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おぞましい
2015/11/02 01:31
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むんじゃなかったとしか言えない。読みだすと、結末が気になり、30分ほどで読み終えた。「オチにビックリ」的な口コミが多かったので期待したところもあるが、そもそも登場人物が少ない上、次々に殺害されていくこともあり、消去法で大体オチが想像できてしまう。巻末あとがきで「恐怖を楽しむ」とあるが、なかなか楽しむまではいけなかった。グロい!
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『殺人鬼』の続きとなる作品。
前作同様に
恐怖とグロテスクが始めから終わりまで埋め尽くされている。
ホラー、スプラッタ映画そのままに。
人の形をしながら、圧倒的暴力を放つ殺人鬼。
その前に無惨にも殺されていく人々。
ヒーロー、ヒロインが最後の最後に立ち向かうところもそのまま。
これは逆説的なエンターテイメントである。
過剰な暴力描写と凄惨な描写、その行き過ぎた力が恐怖を超えて、
引きつるような笑いへと向かわせる。
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おととい読んだ覚醒篇に引き続き、逆襲篇を読んだ。覚醒篇では明らかにならなかった殺人鬼の正体を知りたくて。。結局これはどうなんだろう。殺人鬼が波動?みたいなものを使って人を操り殺人を起こさせることができるのは前作でも、今作でもわかるけども、、結局元祖殺人鬼は何者でどうやって生まれたのかは明らかになりませんでした。それに元祖殺人鬼の死体も見つかっていないので死んでないんでしょう?
悲劇の始まりである5年前の中学生惨殺事件について、確か4人中3人亡くなったとあったと思うのですが、その事件が殺人鬼誕生と関わりがあるのかな~と私は思いました。
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再読。何度読んでもこの残虐度は凄い! 消火器が~。すっかりトラウマ状態ですが。それでも残虐なだけではないのですね当然。数々の伏線を見逃すなかれ。
読みどころはやはり、真実哉少年の活躍。頑張れ頑張れと思いながら読んでしまいますね。対決シーンも目に光景が浮かぶようで。そしてラストは、どことなく「Another」に通ずるものも感じました。
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前作に比べるとインパクトやミステリー要素、オチで物足りなさは否めない。でも、「覚醒篇」を気に入って「もっとこういうのが読みたい」という期待には十分応えられたのでは。道具を使ったグロさは完全にこちらの勝ち。カエル風船の話だけで「あーあー」となるのに、腹の膨らんだ人が破裂するって何さ…。やりすぎ。
高校生のときに、日本史(世界史?)の授業で拷問のビデオを見せられた。未だになんであんなことしたのかわからないけど、これがすごくて、両腕を液体窒素みたいのに漬けさせて、それをハンマーで叩いて粉々に砕くというもの。絶叫する女性。口元を抑えて教室から走り去る女生徒。なんの授業だよ。まぁでも、そのときの感覚が蘇るぐらいには、今作も凄惨だったということ。
ただ、そうはいっても救いはあって、やはり小説だから大丈夫なこともある。映像は自分で作り出すしかないから、自分の許容範囲外のショッキングな光景は出てこない。このギリギリ感。落ちる前のジェットコースター的な感覚。ドキドキぐろい。これ、好きな人にはたまらないと思う。でも、人肉食べちゃったりするので、苦手な人は絶対ダメ。気をつけて。
また、いかにも続編のようだけど、舞台は双葉山じゃなくて病院から始まるし、登場人物も一新されているし、実はあんまり関係なかったりする。ただ、こちらは女子供も初めから容赦ないので、前作より更に酷い。酷すぎる。とはいっても、総合的には前作の方が良くできているので、こちらを先に読んで、エピソードゼロ的に前作「覚醒篇」に行くのが一番楽しめるかもしれない。ネタバレは少ないし、そこまで気にならないはず。
なんにせよ、残酷表現と人体破壊のオンパレードなのは間違いない。どんなフォローをしたところで、心が弱い人はもちろん、食事中に読むなんてもってのほかのB級(いい意味で)ホラー小説なのである。
【キーワード】
本能的な〝勘〟、化物、双葉山の殺人鬼、わが子の屍肉、発作、植物状態、肌色の風船、血みどろで穴だらけの肉球、肉の鞭、いまだかつて見たこともないような凄惨な光景、異形の死体、ありったけの悲鳴、心を持たぬ殺人機械
【主要人物】
白河真実哉、白河愛香
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本作は覚醒篇のスピンオフ作品です。
感想は微妙でした。
確かに描写は上手いです。
しかし、前回と連続性がないし(まぁ、スピンオフだからね)、ただ人を殺せばいい感が伝わって残念でした。
プロットを練って作られてるのかなぁ~って疑問にも思った。
それにしても、姉の愛香はどうなったの?生きてるの?
有耶無耶な感じで終わります。
ホラー好きには堪らないと思いますが、もう一押しほしいところです。
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読み終えるの苦しかった…。
出てくる人、出てくる人みんな死ぬんだもん。
真実哉くんが唯一の救い。
ただ、前回に引き続きテレパシーで直接脳内に話しかけたりとか殺人鬼の意識の乗っ取りだとか、色々ありえなさ過ぎて、どうしても感情移入できず。
途中から流し読みになってしまった。
結局、殺人鬼は誰だったのか。
続編あっても多分読まない。
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前作よりは楽に読めた……前作より、は。
相変わらずグロテスク描写にリアリティがあり、夢中になると同時にいい意味で気分が悪くなった。
前作のグロテスク描写で買うのを躊躇っていたが買って良かったかな。怖かったけど。
表紙の遠田さんの装丁が相変わらず綺麗で買って良かったと満足。
少年イラストは珍しいのでさらに嬉しい。
前作はグロいミステリを読んでいるかんじだったが、ホラー要素が徐々にあがってきているため、続きが出ても買わないだろう。
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グログロ。人を殺しすぎているでしょう。残虐に。
人間ってこんなにしぶといものなのかね?両手足を切断されて気を失わなかったり、、B級ホラー好きにはもってこいの本だねこれ。
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覚醒編の続編。舞台が山から病院に移り、より恐怖観を掻き立てる内容になっている。
思念がもっと伝播して、精神世界上での攻防に展開した方がおもしろかったかも。
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2度はよめないかな・・・ヒィ~
映像化した方が、いいかも!
読書だと自分の想像力に・・・痛いかんじ。
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前作で批判したものの図書館で借りて読みました。
相変わらずの残酷描写だけど、やっぱり読みやすかったです。
なんだか楳図かずおの漫画「神の左手悪魔の右手」にそっくりでした、確か綾辻行人は楳図かずおの大ファンだと聞いた事があるので間違いなく影響を受けた作品だと思います。
ちなみに「神の左手悪魔の右手」はジョジョの元ネタとしても有名な作品です。
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前作よりも早くから
沢山の人が死んだ………
所々にある違和感には
最後の最後に言われてわかった
なんと情けない(・ω・`)
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再読、だと思います。ちゃんと他の文庫は持っているので。ただまあ、内容は綺麗に忘れておりましたけれどもね。とにかくグロい、ひどい、ってことしか印象に残らない。それだけ印象に残れば十分、という気もします。
覚醒篇で暴れた殺人鬼が双葉山を下りて人里に、というスプラッタホラー。前作同様まあよくもここまで残酷に殺せますね、と感心してしまう程度には酷い。相変わらず匂いと音と味覚が一緒に表現されてるので、具体的には絶対に想像したくない。個人的には殺人鬼が山を下りてきて一番始めの殺害、物語の冒頭のやつが一番凄惨で好きです。第一章を読むだけで殺人鬼のスペック(能力、哲学)がこれ以上にないほどよく分かる。
この話にもちゃんと綾辻らしいというか、ミステリ作家としての仕掛けは施されているので、その点も楽しめます。
抜粋。
殺人鬼(・・・)。
やはり今、われわれは彼(・)のことをその名でこそ呼ぶべきであろう。
12.10.16
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こ、怖かったです((゚д゚)))
無駄なまでに鮮明な表現が想像力を異様に書き立てます。
でもこれちょっとややこしいので2~3度読み返さないと内容を完全に理解するのは難しいんじゃないかな・・・。