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商品と対峙する>「どの商品がうれる?」の世界から、「なぜ売れる?」「いつ売れる?」「どうやったらもっと売れる?」の世界へ入っていった。
OFCで店はこんなに変わる>必ず店の主体者(オーナーか店長)がいる
人間性で勝負しようなんて”絶対に”考えないこと。店は、人間味のあるFCなんて求めてないから。店が求めているのは、具体的な話ができて、数字を変えられるFCだから。性格で勝負するタイプのFCは伸びないから」
セブンイレブンは平均値を使わない>平均値に意味なしと考える
自分で仕入れて自分で売る>これが商売の基本であり、この体制が理想であるとセブンイレブンは言う>同時に「仕入と販売を別の人間が行っていることが、チェーンストアの最大の弱点である」
会長講和>変化への対応と基本の徹底、単品管理(仮説と検証)しかない、成功体験を捨てて仕事のやり方を変えよ、競合店は関係ない。ライバルはお客様
業務チェック表>今週やるべき仕事の全容を1枚の紙A4にまとめる
資料は捨てるつもりで目を通す
売り方で売れ方が変わるように、仕事の仕方で業績は変わる。
リーダーの条件、それは成績を変えることのできる人
店を担当すると一月以内に「その店のこれからのあるべき方向(グランドデザイン)を提示することにしていた。
虎の巻きを多用する>スタートダッシュ>なぜやるべきなのか、そのためのポイントは何か、得られるであろう成果は、そのためには今週必ず・・・・>出だしで十分に時間をとって店に覚悟を決めさせる。
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Fトレという厳しい研修を経て、セブン-イレブンのOFCとなり、OPENした新店を軌道に乗せるという、過酷な仕事をこなしてゆく。
体重は落ち、顔色も悪く、白目は黄色に変色し、もう死んでもかまわないという覚悟で臨む姿に、仕事の厳しさを見ることができる。
この本はフィクションだと最初に書かれているが、岩本さんの実体験をもとに綴られた実話である。
このOFCという仕事を一人前にこなし独立するまでの苦労がひしひしと伝わり絶体絶命の状況からの突破力は本当に素晴らしい。
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著者が体験した7年間のセブンイレブンの体験記。
セブンイレブンの経営的な話ではなく、スーパーバイザーがどんな仕事をしているかを細かく綴ってあった。
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内容は実際にセブンの社員(一時的なアルバイトではない)としてフランチャイズの指導に当たった著者の戦記である。最初はやたら改行の多いスカスカ文章に読むのをやめようかとも思ったが、我慢して読み進める内に知らず知らずグングン引き込まれた。本部への不信感いっぱい、やる気もない担当店のオーナーさんや態度悪いバイトらと金八先生並みの熱いハートで信頼感を勝ち取っていく姿は爽快だ。
(続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/200907/article_2.html
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2011年の本、26冊目。(再読)
仕事の向き合い方に刺激が欲しくて再読。
セブンイレブンのOFCの仕事に大切なことは…
「第五に、これが一番のポイントなのであるが、“政策に惚れ込む”ことだ。
(中略)
ところが、OFCは「実行する人」ではない。「命令する人」でもない。
「実行する人を動かす人」、「実行する人を説得する人」だ。
腹にハマらなくても命令はできるが、腹にハマらないことを説得することはできない。」
確かに、その通り、だよなぁ。
運動しなくなってしまった腹に、脂肪以外のものをハマらせなくては。
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再読本。
「した!」(分かりました)の返事で、仕事が進むセブンイレブン。
まさに軍隊。
店をつくる、オーナーを育てる、自分の業務(単品管理)を究める、全てがこれまたハード。
確かに仕事は鍛えられて、どこに行っても通用するスキルというか根性は付くと思う。
しかし、組織としては強いには強いけど・・、好きになれる会社かどうかと言われれば嫌いな会社だ。
著者の岩本さん、独立してあの立ち食いソバの名店「いわもとQ」を立ち上げてくれたことには大いに感謝したい。応援しています。
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2013年3月初旬読了。
十数冊読んだコンビニ関連の書籍は、大きく分けて二種類に分けることができる。一つは、コンビニの業務や歴史を扱う本。もう一つは、コンビニの経営に関するハウツー本。こちらは後者で、セブンイレブンで店長からSVまでの苦労話や工夫・成果・反省を自叙伝的に語っている。
波乱万丈なエピソード。それぞれの小話が、セブンイレブンの社訓とリンクしていて面白い。「単品管理」だの「クリンリネス」だの、単語レベルでみるとあーはいはいそうだねなどと軽く思ってしまうが、その裏に隠された血と汗と涙の努力が半端なさ過ぎて笑う。
ただ、問題点もいくつか。
・役に立つかどうかと言われれば、コンビニで働かない人にとっては微妙かもしれない。
・この人は「鍛えられた」と好意的に書いてあるけど、労働環境とかが企業戦士過ぎてヤバい。キツすぎて辞めていった人のことも少し書いてる。
・一番ヤバいのは、(たぶん)SVが使えないせいで(おそらく)借金抱えて消えていった(だろう)オーナーの存在が垣間見えること。赤字過ぎてオーナーが匙を投げ、直営店となった店を立て直した、って聞こえはいいけど、それって前任のSVの問題じゃないの?立て直したのが入社して1年ちょっと過ぎの話だし。
コンビニ経営の悪辣さを糾弾する暴露本よりよっぽどリアルで面白いです!笑
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セブンイレブンの厳しい裏事情がわかって面白い。ただし、表面上は単なる熱血社員を記述している感が強い。鈴木会長の説に考えるとことあり。
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•セブンイレブンのスーパーバイザーになる為の奮闘記。描写がリアルなので、追体験でき、勉強になった。
•単品管理について、筆者の別の本を読んでみたくなった。
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セブンイレブンが好きだ。どの地域のどの店舗を訪れても大きくは変わらない安心感。それでいてその立地に必然性がある品揃えにカスタマイズされているので、痒いところに手が届く。特にここ数年の食品のクオリティの高さには目を見張るものがある。
この書籍では、我々が享受する「当たり前」が確立されている裏側での血と汗と涙の物語が語られる。
まずもって、ここで描かれる戦場のような有様は、バブル期〜バブル崩壊期の熱狂の渦にあったものだという点は差し引いて考えなければいけない。
いや、それを考えたとしても激務、非常、理不尽。しかしビジネスとしては合理的。人間にビジネスは早すぎるのだ・・・