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またまた出口さんにお勉強させていただきました。
・意思決定と、提案を通すことは別のこと
・小さく産んで大きく育てる
この2点がとても大切なことだと感じました。
仕事は人生の3割なんだからどんどん失敗する、3割もあるのだから自分が仕事をする意味をしっかり考える。相反するような考え方を共存させられる出口さんはやはり柔軟な考え方の持ち主だろうと感じました。
ファクトで、ロジックで考えるのはとても苦手なので、まずは色々な人の考え方をトレースすることから始めようと思います!
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出口さんは数字、ファクト、ロジックという考えを一貫している 他の本も読んできたので私の価値観にも身に付いている ビジネスにおける決断は結局ここに尽きる
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さくっと読める。本質的なことがわかりやすく優しい文体で書かれている。
・決める基準は、どちらがベネフィットが高いか。
・トレードオフを意識する
・数字、ファクト、ロジックで考える
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決めるのに余計なことを考えるから複雑になってしまっているのは、その通りだと思った。特にその後の提案・承認のことまで一緒に考えてしまうのは思い当たる節がある。また決めるために数字・ファクト・ロジック(変数)で考える癖をつけようと思う。
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72のルール
72÷金利(%)=元本が倍になる年数
金利8%、9年で100万円が倍の200万円になる(72÷8%=9年間)
「いくらベネフィットから見て正しい決断をしても、上司が了承しなかったらしょうがないではないか?」
→意思決定したからといって、決めた通りに動くとは限りません。意思決定をしたあとに、今度は「どうやってこの案を通そうか?」という方法について考える必要が生じる。これを考えるのは「意思決定」の「あと」の話です。一緒に考えてしまうから、混乱するのです。
通す方法は「話を切り出すタイミング」
どんなにいい提案でも、相手に聞く姿勢が整っていないときに話を切り出せば、きちんと聞いてもらえるはずがありません。
本質的に大事なのは、上司の顔色とは別のことです。できるだけ上司の機嫌や仕事の美学といったようなもの、政治的なことなどに左右されずに、正しい提案を通すため、社内で「正しく決めるルール(たとえば、一定の金額以上の案件は、特定の「会議」に必ず付議するなど)を決めておくことが何よりも重要。
数字からファクトをつかむようにすれば、一見耳に聞こえのいい話も事実を捉え直すことができたり、理解を深めたりすることができます
元データ(一次情報)にあたるクセをつける
経済関係の指標なら、IMF,世界銀行、OECDが発表しているデータが重要
トップが「こんなお客様の声を直接聞いた」からということで、なんらかの意思決定をし、社員に指示を出すということはありがちですが、経営にとってはおそらくあまりいいことではないと思います。しかし、コンタクトセンターに届いたクレームを丁寧に統計処理して、たとえば契約のメンテナンスに関するクレームが100件あったということなら、これはかなりファクトに近いとみなすことができます。
現在のように、市民のすべてが公的医療保険と年金制度に加入する仕組み(皆保険、皆年金)が整ったのは、1961年のことです。
世界最大規模の食品・飲料会社であるネスレはスイスの会社ですが、スイス人の経営者は実は数名しかいません。アフリカにはアフリカ人の経営者。インドにはインド人の経営者を置いています。「アフリカ人やインド人の飲食の嗜好は、スイス人にわかるはずがないから」です。そう言い切っています。国際的な企業は積極的に多様な人を受け入れ、多様な視点を活かしているのです。
ビジネスの中に「好きか嫌いか」という感覚的な話を持ち込むべきでははく、あくまで数字・ファクト・ロジックのみで判断すべき世界なのです。
決断できないのなら、期限を決める。みんなが「必ず決められる」ルールを作る。
言い続けること、仕組みかすること
本当に重要なことだと思ったら、言い続けなければなりません。こちらが一生懸命言っても、人は意外と聞いていないもの。仕組みかが大切です。言い続けるだけでは人は動きません。
部下に任せるとは、部下がとることができるリスクの範囲内で、部下に決めさせることが大切です。
失敗しても怒らないこと
「仕事がすべて」と思いすぎている
「人に��う思われるか」といった、仕事に直接関係ないことを考えてしまうこと
旧来型の男性優位のビジネス社会で、「女性はビジネスに向かない」と言う先入観。意思決定のプロセスを論理的に説明することが苦手な女性がもしいるとしたら、それはそういった訓練を受けていないというだけのことではないでしょうか。
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読書家で勉強家の出口治明氏が2014年に書いた本は、本職の仕事(ライフネット生命)を通じて、日本人に正しい決断の技術についてわかりやすく解説しています。
経営者で読書家という人は結構いますが、読書を通じて何を学んだかは千差万別です。読書家ですが丹羽宇一郎氏のような残念な方もいますので、出口氏は読書好きな経営者のなかでも信頼できる一人だと思います。
彼の、最初の5頁を読んでつまらなければ読まないとい読書方法(P186)は限られた時間で良書に出会うためには見習うべきです。私の映画の見方に似ていたのでうれしくなりました。
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先日は、就職活動中の学生から「就職先をA社とB社で迷っています。どちらに決めたらいいでしょうか?」と相談されました。僕はこう答えました。
「まず、意思決定する日を決めなさい。それまで大いに悩み、考えなさい。その日が来てもまだ決められなかったら、10円玉を投げて表ならA社、裏ならB社にしなさい」
締め切りの日まで一所懸命考えて、それでも結論が出ない場合とはどういうことでしょうか。A案、B案それぞれのメリット・デメリットを考えあわせても甲乙つけがたいということなのです。それなら、極端な話、どちらでもいいのです。
「愚痴を言う。人を羨む。人に褒めてほしいと思う。人生を無駄に過ごしたかったらこの3つをどうぞ」という言葉を先日ツイッター上で見かけました。
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漸く探し出して入手できた本でしたが、出口さんの作品を沢山読んできたので、新鮮さはありませんでした。残念
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まさに自分が陥っている思考パターンの改善点を教えてくれた一冊。仕事の成功を「目的達成」と「関係者の満足感」の両方で測る思考の癖があるため、何かと意思決定が滞ってしまう。いわゆるフリーズ状態になってしまうのだ。全員が満足する選択肢を探しているうちに時間が経過し、結局他の誰かが決めてくれた結論にすがる。これの繰り返しだ。。
著者は言う。「決めるのは、本当はシンプルなこと」。この本を読めば分かるが、「決める」ことは本当にシンプルだ。それを複雑にしているのは自分自身だった。
「意思決定と関係者が納得するかは別の領域の話。それを一緒に考えるから混乱する」。
このタイミングでこの本に出合えて良かった。
企画する
↓
関係者の感情など余計なことを考える
↓
決められない
企画
↓
ベネフィットだけで判断
↓
決める
様々な自己啓発本で書かれている「何をすべきかを考えろ」は、具体的には「ベネフィットは何かを考えろ」という意味だと理解できた。ベネフィットだけで判断すればシンプルにやるべきことが明確になる。
<アンダーライン>
★決めるのは、本当はシンプルなこと
★★★「どちらのほうがベネフィットが高いか」で選ぶのが原則
★「余計なこと」が決断を鈍らせる
・決断ができないと思っている人は、意思決定と、提案を通すこととの区別がついていません。
・「客観的な事実」と「意見」
★★★★★
ある人の意見でしかないものはファクトではない
・複数の数字を比較して初めてファクトになる
・ひとりのお客様の声はファクトではない
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著者はライフネット生命創業者の出口治明氏。
2014年発行の図書です。
「きちんと考えて決めること。
それができればあとは行動し成果を出すだけ。
正しく決めるルールやコツがわかれば難しくない。」
ということを、決断を鈍らせる要素を具体例をあげて説明し、決断には「数字・ファクト・ロジック」が大事だと提唱しています。
元データにあたって客観的に多角的に考察することです。
「国語的思考より数学的思考を優先すること」
確かに私たちは様々な意見や経験に揺らぎ主観的に考えがちです。データをもとにすれば決断も早く正しく結果も後悔しないものになるでしょう。
読後、スッキリする図書です。
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シンプルに分かりやすく意思決定について、書かれた本。
数字xファクトxロジック で、
期限を決めて徹底的に検討し、
それでも迷うならあとは直感。って
シンプルな考え方ですごく良いと思った。
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2021.1.11
数字・ファクト・ロジック
仕組み作り
小さく始めて大きく育てる
トライアンドエラー
直感は正しい
仕事は人生の3割
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感動したかといえば、ふつう。
でも大事なことをちゃんとまとめてくれていて、納得しながら読んだ。
意思決定と、提案を通すことを分けて考える、というのは非常に重要と感じる。理想論と現実論をまぜこぜにしないこと、とも言い換えられる。どちらもそれぞれの中で考えるべきことである。
また、リスクの取り方の基本は、失敗した時に耐えられる体力があるかである、というのもわかりやすくていい。根拠はビジネスの基本はサスティナブルだからだ、というのもなお、わかりやすい。投資の基本の財産三分法、という例を使い、まず自分の体力と相談しようね、という考え方は信頼できる。
また、意思決定はトレードオフであり、いいとこ取りはできないし、「あの若手いいな」と言われているうちは既存勢力を脅かしていないだけ、というところは反省させられる。
数字とファクトとロジックで物事を見て、それに依拠して意思決定しようというその後の話も大事なのだが、根本的な考え方として冒頭の箇所が重要と感じる。
とはいえ、数字・ファクト・ロジックの追求は生半可なものではない。「常識っ外れ」と思っても数字ファクトロジックが物語るなら行動する、という、この考え方への信頼の置き方はすごい。鳩に豆を食わせて死亡保険に入るという謎で不謹慎とも取れる企画に取り組む判断はなかなかできないだろう
また、議論は「結論=f(x1,x2,x3...)」という変数の数と内容を見て議論するといい、というのもわかりやすい例えだ。
いい本だった
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数字、ファクト、ロジック。
言葉で言うのは簡単だけど、徹底してやり切るのは難しい。難しいことを継続してできるから、成長し続けることができるんだなと思いました。
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最近出口さんの本のハマっている。
よくあるビジネス書には書いていない新しい発想があり、しかもわかりやすく書かれているので本当にすんなり読みやすい。
この本で学んだこととしては、
リーダーは異方向を示す人であって、何でもかんでも意思決定する人ではないということ。
これは貞観政要の本の時にもあったが、権限委譲が重要だということ。
部下に意思決定の経験をさせることも大切で、どこを意思決定させるか、どこを自分の領域なのかを決めることが上司の意思決定の重要な要素なのだ。