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・犯人はまあそんな所だろうと思っていた通りの妥当な地点に着地。
・最後の塔の仕掛けがいまいちピンと来なかった。
そんな危ない場所で犯人を暴く必要性があったのかも疑問。
・一番キャラが立っていた瓜生が死んで、
一番よく分からない福西が生き残ったのがちょっと勿体無い。
・河原崎が犯人にタックルをかましたり、首を絞めたりしたのが、
解決への1つのヒントになるのかと思ったが、そんな描写は特になかったような…。
そこが一番モヤっとした。
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ひさびさに読んだ「館シリーズ」の第5作は、第45回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作。一読してみて、やはりそれだけの価値がある作品だと感じた。トリックもストーリイもよく洗練されている。ネット上の感想では自力で真相に辿り着けたというものも散見されるが、わたし自身は犯人が「時計館」の人間であることと、「時計」がなんらかの形でトリックに使われていることがかろうじてわかったぐらいで、そこまで推理小説をよく読むわけではないこともあり、さすがに完全にはわからなかった。結局「的中」した部分に関しても、わたしが目星をつけた人物はたしかに実行犯であったが、さらなる「真犯人」がいるとは思いもよらなかったし、時計もせいぜい時刻表示が精確ではない可能性もある程度にしか考えておらず、あんなに大掛かりなトリックは想像もつかなかった。やはり上質な推理小説は一筋縄では行かない。ただ、トリックそのものももちろん驚きではあったが、ある意味でそれ以上に衝撃的であったのが、主要な登場人物のほとんどが亡くなってしまうこと。まさかこんなに多いとは……。
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再読。学生のころ、夢中で読んでたよ。なのに、まったく内容を覚えていないという・・・。最後のトリックはこんなんだったのか!
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我慢できなくなって途中で少しトリック読んでしまったんですけど(おいこら)、トリック知った上で読んでも驚かされました。傑作です。
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久々に面白かったミステリー!
【以下ネタバレ】
三重の罠にハマり、上巻で瓜生くん(飲み物への睡眠薬混入は初期から疑っていたので、積極的に皆に飲み物を提供していた彼が怪しいと思った)と弟ちゃん(こういうのの定番で狂ったふりをしているのでは、と思い始めてあとは真犯人一歩手前の偽推理と同じ)かなぁ、と思う。→下巻の最初のほうで棺の中にはくまなく調べて何もないと言いつつ、床のは知らなかった、という伊波さんの態度が変だな、と思って疑い始める。で、ビンゴ。でも疑いはじめたのは下巻になってからだし、他の二人があまりにさり気なく怪しいと疑わせる手法だったので疑っては居ても犯人ってのはうーん、と思わせるあたりがうまい。水に睡眠薬、という疑いのあたりではあー、伊波さんかな、という確信に変わった。弟ちゃんの偽推理のあたりではまだページが余りすぎていたし。笑 真犯人がわかったあとでのネタばらしも秀逸。途中で時計館の時計が全体的に狂ってるのかな、とは思ったけど、なぜか早くしているとは思わなかった。逆に娘を嫁がせたくなくて遅くしているのかと……うん、そういう親心ってあるじゃない……。
【以上ネタバレ】
うーん、面白かった! 個人的には十角館よりもこっちの方が良かった。あっちは読んだのが遅かったせいなんだけど、他で何度か見たトリックで、なんとなく「もしかして……」と思ったもので。こっちはかなり後半にならないと判らなかった上にかなり巧妙な罠が仕掛けてあったので見事に吃驚できた。いやー、いいミステリーだったなー。
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真犯人やトリックは割とわかりやすいかも。ただ動機がそうなるとは!長編だけど読みやすく、他のシリーズも読みたくなった。
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犯人は途中からまさか・・・
と思うところはあったのですが、トリックが驚愕でした。
トリックはスケールが大きければ大きいほど、驚きも大きいですね。
そして最後のカタストロフィーたるや!!
面白かったです!
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本格派と呼ばれるミステリー群の中で、トリックありきの筋立てが気にならないほどのキャラクター描写を持つ作品は少ない。(その点、社会的問題や、心の琴線に触れる内容を多くもつ作品を描く、島田荘司は凄かったと思う)
残念ながらこの作品もトリック先行である印象が拭えなかった。上下巻という長さをしてそうなので、どうしても退屈になってくる。
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館シリーズの中でもこれはおもしろかった!ただみんな死にすぎ!!本当中村青司の館は呪われてるんだと思う。
犯人が単純すぎるなーと思ってたらやっぱりそこはちゃんと真犯人がいるわけで、あぁさすが綾辻さん!と。
ただ館シリーズはからくりが隠し扉がデフォルトだから仕方ないとはいえトリックがイマイチ好みではない。
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館シリーズ6作目。ラストはやはり一筋縄ではいかないんだろうな・・とあらかた予想はしていたけれど、やっぱり驚かされた。
衝撃度ではやはり十角館には敵わないけれど、これでこそ館シリーズだよなと思う。
新装改訂版は次の黒猫館で終わりとのことで今秋にも出るみたいなので、発売を待ってこの先もちゃんと順番通り読みたい。
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針のない時計塔。108の時計が蠢く時計館。
ミステリ作家 鹿谷門実は時計館の主が遺した謎に挑む。
一方、時計館の中では次々に針が止まる時計と命が止まる人達。
江南らは館から生還することができるか。
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本を読み終えて、内容を思い返してみると真相を導くための条件はこれでもかというくらい出されていた。しかし、全ての真相は私にはわからなかった。なぜ時計館なのか、なぜ中と外の話で物語が進んでいくのか、解説編まで読んで納得させられた。これはミステリ小説としてすごいと思った。
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綾辻行人作品の初読。
設定にはかなり無理があるし、仕掛けが壮大すぎて現実感が伴わない部分が多々あった。
殺人があまりに簡単に行われ(笑)
でも最後の100ページは楽しめた。
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☆3.6
ちょっとした違和感とかで、「ん?この人・・・?」って不審に思うところあり。トリックは、仕掛けが大掛かりでほんとうにまるごと騙された感wでも、殺人は、あの人が一人で行うには結構無理があるような。体力もいるだろうし・・・。
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いろんな意味で感動した。切なかった。
ただ、真犯人は予想できた。
というよりも、彼が犯人でないことはなんとなく分かった。