがあると良かったなぁ。
29冊目。
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ムーアの法則をあらゆる事象に適用できるとしたカーツワイルは2045年にコンピュータの能力が全人類を越えると考えた。スーパーコンピュータの歴史、SF、欧米の人工知能研究動向から未来を考える好著。
どうやら再び人工知能へ向けて、IBMのシナプス(SyNAPSE)計画、スイス連邦工科大学のブルー・ブレイン・プロジェクト(Blue Brain Project)などが動き出しているようです。
人工知能は80年代に国家プロジェクトでエキスパートシステムを目指し、AIブームもあったがその失敗とともにブームは去ってしまった。クラウド、モバイル、ビッグデータとの流れの中で、未来を予測するのが現実的になってきた今こそエキスパートシステムであり、AI(人工知能)ではないだろうか。
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久しぶりにすげえつまんない本を読んだ。何がつまんないか?というと、年取った人が裏付けのない断言をするところでいちいちひっかかったり自分の偏見をユニバーサルな意見っぽく表現するところ。じいさんの書いた本の典型的失敗パターン。しかし、レイカーツワイルは気になるな。ってか、本も面白かったし。
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2045年技術的特異点を迎え、ここを境にコンピュータが人類を上回るというコンピュータ学者のレイ・カーツワイルの主張を関連する論文や著者なりの考えを交えて解説している。その内容は「ターミネーター」や「マトリックス」が現実になるというものである。関連する研究がたくさん紹介されていて、そこそこ納得できる話だ。 冒頭で「2001年宇宙の旅」などのSF映画に触れていたり、用語解説を適切にまじえて説明していてわかりやすく書かれている。
アメリカやヨーロッパはこの手の研究に相当なお金をかけているようだ。これを読むと、「2番じゃダメなんですか」と発言があった日本の政治はまるでわかっていないことがよくわかる。
関連するプロジェクトしてIBMの「シナプス計画」とヨーロッパの「ブルー・ブレイン・プロジェクト」を紹介して、シナプス計画のフェイズ2では国防省が25億円弱、EUでは「ブルー・ブレイン・プロジェクト」の後継に1000億円の予算をつけているらしい。
ロズウエルのUFO話は魅力がなくなってきている今、この話は比較的現実感があり、わくわくする。
今後も注目していきたい。