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POOさんの挿絵がいっぱい!つばさ文庫!
雪の女王はアニメ映画でみたことあったけど、
ゲルダがかわいい
山賊むすめもかわいい
一途な愛!いいな~
白鳥の王子もいいね
絵がかわいいからいいなあ
夜鳴きうぐいすって話ははじめてかな
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ゲルダとカイはとっても仲良しの女の子と男の子。けれどもある日、カイに悪魔の鏡の欠片が突き刺さってしまった。やさしい心を失くしたカイは雪の女王に連れられて凍てついた世界の果てへ消えてしまった。カイを探してはだしのまま、ゲルダは広い広い世界に旅立つ。カラス、山賊の娘、トナカイらに助けられた先で、ゲルダはカイと再会出来るの――? アンデルセンの名作が装いも新たに角川つばさ文庫で登場! 「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」も収録。
アナ雪も見たし、前に雪の女王(絵本)読んだのはもう大分前だったのでいっちょ復習してみようかなー、と言う感じでちょいす。挿絵は白雪姫と黒の女王と同じ方ですごく雰囲気合ってましたね~
内容忘れてたのであれっゲルダとカイって姉と弟じゃなかったけとか(訳によって違うのかな)最初に悪魔の鏡のエピソードなんてあったっけーとか花のところとか完全に初見の気分でした。雪の女王はタイトルにもなってるのに、悪役ではないんですよね。単にカイを連れて行っただけなんだ。ここにいちゃいけないよって感じで。全然悪役じゃないし、ゲルダにそいやぁと試練をかぶせる感じでもない、ただ静かにそこにあるだけって言うのはとても新しい。
そしてゲルダはやはりアナ雪のアナの如く(原作だから当然だが)カイを探して一生懸命ですよね。自分のことは顧みず、ひたすらカイの為に旅をしたからこそ、カイを取り戻すことが出来たんだなあ… 終わり方もこんなんだっけ!と思いました。アオリなどにあるようにラブストーリーじゃねえだろ! と思いながらも、二人が帰って来た時には大人になってたんならそれもありなのかな、って。ところで「永遠」と言う文字を作った時に自由になれるって設定が最高に私好みです。
同時収録の「白鳥の王子」は有名な、白鳥になった兄たちの為にいら草でかたびらを織る話。口をきいてはいけない話。人魚姫も言葉封じられてたけどアンデルセンはこの手のやり方が好きなのかしらw この話はちゃんとした文章で読むのは初めてだったのでほーこんな話だったのか、といろいろ新しい発見が。あ、そういえば姫の名前が「エリサ」で「エルサ」と似てるよね。関係ないか。
そして「夜鳴きうぐいす」はタイトルも内容も知らなかったんですけど、初めて読んだんですけど、もうすっっごく心が震えました…どうしてこの話を知らずにいたのだ私は… 引用もこの話から。もっとアンデルセン読みたい! と思いました。
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これまでに何度かいろいろなバージョンで読んでいるはずなんだけど、あ、こんなに語りかける口調なんだ、と初めて知った。途中で出会ったおばあさんの家で、花たちの語る支離滅裂な物語のなかに、けっこうどきっとするようなダークな話があったりするし、おとぎ話のようだけどやっぱりアンデルセンって、どことなく深淵をのぞいてる感じがする。
12羽の白鳥は、好きなお話だけどグリムだと思ってた。たぶん類話があると思う。
夜鳴きウグイスも好きなお話。このバージョンは、ウグイスのキャラも立っていてとてもいい。しんみりした。
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少女ゲルダが、少年カイをさがす旅に出るが、行く先々で色々なことがある。それをのりこえていくゲルダの姿がカッコイイ!
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そういえば読んだことがなかったな、と思ったので手に取った。絵がとってもかわいい。
少女ゲルダがカイを探すため、裸足で旅立つ。いく先々では優しいけれど外に出さないおばあさん、カイに似た王子と王女の住む城、山賊の砦、ラップランドのおばあさんたちと雪の女王の城。
一貫性がなくて、まるでRPGの大冒険のよう。女の子が主人公なのも面白い。
途中オニユリが話したのがインドのサティーという風習だったので、ドキッとした。
白鳥の王子は、いちばん気遣ってくれた末の王子が半分しか魔法が解けなくてかわいそうじゃない?と思った。
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「みにくいものをよりみにくく、美しいものをつまらなく映す、悪魔の鏡。それが何億ものカケラとなって世界中にくだけちった!カケラは、少女ゲルダの幼なじみ、カイにもつきささる。優しかった少年はすっかり冷たくなり、すべてをわすれ、雪の女王について、どこかへ消えてしまう。のこされたゲルダは手がかりもなく、はだしでカイをさがす旅に出るが…。絵54点の感動ドラマ!名作「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」も収録。小学中級から。」
ぜひいつかは原作を。
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私は、角川つばさ文庫が正直苦手である。キラキラしていて、擬音語多くて・・。
でも、今の子ども達、小学生たち、が実際に「おもしろい」「感動した」「好き」と言っている本が、ある。娘たちも夢中で読んでいる角川つばさ文庫がある。
そこで、「子どもがハマった児童書」について、知りたいと思い勉強している。
大人が子どもに「読んでほしい」本と、子どもが「今読みたい!」本は、違う。惹かれる絵柄も、読みやすい言葉も、違う。
・大人が子どもに「読んでほしい」本は、家の本棚に置く。読み聞かせする。大人が読んでいるところを子どもに見せる。良い本を紹介してくれるイベントや児童書に詳しい本屋に行く。そうやって、常に子どもの視界に入るようにしておくとよい。
その上で、
・子どもたちがスキマ時間に、朝読書に、友達との会話に、力を抜いて読書を楽しみたいときに、「気軽に持ち歩いていつでもどこでもガンガン読める本」というものが、必要。私の小学生の娘たちには今、必要。友達が読んでいる本や、今話題の本、アニメなどのノベライズ本、小学生にはちょっと大人な恋の話や友情の話、自分と同い年の子が主人公の話、学校や日常を描いた共感できる話が、読みたいのだ。
そこで、”子どもが「おすすめ!」「おもしろい!」と言っている本”は何か、
何をどう「おもしろい!」と感じているのかを、母として、図書館員として、知りたいと思っている。