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新装改訂版で再読。やっぱり素晴らしい。
事件の派手派手視差、息詰まる展開、意外な真相に美しいラストシーン、とどれをとっても文句なし。
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館シリーズのミステリ。
奇妙な館を設計することで有名な中村青司が設計した時計館が舞台。
古峨倫典が残した詩、4人の子供たち、時計館を立てた理由、そして、永遠の願い。
このいわくつきの館で起こる、凄惨な事件の後編。
島田潔が解き明かす、事件の真相。
本格推理の金字塔。
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犠牲者が多いのが嫌だな。あと1~2人は生き残ってほしかった。
犯人に勝ち逃げされた感じ。
でも、伏線の回収が惚れ惚れしちゃうのよねー。
やっぱり好きです館シリーズ♪
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まず、この本は夜中にひとりベッドで読むのには向いていないことを伝えておきたい。
私はホラーでなければ怖くないと思い、うっかりやってしまった。
そして、犯人がわかってしまうまで怖くて読むのをやめられなかった…。
次々と起こる連続殺人が、被害者の視点で動いていくものだから本当に怖い。
しかも、館シリーズなので舞台はもちろん、中村青司が建てた曰く付き屋敷である。
何かからくりがあるのに違いない。
ということは、どこに閉じこもろうと安全ではないわけだ。
後編では半分くらいからが、謎解きターンに入る。
ちょっとペースダウンしてしまったかな? と思ったのがまたやられた…。
本格だとか新本格だとかは私にはよくわからないが、作りが巧妙で面白かったことだけは言える作品だった。
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新装版解説はなんと米澤さん。ほくほく。
ワタシと綾辻作品の出会いは…そもそもは藤崎竜だ。
フジリューがイラストを担当したジャンプジェイブックス「眠り姫は魔法を使う」(霧咲遼樹・著)の主人公たちが通う高校が時計館高校という名前だったのだ。谷山さんの歌も載っていた。
わ、懐かしい。そっちも読みたい。
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・犯人はまあそんな所だろうと思っていた通りの妥当な地点に着地。
・最後の塔の仕掛けがいまいちピンと来なかった。
そんな危ない場所で犯人を暴く必要性があったのかも疑問。
・一番キャラが立っていた瓜生が死んで、
一番よく分からない福西が生き残ったのがちょっと勿体無い。
・河原崎が犯人にタックルをかましたり、首を絞めたりしたのが、
解決への1つのヒントになるのかと思ったが、そんな描写は特になかったような…。
そこが一番モヤっとした。
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ひさびさに読んだ「館シリーズ」の第5作は、第45回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作。一読してみて、やはりそれだけの価値がある作品だと感じた。トリックもストーリイもよく洗練されている。ネット上の感想では自力で真相に辿り着けたというものも散見されるが、わたし自身は犯人が「時計館」の人間であることと、「時計」がなんらかの形でトリックに使われていることがかろうじてわかったぐらいで、そこまで推理小説をよく読むわけではないこともあり、さすがに完全にはわからなかった。結局「的中」した部分に関しても、わたしが目星をつけた人物はたしかに実行犯であったが、さらなる「真犯人」がいるとは思いもよらなかったし、時計もせいぜい時刻表示が精確ではない可能性もある程度にしか考えておらず、あんなに大掛かりなトリックは想像もつかなかった。やはり上質な推理小説は一筋縄では行かない。ただ、トリックそのものももちろん驚きではあったが、ある意味でそれ以上に衝撃的であったのが、主要な登場人物のほとんどが亡くなってしまうこと。まさかこんなに多いとは……。
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再読。学生のころ、夢中で読んでたよ。なのに、まったく内容を覚えていないという・・・。最後のトリックはこんなんだったのか!
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我慢できなくなって途中で少しトリック読んでしまったんですけど(おいこら)、トリック知った上で読んでも驚かされました。傑作です。
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久々に面白かったミステリー!
【以下ネタバレ】
三重の罠にハマり、上巻で瓜生くん(飲み物への睡眠薬混入は初期から疑っていたので、積極的に皆に飲み物を提供していた彼が怪しいと思った)と弟ちゃん(こういうのの定番で狂ったふりをしているのでは、と思い始めてあとは真犯人一歩手前の偽推理と同じ)かなぁ、と思う。→下巻の最初のほうで棺の中にはくまなく調べて何もないと言いつつ、床のは知らなかった、という伊波さんの態度が変だな、と思って疑い始める。で、ビンゴ。でも疑いはじめたのは下巻になってからだし、他の二人があまりにさり気なく怪しいと疑わせる手法だったので疑っては居ても犯人ってのはうーん、と思わせるあたりがうまい。水に睡眠薬、という疑いのあたりではあー、伊波さんかな、という確信に変わった。弟ちゃんの偽推理のあたりではまだページが余りすぎていたし。笑 真犯人がわかったあとでのネタばらしも秀逸。途中で時計館の時計が全体的に狂ってるのかな、とは思ったけど、なぜか早くしているとは思わなかった。逆に娘を嫁がせたくなくて遅くしているのかと……うん、そういう親心ってあるじゃない……。
【以上ネタバレ】
うーん、面白かった! 個人的には十角館よりもこっちの方が良かった。あっちは読んだのが遅かったせいなんだけど、他で何度か見たトリックで、なんとなく「もしかして……」と思ったもので。こっちはかなり後半にならないと判らなかった上にかなり巧妙な罠が仕掛けてあったので見事に吃驚できた。いやー、いいミステリーだったなー。
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真犯人やトリックは割とわかりやすいかも。ただ動機がそうなるとは!長編だけど読みやすく、他のシリーズも読みたくなった。
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犯人は途中からまさか・・・
と思うところはあったのですが、トリックが驚愕でした。
トリックはスケールが大きければ大きいほど、驚きも大きいですね。
そして最後のカタストロフィーたるや!!
面白かったです!
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本格派と呼ばれるミステリー群の中で、トリックありきの筋立てが気にならないほどのキャラクター描写を持つ作品は少ない。(その点、社会的問題や、心の琴線に触れる内容を多くもつ作品を描く、島田荘司は凄かったと思う)
残念ながらこの作品もトリック先行である印象が拭えなかった。上下巻という長さをしてそうなので、どうしても退屈になってくる。
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館シリーズの中でもこれはおもしろかった!ただみんな死にすぎ!!本当中村青司の館は呪われてるんだと思う。
犯人が単純すぎるなーと思ってたらやっぱりそこはちゃんと真犯人がいるわけで、あぁさすが綾辻さん!と。
ただ館シリーズはからくりが隠し扉がデフォルトだから仕方ないとはいえトリックがイマイチ好みではない。
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館シリーズ6作目。ラストはやはり一筋縄ではいかないんだろうな・・とあらかた予想はしていたけれど、やっぱり驚かされた。
衝撃度ではやはり十角館には敵わないけれど、これでこそ館シリーズだよなと思う。
新装改訂版は次の黒猫館で終わりとのことで今秋にも出るみたいなので、発売を待ってこの先もちゃんと順番通り読みたい。