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非常に面白い本でした。
元々理系・文系という単純なカテゴリ分けに
あまり納得出来ていなかったので、この本で筆者が言っていることが
自分の気持ちを代弁してくれていてスッキリしました。
血液型によるカテゴライズは殆どオカルトに近いところがあるので
まだ許せるのですが、理系文系の執拗なカテゴライズ化は
実社会でもかなり影響が大きい部分だと思うので
現在のような過度な線引きは私的にはあまり良いと思っていません。
サイエンスライターである筆者が自らの経験を踏まえているところが
とても分かりやすい本なので色んな人に読んでもらいたいです。
結局は理系文系関係なく文理融合センスを持ち合わせることが
大事だと言っているに過ぎないのですがそこを意識することは
とても大事なことだと思います。
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大変興味深く読みました。
私は文系人間で,私の相方が理系人間なので。
と,言ってもお互いに比較的分離融合型だと自負しておりますw
「文系バカ」と呼ばれる人,「理系バカ」と呼ばれる人の事例の中には,思い当たるものもちょっとあり,ドキッとしました。笑
「社会に出ると因数分解なんて必要ないよね」って確実に言いました。
北野武さんが,映画を作るときに因数分解の考え方を利用しているというのはとても驚きました!
そんな考え方があったなんて・・・・。
この本著者である竹内薫さんが理系出身のため,理系に偏って書かれているのがちょっと残念。
もっと文系についても分析してほしかったですw
相方について,どうしてこういう考え方をするんだろう?とか,疑問に思っていたことが少し解消されて,ちょっとすっきりしました。笑
理系人間を受け止める心構えというか,なるほど理系だからこう考える部分はあるんだな,と理解できる糸口になったかなーなんて。
「理系」とか「文系」というレッテル貼り自体はあまり好きではありませんが,たしかに考え方の傾向なんかはあると思うので,参考になる本でした。
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理系センスと文系センスの両方をバランスよく身につけることが大事だと。
スペシャリストかジェネラリストか、人によって価値観は違うと思うけど、一つの考え方として。
著者が理系寄りなだけに内容も理系寄りだったのが気になったけど、読みやすくて面白かった。
p187
「でも学問は全てがつながっている。幅を広げれば広げるだけ、様々な発想が出てくる。」
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理系型人間と文系型人間に典型的に見られる「バカ」症状を列挙して、文理融合型人間を目指そう等言うもの。概ね自分と同意見。大学の入試科目がせっかくの人間の好奇心をしぼませている。とりあえず大学入試は数学と物理と化学だけでいいと思う。それ以外の科目は大学に入学してから学んでも遅くない。教養では英語文法、生物、地学、古典、論理学などを。とにかく理系科目の知識・思考を必修にしてそこに専門の理系科目や文系科目を載せればいい。
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文系バカと理系バカのあるあるがコラム的で面白かった。
本書の結論は文理融合、バランス良くしましょうねってこと。
まぁ何だかんだで文系理系ってより、理数が出来る人の方が頭強いと思う(頭良いかはどうかは別問題)。
※ところで経済学って文理分けするなら理系だと思う。
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小学校の頃は、そろばんしてて算数が得意だった。中学になって数学につまづいて世間でいう文系にいく。
でも、理系の世界に興味はあるから、文系だから理系だからと区別をつけられたくはない。
実際に、見た目で「理系に見えた」とか言われる。見た目で判断されるもではないでしょ。
「文系」と「理系」。よく使われる分類なのに実は確固たる定義はなく、意外と曖昧なのだ。にもかかわらず、「理系の人はこういう人だ」「文系の人はこういう人だ」というイメージは根強い。曖昧ながら。日本人は、この「理系」と「文系」という分類に完全に支配されている。
頭がいい人とはバランス感覚が優れている人だ。
バランス感覚とは知識が偏っていないこと。
理系バカでも文系バカでもない、文理融合型の人だ。
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私はいわゆる理系出身者で、物理が大好きで工学部に進んだ人間であるが、大学での成績は悪かったけれども、それでもそのような選択をしておいて良かったと、思わせてくれた本であった。
タイトルに、「理系バカと文系バカ」と同列に並べてあるが、フジテレビの深夜番組で「コマ大」を見ていれば著者の竹内氏がわかる通り、理系に通じている方なので、最後まで読むと理系よりに落とされているのが理系出身者としては気分が良い。
本書は2009年の出版なので、「あの東工大出身の総理大臣」が存在しないことになっているけれども、含まれたとしてどうなっていたか?まぁ大差ないのか?それとも原発事故後の対応について「理系バカ」と言われてしまうのか、少し興味がわいたところではある。
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典型的な理系と文系の違いを述べている本。これからの時代はどっちつかずの人間でなく、文理融合型の人材が求められる。自分は理系であるが、ブグログを使用している以上、それなりに本を読む。小説が多いが、自分のなかでのコミュニケーション力の足しになっているかと言われるとなっていると思うし、理系の勉強をしていても決して得ることのできない感覚があると思う。文理融合の考えには個人的に賛成である。
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物事を論理的に捉える理系。
物事を現象で捉える文系。
充実の人生を生きていくためには
そのどちらも必要である。
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世間は人を「理系」「文系」に分けたがる傾向があるなと思っていた。私はいわゆる「理系」の大学に通っているが、私=「理系」というイメージをつけられているのが何だか嫌だった。私は私だ。
この本は、私のこのような価値観に相通じていると思う。
「役にたたないから」という理由で、学ばないことはもったいない。こんな気持ちで、偏見を持たずに勉強していきたい。
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図書館で、何気なく前に立ち止まった情報関連の棚から手にとった本。
理系人間でありつつ、サイエンスライターとして理系分野の知識を分かりやすく伝える仕事をしている著者が、友人である放送作家の嵯峨野氏と議論をして書いた本。
主張は明快で、これからは理系、文系と区別して思考停止せず「文理融合」を目指すべきだということだ。
たぶん文系人間である私にも耳に痛いことが書かれていて、少しは科学書を読まなくてはな…と思った。
そして、著者が言っていた、文系•理系バカから抜け出す方法として、④どんな情報もまずは疑ってかかる、⑤気になったものは人に話してみる、のは大切だなと。
わからないで終わるのでなく、調べて、人に話せるように咀嚼して、結果をフィードバック。こうしたら、知らない分野の理解も深めていけるんだね。
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文理両道。これこそが本当に頭の良い人。これがこの本の言いたいことであり、同意できる。
本の内容自体は☆3つくらいだが、自分は文系人間であるが、理系の知識にもっと興味をもち、知的好奇心の幅を広げていきたいと思わせてくれた、またお勧めの文献も知ることが出来た為☆4。
頭にガツンと来たのは、「ものづくり日本の根底にある学問が物理学なのだ」ということ。物理学を敬遠してどんどん人材がいなくなる日本。また地震が多いのにかかわらず専門家である地学者が減っている日本。将来技術で世界に誇れるものを生み出せる可能性が減っているのだと思うと空恐ろしい気分になる。自分は専門家には今更なれないが、理系情報にも興味を持って動向を知っておくぐらいはするべきだと感じた。科学雑誌も興味がある特集は読むように心がけたい。
また日本の教育について、横並びを好む風土が何かに秀でた人材を作りにくくしているということについても、問題意識を得た。政府は特別な人間を作るような教育は推し進めず、ハコモンだけを一生懸命作っている。使いこなす人材がいないのにハコモノだけ作ってもしょうがない。
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考えが浅く、これといった驚きもなかった。筆者が理系バカとか文系バカと呼んでいる人は、ただの常識がない人に感じる。何が言いたいのかよく分からなかった。
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理系バカと文系バカ
そしてたけしのコマ大数学科バカと宇宙エレベーターバカ
やっぱりこの二つの記述は欠かさなかった。しかし分量は控えめであったが・・・。
そもそも理系と文系はわけるべきではなくどちらの要素も、人として持ち合わせていた方が良いと書いていながらなぜか、どうしても理系上りの方が優秀なんだというニュアンスがちらほらと感じるのは門外漢の浅はかな読み間違いか?
文系理系なんてどちらでもよく本当に必要なことはいつでもどこでも誰でもが同じ知識レベルを得られるような学びの場を作るということなのではないだろうか。
年齢層が高くなると深い知識追求をしてはいけないのか、いやこれからの社会にはそれが一番必要だろう。足し算引き算ができない大人はいないかもしれない、しかしそのレベルから学べる場が、そして中途半端にリタイアしたレベルが学べる場が真に必要だと感じる。
勉強のできる人間、若い学生はそんな場を作らなくても伸びる要素を持っている。だからこそ天才と言われるゆえんなのだろう。そちらに力を注ぐのもありだができるレベルの底辺も広める努力を彼らにはしてもらいたいものである。
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斜め読み。というかまとまりや項目出しがうまいので斜め読みしやすさ抜群。論点論点では首肯できる内容。文系理系というより両方の才能が不足してる人が世の中には多すぎる。