紙の本
あまり…
2016/12/19 23:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で試しに目を通す事をお勧めします。単純すぎて読み応えなし。評価に1を付けるのも嫌なので未評価にします。
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タイトルも、帯の推薦文も、すごくイロモノな感じがしたので、あえて読んでみた。著者は、元CIAの諜報員。
意外に役立ちそうだったのが、CIAの採用手法について。
薄給ながら刺激のある仕事に、国内の精鋭を集める手段については、活かせる部分もあった。
個人的には、スパイと諜報員の違いが分かったので、勉強になったと言えばなったかも。どこで使えばよいか不明な知識ではあるけれど。
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翻訳がとてもうまく、翻訳本にありがちな変なストレスがなく読めました。
CIAね。凄い。周りにもいるのだろうか。米国だけでなくロシア、英国、イスラエル、、、いろんな国の方々が凌ぎを削っているらしい。隣の人は何する人ぞ。
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筆者は9.11以降、CIAの体質は変わったと言う。それまで幾多の書物で描かれてきたような、どうしようもない組織としてのCIAではなくなったのだろうか。9.11の時に訓練中だったという稀有なタイミングで自組織の変質を目の当たりにできた筆者は幸運。
。
古くからのスパイ、諜報員像は陳腐化し、地域に特化したスパイの資金、任務は大幅に削除されているという。
10年選手では組織の上の本当のところはわからないだろうが、逆に現場感がある。
ビジネスに使えるかというと、かなりの一般論であったり、逆にCIAならではの特殊事情が制限条件となり、微妙。
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本書はCIAの情報入手方法や危機管理について記されています。
しかし最大の特長は、日本の物書きでインテリジェンスに1番詳しいか1番有名な佐藤優氏が本書の解説などでベタ褒めしていることにあります。
氏曰く
「間違いなく日本語で読める最高の一冊だ。これ以上わかりやすく書かれた本を私は知らない。」
「本書に記されているノウハウは、いずれも実行可能である」
「インテリジェンスの世界に共通する普遍的な技法が、一般のビジネスパーソンが再現可能なレベルにまで落とし込んで書かれている」
金を貰って褒めるのは当たり前でしょうが、彼の得意分野で誤ったことを書くと、きっと次の仕事は無くなるでしょう。
著者は情報は人から得るものと書いています。
そしてCIAでは、「信じよ、ただし検証はせよ」と情報が正しいのか確認することの大切さを説いるようです。
私たちには諜報活動で何が正しいのかはわかりません。
そのため、信頼できそうな人が薦める本書は、同様な書籍が数あれど、読む価値が高いと思います。
また、訳がわかりやすく文そのものが整然としている点にも高い評価を与えたいと思います。
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○元CIAのエージェントであったカールソン氏の作品。
○CIAの職員が、どのようなトレーニングを積み、実際の現場でどのように活用しているのかを紹介しつつ、ビジネスの場での活用方法について、解説したもの。
○読み物としては面白いが、ベースがアメリカなので、なかなか日本社会では実現が難しいものが多い印象。実践するために読むと言うよりも、知識として読むと面白い。
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あまりにも当たり前のことしか書かれておらず、全く参考にならなかった。目次の項目だけで内容が理解できる。
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当たり前の事が、書かれている。
なぜそう感じるかと言うと、常に自らを有利な立場に置こうと、日頃から意識しているからだ。その意味で、本著にはあまり目新しい事はない。自己啓発本や、技術指南書は、このような傾向がある。だからといって、全く無駄だと言うわけではない。そもそも、啓発本を読む目的は、1,新たな視点の獲得 のみならず、 2,既存認識の強化 にもあるからだ。知っているからといって、実行することは難しい。従い、認識を強化することは非常に重要である。
本著に既視感を感じるのは、恐らく佐藤優をよく読む事も関係している。インテリジェンスと言う仕事で重要な事は、かなり共通しているからだ。
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作家佐藤優オススメの本。CIAのスパイが駆使する技術は、誰でも使用可能な技術が多いということで、その技術を解説した本。どのように知りたい情報を集めるかの実践法は面白い。
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第Ⅰ部は読む価値なし。CIAを騙った当たり前のことしか書かれていない。
ところが第Ⅱ部から有益な情報が盛り沢山で一気に面白くなる。それは危機管理や人材戦略の話に及んでいるからだ。この分野は民間企業が意識とノウハウともに弱い部分であり、CIAが異様に強みを持つ部分だからであろう。騙し騙されつつのイメージがある、現に嘘も時に必要と公言する筆者が、協力者に正直で誠実にを口酸っぱく説いているのは面白い。むしろビジネス以上に真摯な態度は徹底しているのかもしれない。
もちろんCIAという組織は特殊過ぎて全てがすべて応用できるテクニックではないが、情報技術が発達し国境がなくなった今、CIAの持つ技術は適用できる部分が大いにあるといえよう。
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CIAも結局のところ信頼を大切にしているのが面白いと思った。
CIAと一般企業での勤務経験から書かれており、一般企業の労働者として実践的な内容である。
セキュリティ部分は日頃の業務でやっているので目新しいものはなかった。
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CIAにいたことを自己肯定するために書かれたと感じてしまう。
社内の出世競争のテクニックには共感。出世しそうな同僚と友好関係を結ぶ。
佐藤優氏の解説は分かりやすくありがたい。
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第二章について(スパイの基本テクニック)
・相手から情報を聞き出す時は、
①知りたい情報を特定②その情報を知るための質問を考える(直接聞くことはできないので質問を複数に設定する)③その質問に会話を誘導する。
第五章について(CIA諜報員は不要な嘘をつかない)
・必要な時しか嘘はつかない。それ以外では倫理的に振る舞う。信頼は資本であり、蓄積可能なもの。ただし、ただやみくもに善行を重ねるのではなく、目標の達成の役立つ善行を戦略的に行う。
(裏の顔があるのがカッコいいとか感じるているうちは論外)
・自分を不当に優位にするための嘘、誰かを不当に排除するための嘘はついてはいけない。これらの嘘は信頼に大きな疑念を抱かせる。
・敵、競争相手との関係は常に変わっていくので、どんなに憎んでいても誠意や礼節を忘れてはいけない。
第七章について(人脈構築と説得術)
・人と初めて会うときは、相手の趣味、嗜好、経歴、弱味(金、女、自尊心の強さなど)についてあらかじめ調べておく。その属性から相手が自分の属性に対してどんな先入観を持ちそうか前持って予測しておく。(マイナスの予測ならどう払拭するかも考えておく)
・最初の会合では次にまた会いたいと思わせることを目指し、あまり多くを期待しない。
・プレゼンと違って、対面での会話においては話の練習はしてはいけない。(説得のタイミングで会話に違和感が生じたり、相手の反応を取り逃す)
・相手の反応に神経質すぎるくらい注意する。それ見て話を軌道修正する。(話すときは話すだけ、聞くときは聞くだけというのはNG)
第九章について(競争にどう勝つか、敵との関わり技術)
・社内の評価基準を知る。(どんな人間が昇進するか、冷遇されるか、プロパーと中途の違いなど)
・最も強力なライバルを特定して、味方につける。出世する前の同僚の内に関係を構築する。(種まき:シーディング)
・会社全体に諜報網を張り巡らせる。
階層に関係なく(受付、駐車場やビルの管理人など)愛想を振り撒いておくことで、思いがけない情報を誰よりも早く手に入れたりできる。
佐藤優氏の解説について
・トップを狙って話すことが効果的だが、それは難しいのでトップに影響力を行使できる人を狙う。(秘書、アドバイザー、愛人など)
・知りたい質問を直接せずに無関係に見える質問をすることの効用は、①専門家なら知ってる質問をして相手の水準をチェックする。これが情報源の信頼性になる。②関心事項を相手に察知されないこと
・極端に攻撃的な人間(本書でいうサメ)は排除する。上司は選べないなので仕方ないが、部下についてはその自信過剰を能力の高さと勘違いせずしっかり排除する。
・偽情報を流す(嘘をつく)のは露見したときの信頼へのダメージが大きすぎるので避ける。それよりも情報操作(真実をすべて語らずに断片的な情報提供すること)によって相手を誤解させる方がよい。
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CIAに務めた経験のある女性が、その交渉術などを一般にも使える形でまとめなおした書籍です。まぁよくあるトンでも本的なタイトルだけど、ちゃんとした本だったのでその辺はご安心ください。CIAには特別優秀な方々が集まっているんだろうけど、それはそれで生身な人間なわけでその苦労とか、努力とかそういうものに裏打ちされた成果なんだなということが極めてよく分かります。そういう意味でも非常に興味深い一冊ですね(2015.4月中旬読了)
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スーパーエリートの体験談。当たり前のことだけが書かれているとはいえ、その当たり前のことをできる人がいないから書いてくださっているのです。そしてここに書かれていることこそが実践した方が良い類の当たり前のことなのです。