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【感情でなく勘定】
商売は感情ではなく、「勘定」である。
バイヤーで重要なのは、センスやアンテナではなく、「適切な仕入数」と「値付けセンス」
在庫コストと人件費の計算。無駄がなく商売するのは、
良い肉が入った時にだけ店を開く、予約制の焼き肉屋。
潰れそうで潰れない店の周りには公的機関があり、
「定期低収入」と「不定期高収入」のバランスが上手く釣り合っている。
現金さえあれば、会社は潰れない。
高級料理屋の千円ランチのシステムは、安定のキャッシュフローシステム。定期低収入で現金を回す。
【機会損失を考えろ】
「機会損失」=本来得られたはずの利益が得られなかった損失
「サンクコスト(埋没費用)」=発注済みのどうしようもない費用
売れ残りの多い店舗で原価30円のドーナッツを100円で売っている。
ドーナッツを1つ落とした損失は、0円。
機会損失の考え方が大事。
「人は得よりも損した記憶が2倍強く残る。」
広告を打つときは、得をしますよ!より、来ないと損ですよ!の方が効果的。
【数字は便利】
人の記憶に刷り込みやすく、AKB48や関ジャニ8など、グループ名や、店名につけると効果大。
説得するときや、メッセージ性を与えるためにも数字が必要
「物事を整理」「理路整然」「注意喚起」3つの作用がある。
【会計三種の神器】
①貸借対照表=ストップウォッチ=会社の財産
現金に近い順で並んでいてる。
資産=このさきお金に変わるもの
負債=これから払うもの
自分の財産を「資産」。他人から借りている財産を「資本」とし、
「資本」を元手に「資産」を作るのが資本主義。
自己資本率=純資産÷(負債+純資産)×100
↑会社の健全さを把握する。10%以下なら危険。50%以上なら健全。
②損失計算書=通信簿=利益か損失か
ビジネスの優先順位
①お客様②取引先③社員④銀行⑤国
①売上総利益=「お客様からもらったモノ」ー「取引先コスト」
②営業利益=①ー「社員のコスト」
③経常利益=②ー「銀行へのコスト」
④当期純利益=③ー「国へのコスト(税金)」
という蘭になってて、重要なのは営業利益
営業利益がプラス
投資活動がマイナス
財務活動がマイナス
が一番良い会社。
③キャッシュフロー計算書=入試=お金が増えたか減ったか
【投資】
投資について「貯金額」ー「年収」=投資可能額
株式投資の優待ゲインを利用する。「ビッグカメラ」「伊勢丹」など
貯金があれば保険はいらない。
【消費税が上がる前に】
「結婚式」「定期券」「前売り券」
中古車は個人売買へシフト。ネットオークションなど個人売買ができるツールを利用。拡大していく。
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか、の山田真哉の著書。図書館で借りた。萌え系の表紙なので読むのが恥ずかしい。内容は会計の本。以下メモ。
●バイヤーに重要なのは、お客様を納得させる値付けセンスと、適切な仕入数を見極める能力。
●感情ではなく勘定。
●定期低収入+不定期高収入。現金収入が欲しいので低価格ランチをする。
●50人に1人無料は、2%。
●弁当の世界では300円。2000円なら駅弁や空弁の世界で戦う。
●98円などの端数値付けは、大台を切った感じだけでなく、お釣りを渡すことで店員とのコミュニケーションが生まれる、お釣りが出ることで買った側に何かをもらった感が残る。
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【冷静な判断】
著者が言われているように、前書「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」と重複する部分はありますが、会計の基本中の基本であるから何度でも出てくると理解できます。
会計に感情をはさむ余地はありませんが、経済は感情で動いてしまいます。人は感情を入れずにものを購入する等の経済活動ができません。
システムトレードなら機械的に感情を無視して売買できるのでしょうが、それ以外では感情が介入します。
そこで、数字のマジックに惑わされてしまうと正確な評価ができなくなります。
感情を入れずに冷静に判断できる方法を知っているかが、カギになってきます。
正直、最後の投資に関する部分はあまり参考にはならないのでは?と思います。この投資の部分はない方がいいような気がします。しかし、会計部分は非常にわかりやすく、よく理解できます。
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○公認会計士である山田真哉氏の著作。
○会計についての入門書的位置づけの本。
○表現や例がわかりやすく、会計が苦手な人でも、意外と読めてしまう。
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会計学の基礎の基礎。ダイムに連載の頃から読んでいるので復習になったかな。タイトルの奇抜さの勝利でしょう。星2つ
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チェック項目6箇所。どんな業種でも、商売を継続していくために不可欠なものがあります、何かわかりますか? それは利益を出すことです、利益を出すためにはどうしたらいいでしょうか? 答えは、そう、「売上」を増やすか、「費用」を減らせばいい。世の中には『ランチタイムはカード使用禁止』というお店も結構あります、それはカードを使われるとクレジットカード会社への手数料が発生してもったいないという理由もありますが、こうした資金繰りの事情が大きいのです。価格の「98」には「大台を切っている」というメッセージ性。僕が「安心して老後を過ごすには、いくらあればいいですか?」と聞かれた時は、「夫婦で20年間生活するために必要な額は8000万円」と答えています、地域差など物価の違いはもちろんあると思いますが、とりあえず目安は8000万円だと伝えています。確実に言えるのは、「増税前に買ったほうがおトクですよ」という宣伝文句に惑わされず、本当に今、必要かどうかを見極めるべきだということ、むしろ、すぐにできる消費税増税への対策として重要なのは、大きな買い物ではなく、日々の小さな出費の節約です。
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今まで読んできた会計やビジネス関連の本で、最もわかりやすく、読みやすいと言えるかもしれない。
内容も、大切なところでは考えさせながら読ませてくれたり、この本を読んだ上で、気になる箇所、深めたい箇所をピックアップした本(例えば賃貸対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書など)を読めば良いと思う。
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焼肉屋 馴染みのお客が来るときだけ営業
定期低収入と不定期高収入→本屋,洋品店,自転車屋
高級料亭 バックエンド商品 フロントエンド商品→お昼のランチ
豆大福問題 豆大福 ソフトクリーム ドーナツ
→ 売り切れる100円損失 作れる30円原価 余るのでロスなし
埋没費用(サンクコスト)と公共事業
会計センス サイフの中には今いくら?
ダニエル・カーネマン「プロスペクト理論」→人間は得をした喜びよりも,損をした悲しみの方が2倍強く残る。だから,損失を回避する選択をする。
☆鯨岡会?R021214なぜ当時メモしたか不明・会計を立て替えて3,000円位損した時か?
ゼロは失うリスクがない→損失を回避できるという安心感
毎週500円もらえる話→10万円の投資→年間2万4000円の配当,年利24%
単位変換 アンカリング効果への対応策→価格が異なる商品が複数並ぶと,その中間価格が判断の基準となる。
フィッティング効果
資本金1000万円未満→消費税は2年間非課税→777万7777円の資本金
→1株1円にする必要あり。
財務三表
老後に差し掛かる前に必ず,生活スタイルの見直しに取り掛かる。
三越伊勢丹ホールディングの株主優待 10%割引
銀行への預金→円への投資と同じ
終身タイプの医療保険→支払いを60歳まで→死ぬまで入院保障
エコ家電→地道な固定費の削減
会計→一歩引いた視点を与えてくれる
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1.新しいフレームワーク
・戦いが不利な場合は、土俵を変えろ!
2.人に話すときのネタ
①単なるお弁当だと高いけど、 “駅弁”だとどう?(^^
②単に2000円のお弁当だけでなく、あえて3000円、
5000円のお弁当も開発し置いておく
3.第二のタイトル エピソード×アクション
・会計は、一歩引いた視点を与えてくれる!
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・客足の少ない焼き肉店の収益の仕組み
・高級料亭格安ランチ
・現金収入。キャッシュフロー経営
・定期低収入、不定期高収入
・豆大福問題。(埋没費用・原価・機会損失)
・アンカリング効果(数字にだまされる)は単位変換をする
・2000円の弁当、3000円、4000円も一緒に売る
・数字98は大台を切っている
・BS LSについて
・老後、投資について
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情弱文系向けにかなり砕けた口語表現で書いてあり読み易い。貸借対照表はストップウォッチ、損益計算書は成績表、キャッシュフロー計算書は入試という例えがわかり易かった。
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ランチ提供のメリット:①現金収入(キャッシュフロー)のメリットが一番大きい。②食材の処分 ③固定費がかからない ④宣伝
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名な山田真哉氏の著作。
簡易な会話形式で、会計を軸としたビジネスの仕組みをわかりやすく説明してくれています。
機会費用や埋没費用、感情と勘定、数字の力とアンカリング効果、土俵変換など面白いトピックが並びます。財務諸表の読み方、特にキャッシュフロー計算書のポイントなどはわかりやすく理解が深まりました。
最後の章はパーソナルファイナンスと題して老後対策や資産運用にまで多岐にわたっています。こういう考え方もあるのかと感心しました。
私としては、居酒屋はなぜランチもするのか?の理由に対して、なるほどね!と膝を打ち、とても記憶に残っています。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」も読みたいと思わせる一冊で、著者との良い出会いでした。
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経営の視点、定期定収入+不定期高収入
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書
例えなども平易でわかり易い
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公認会計士で『さおだけ屋は~』で有名な山田真哉による一冊。
実践的な例が豊富でわかりやすかった。