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大学生時代に読んだ本です。主人公は14歳(1960年代)の少年で普段こういうのあまり読まないんですけど、大人が読んでも楽しめる青春小説です。これを読んでから青春小説はよく読むようになりました。
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こんな時代もあったんだ・・と、過去の自分をとてもいとおしく思える作品。大人になりきれない一番中途半端な時期>身体も心も。作者が私の年齢と遠くないから(主人と同年齢)よけいに、時代背景やら、わかって、共鳴した。ビートルズ禁止って・・あぁ、そんな時代もあったね!
何度も涙がじわーっとでてきて、感動。
同窓会に行きたくなった・・
2007.12
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良書とは聞いていたが、読ませどころ満載だった。
ビートルズに触発された中学生の思春期。
部活をめぐる顧問との対立……全く大人って奴は。
それにも関わらず子どもたちの方がひとまわりもふたまわりもオトナで、実に粋な計らいをする。ウイニングボールをプレゼントするなんて!
「あなたたち、なんていい子なの」と思うと泣けた!
『ららのいた夏』より良かった。
作成日時 2007年12月13日 20:55
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中学時代を描いた青春小説.
自分もこんな時代があったんだなぁ,普段ならまず思わないが読
んだ直後は中学時代に戻ってもいいかな,なんて感傷的になって
みたりした.何かに対して真剣に取り組むっていいよねぇ.
主人公が,ビートルズのplease please meに出会って変わってい
く.ちょっとだけ,曲にも興味が湧いた.
2008.05.19読了
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ラジオで桑田さんが「泣いちゃったんだよ〜」と言って薦めていた作品。
これはオススメですわ♪
桑田さんが薦めていただけの事はあります!
むずがゆい青春の香りがしました。
何か見ているこっちが恥ずかしい位、一所懸命なんですよね。
それがとても眩しく見えました。
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できすぎた女の子だと思うけど、面白い本でした。そして、私の中の疑問のようなものの答えがひとつ分かった感じ。
あんな大人にはならない、わたしはわたしになる。
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読んでいてなんとなく気恥ずかしくなった。
このタイプの小説を読むと自分が年を重ねてしまったのがわかる。
嫌いじゃないけど自分にとっては清々しすぎる。
でもエピローグが普通なのも逆に寂しかったりして・・。
最後までファンタジーであって欲しかった。
んん、どっちなんだろう。
俺も結構難しい人間になってしまったか・・。
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中学生の頃の大人の理不尽さ、時代の理不尽さを感じた。
それでもそれに負けずに強くなっていく主人公がすばらしい。
途中からピュアな話になっていく。
さわやか、さっぱり一直線!
疲れた時に読みたくなる
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どうも敬遠しがちな青春小説を読んでみました。
坪田譲治文学賞受賞。
何もかもが新鮮で楽しく、そして切なかった青春を本書の登場人物たちと一緒に追体験できますよ。非常に爽快感溢れる一冊だと思います。
当時は分からなかった『甘酸っぱい』って気持ち…今はよくわかるなぁ…
あぁ、あの頃に戻り…たくはないですね(笑)
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物語前半、子供達を理不尽に抑圧し、力でねじ伏せる教師や父親の横暴っぷりに腹が立って仕方がなかった。
そんな汚い大人たちの姿にうんざりしながら読み進めていくうちに・・・段々とこっちが気恥ずかしくなるほど青臭い、けれどいっそ清々しいくらい気持ち良い青春物語へと変化していく。
後半は主人公・神山と少女との淡い恋が中心になるのだけど、なんて純粋なんだと、もう直視出来ないくらいに眩しい。
彼のひたむきさを見て、ものすごく良い子だなと思った。単細胞の馬鹿で、それでいてまっすぐな心と人を思いやる気持ちで溢れている。
その二人のやり取りが身悶えしてしまう程ベタなんだけど、甘酸っぱくて実に爽やか。
特に汽車での別れの場面。二人で「オール・マイ・ラヴィング」を歌いながら駆け抜ける姿は、まるで映画のワンシーンのようで、ジーンときてしまった。
ありがちでお決まりな展開なのに、ちっとも嫌な感じがしない。むしろ好ましい。
最後の章は余計だったけど、後半から終わりにかけての展開はものすごく良かった。後味の良い読了感。
もっと評価されるべき作品だと思う。
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ありがちな設定で、ありえねー事件がおこって、・・・。まー青春小説(?)ってそんなもんか。読んでてこっぱずかし〜。軽くてなかなか面白いっす。
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初恋と友情…少年と少女の永遠のひと夏。中学2年生の時に初めて聞いたビートルズで、さえない僕の人生は変わった。冒険の小旅行、憧れの少女との交流。ひと夏の思い出が蘇る。第17回坪田譲治賞受賞の清冽な青春小説。
*
爽やか青春小説。できすぎてる話だけど読み終わった後は爽快かも。
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心も体も大人へと成長していく中学3年生が主人公。
彼らとともに、すばらしいときを過ごした気持ちになれる。
心がすがすがしくなり、少し涙した。
「こういう感動を味わえるときが一番の幸せだ」
とあらためて小説の偉大さを感じる。
「本の雑誌が選ぶ2001年度ベスト1」
「第17回坪田譲治文学賞」
受賞。
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本作「翼はいつまでも」はうすらぼんやりとした記憶の中の中学時代を、ものすごく輝いていたかのように追体験させてくれる素敵な物語です。
読んでいるうちに、あちらこちらで、そういえばそんな感覚確かにあったな、そうだそうだ、今思えば楽しかったな、夢持ってたな、希望に満ちてたな、ビバ・青春!
実際に体験したことがあったかのような気になって、作品世界と自分の記憶とを重ね合わせ始めたら最後、もうこの作品の虜。
熱烈お薦めの一冊です。
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〜何の救いも感じられない作品を読むのは苦痛です。
学校なんて、「大人がきめて命令し、服従させる」そんな世界だ、という事なのかもしれませんが、真っ当な大人(教師)が全く出てこないのでは、子供たちに救いがありません。〜
これが第一章を読み終えた後の率直な感想です。そして評価は★☆☆☆☆。
ところが第二章に入ったら、いいじゃないですか。いい出会いがあって、いい会話があって。みんな活き活きとして。
作品全体の半分近くを占める第一章は、不要とは言いませんが、この1/3で十分、と思いませんか。