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ありとあらゆるものに疑問を持つ。
気になることは、人に話す。
小さい子供が「なぜ?」という質問をするのは"知ろう"とするからで、
大人になってもそれを忘れてはいけない。
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私は文系だけど、専門性をもってしっかり勉強している理系の人は尊敬するし、かっこいいと思う。けっこう偏見ではと思える内容もあったが、読みやすく面白かった。
しかも読んでてなるほど~って思うこともあった。
読んで早速、冷蔵庫の中にあったミネラルウォーターの種類を見てしまった。
理系の作者が奥さんに毎年アイポッドを贈ったっていう話も笑えた。
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なんか今更言うまでもない事をグダグダ書いてあった気がする。
時間を無駄にしたなぁ。もうちょっとスッキリさせれたんじゃないだろうか。
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大いに賛同する内容です.視野を広げましょう,というスローガンはありきたりですが,文系と理系のはざまを往来する立場からの呼びかけです.
ただ賛同する!というのでは盲目的ですので,ちょっとクレームを言うと,理系/文系の対比で論じられているので,p.178にある「人間の取り決めの方が面白いのか,宇宙の法則の方にひかれるのか」というのは,文系/理系の例なのだろうが,そうすると,文系バカ4(p.43)で述べられている「カロリーゼロ」は「人間の取り決め」についてよく知っているか!ということになる.理系だったら表示の意味をきちんと知ります(調べようとします)よといったって,ふつう理系なら一層「カロリーゼロ」という表記は一義的であるべきだ!とならないのだろうか.
上記のようなちょっとした記述の一貫性には疑問があるものの,本当に内容については賛同します.
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「理系」や「文系」という区別は日本独特のものだそうだ。
海外でも理系・文系に「近い」考え方はあるものの,どうやら日本ほど偏っていないらしい。
理系が良い,文系が良い,というのは現在の社会の実態には合いにくく,その中間が重要となってくるのだ。本書は,「自分に足りない知性」を教えてくれる良書である。
自分を見直すキッカケとしてはモチロンのこと,進路指導をする立場にある学校教員なども読んでおいて損のない一冊。
文章が読みやすく,内容が面白いので「スッ」と読めます。
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文系だとか、理系だどか皆そんな話ばっかりな受験生。
文系でも理系でもとりあえず、あたしは賢い人と喋ると楽しいです。
発想が面白いし、頭の回転が速いし。
皆のことりすぺくとー。
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「理系バカと文系バカ」
著者 竹内薫
出版 PHP新書
p3より引用
“要するに「理文両道」をゆくにはどうすればいいのか、
そのコツをまとめたのが本書なのである。”
サイエンスライターである著者による、
偏りの無い知性を持った人間になる為の一冊。
取り上げられている事例に当てはまる物が、
一つくらいは誰にでもあるのではないでしょうか?
上記の引用ははじめにの一文。
確かにバランスの取れた知識をもてるのが、
理想だとは思います。
しかし、
本書の中の学部や職業上の都合等を見ていると、
おいそれと解消できる問題ではなさそうです。
今後バランスの良い考えを培いたい方に。
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仕事上、「理系」「文系」という世界で生きているので、
どんなものかな、と思って手にした一冊。
話題は日常の些細なことから、アインシュタインまで、
幅広いが、1テーマが短いので読みやすい。
知識を得るには面白い。
ただ、これをどう自分に活かすかは「?」か。
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著者は,物理学と哲学という,「理系」と「文系」の両方の学問を修め,現在はサイエンスライターという肩書きの竹内薫氏.
理系と文系の中間に立って,さまざまな人と接してきた経験から,”理系バカ”と”文系バカ”の特性について述べ,どうしたら理系と文系が融合できるのかという議論に持っていっている.
著者の言う”理系バカ”と”文系バカ”はかなり極端だという印象を持った.確かに,理系の人は専門にこだわるといえばそうなのだけど.
あと,著者のいう理系は「研究者」で文系は「一般の企業で働く人や官僚」のことであるようだが,理系も研究者ばかりではないし,文系だって研究者はいる.著者自身が,理系と文系をばっちりと分けすぎているようにも感じた.
いわゆる理系人間と文系人間が歩み寄る必要があるという提言は,確かにそうだと思う.この国の科学技術の振興のためには著者のような,理系と文系のパイプとなる科学コミュニケーターが必要.
自分自身は理系であるが,理系人間として社会で今後どういう役割を担っていくのがよいのか,考えるヒントの一つになる一冊だと感じた.
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やや文系向け?まぁどちらもこの本から学ぶべきところは多いだろう。残念だったのは最後のオススメ本が文系向けだけだったことだ
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主に文系向けに書かれてはいるが、理系も一度読んでみると勉強になるかも。
今まで、理文の区別って理系が文系を見下すためのものだと思っていたので、結構勉強になった。
もうちょっと理系向けの本もかいて欲しいなぁ。
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「血液型診断や占いが気になって仕方ない」、「何でも平均値で物事を判断してしまう」などの「文系バカ」と、「分からないことは何でもネットで検索してしまう」、「文系より理系の方が人間として『上』だと信じている」などの「理系バカ」の行動を分析、糾弾し、「理系」「文系」両方の知識、センスをバランス良く持った「文理融合」の必要性を説いた本。
前に読んだちくまプリマー新書『文系?理系?―人生を豊かにするヒント』の大人向け版(というかプリマー新書の方が中高生版)という感じで、著者こそ違うものの、「理系の著者が文系の読者を説得する」という構図になっている。一応内容は理系向け、文系向けというようにバランスが取られているが、やっぱり文系向けを説得する方に熱が注がれている感じがする。読んでいると、確かに思わず憤りを感じるような、感じの悪い理系人間の話などが出てくるが、別に著者まで感情的になって本を書く必要はないと思う。そう言ったちょっと情緒的な部分を除けば、読んでいてとても面白い。日本ではそもそも「文系」、「理系」は勉強するのに金がかかるかかからないか、という点で分けられた、とか、第2章の「理系と文系、どっちがトク?」の部分が面白かった。前にある人が、「文系は自分のために勉強する、理系は人のために勉強する」と言っていたのを聞いたが、「何になるかは文系が有利だが、何をするかについては理系が充実している」(p.126)という部分を読んで、必ずしも「ある人」の発言が正しいわけではないことが分かった。理系と文系の「失敗」の捉え方が違う、という話も参考になった。おれ自体が文系人間で、友人もほとんど文系、たまに理系の人と一緒になって大学の話をすると随分様子が違うということに驚いたが、この本を読んで、とにかく理系についての理解を深めることが必要だと思った。ちなみにこの本を読み終わったその日に、NHKスペシャルで素数の「リーマン予想」の話を見て、数学の面白さを実感した。巻末に文系人間のための「理系ワールドを楽しむオススメの10冊」が載っていて、参考になりそう。(10/09/11)
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2010/12/02 読了。
「理系」「文系」という区分に横やりを入れている1冊。文理区分を超えてバランス感覚を磨くことが重要だという主張。
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理系能力に優れる、文系能力に優れる、というより、文系性質が欠如している理系、理系性質が欠如している文系を、理系バカ、文系バカと呼んで、(少し極端な)例を用いて面白く前半を展開している。
後半は理系文系に対する今の学生の考え方、日本の在り方の問題をわかりやすく書いている。
全体を通して非常に考えさせられる面白い内容である。
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そもそも理系とか文系とかいう区別をすること自体がナンセンスなことだ。大切なのはバランスで、理系だから、とか文系だからなんて言い訳が通用するのは就職活動の学生まで。
バランスのとれた知性が大切だ。
理系の研究開発費用には莫大な費用が必要なことを理解すべきだし、文系だから理解できないなんて言ってたら社会が回らない。
・まずは聞き上手になる。
・文系でも科学漬になってみる。
・理系なのにフィクションを読む。
・どんな情報でもまず疑ってみる。
・気になったものは人に話してみる。