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世界終末後、地下で暮らす人類の話。外の世界に出たら死ぬと信じられている。外に出た主人公は、別の同じ地下施設を見つけて人間と出会い、自分が出てきた施設と連絡をとろうとする。なんとも不思議な話で、おもしろいかよくわからないかまだなんともいえない。第二弾がでるようなのでそれまで読んでみようと思う。
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世界秩序五十作戦
下巻はけっこう速い。あちこちで同時進行する物語をうまくミックスさせて語ってる。展開はワクワク感あるし、ハッピーエンドは続編の余韻がある穏やかなもの。
三部作の導入編としては十分なできかなぁ。次の「シフト」は、このサイロの成り立ちを描くらしい。「ダスト」が実質上の続編ということなので、それまで楽しみに待つとしよう。
実は、種の保存のためのサイロという発想は非常によいと思うし、それぞれの独立が必要なのもよくできた設定だと思うんだが、その独立閉鎖環境維持のための清掃という犠牲行為の必要性がイマイチ理解できないんだなぁ。
「地球へ」を思わせる設定は、サイロ群のコントロールが実はコンピュータによってなされていたとかではないかなんて思ったりするので、ダストが楽しみだ。
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物語が後半に入り、大きく動き出す。
途中の緊迫感はページをめくる手が震えるほど。
3部作と言うことで続編が和訳されることが待ち遠しい。
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下巻に入り、より、スピード感が増していく。
とにかく、先に、先にと読み進みたい気分。
無知の恐怖感、有識であることの優越感、正義はどこにあるのか。
展開が激しく、たくさんの登場人物が、亡くなっていく。
結末は、少々、意外。というか、甘め。次作へのプレゼントか?
過去、汚染されてしまった中で、人間が生命をつないでいくために取った道。
いいか、悪いかではない、しかし、この道しかなかったのか。
福島原発の事故の近頃の進捗状況が伝えられている今、とても他人事には思えない。
面白く興味深くそして考えさせられる1作。
ぜひ、たくさんの人に読んでほしい。
そして、この展開に対して、考えを交換し、考えを深めるべきなのではと思った。
下巻の巻末の、大森望氏の解説もいい。
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面白かった!
先の展開が予想できん
上巻に比べて下巻はペースよくて続きが気になりまくった
登場人物に愛着が湧いてくる
ウォーカーとかソロとか最後らへんにはだいぶ好きになった
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これはなかなか、好みのSFでした。
割とありがち?な設定かもしれませんが、
キャラクターや状況設定がとても良い!
絵画的というのでしょうか、詩的/退廃的な場面が
いきいきとイメージできます
最近読んだディストピア系では「ねじまき少女」「ベルディードストリートステーション」などがありますが、雰囲気のでは
圧倒的にウールが好きです
三部作とのこと、第2作はやく翻訳してほしいです。
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下は戦闘シーンがあって、ちょっと苦手。
終わりはちょっと尻すぼみというか、もうちょっと盛り上がりが欲しかった。
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隣のサイロに行ったのはいいが、上巻と同じようなテンポでの展開は先が読めてしまった。映像になったらどうだろうか、やはり期待以上のものにはならなさそう。
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下巻も失速せず、スピード感ある展開。面白かった!!
「清掃」に出されたジュリエットが外の世界で見たものは…
ちょっと甘めの結末に驚きましたが、個人的には嬉しかったなぁ。
それまでがかなり容赦ない展開だったので、
夢も希望もない終わり方になるのでは?と危惧していたんです(笑)
点在するサイロの秘密、汚染された世界の原因、
何かを隠し続ける事によって秩序を保とうとする上層部の人間達…
まだ謎が多く残っています。
この作品、<サイロ三部作>になるとの事なので、
1作目はまだ序章といった所でしょうか。。。
続きの「シフト」が邦訳される日が待ち遠しいです!
それにしても「クソったれ」発言を平気で連発するジュリエット…
そんなジュリエットにメロメロのルーカス…二人とも素敵です(笑)
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世界観がきっちりあるSFで、しかも女性ががんばるお話なので、好みにドンピシャリでした。
全体的に閉塞感があるお話ですが、読後感は良いのでご安心を。
シリーズの続きも楽しみです。
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グイグイと読ませるページターナー。ちょっと説明調の台詞が気になったり、キャラクターの描写がもっとあったりいいのにと不満がなくわないけど、独特の世界観とそこで繰り広げられる人間ドラマと謎にはしばし虜となりました。
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帯の煽りにそそのかされて。うまらなくはなかったと思う。登場人物たちは魅力的だし、続きが気になってあっという間に読んでしまったから。ただ、面白くなかったなあ、という後味が残る。煽りすぎだろう、、、どちらかといえばキャラクター小説に近いだろうか。荒廃した世界の限界まで鬱屈した世界、さんざん書き尽くされた題材で引っ張ってかつ売れたのはすごいかもしれないが、SFの最初の1冊、としては良書、読んでいる人には物足りない。
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サイロの階段を上ったり下りたり・・・読んでるだけで、筋肉痛妄想症になってしまった。
清掃の刑に科せられたジュリエットは、毒ガスで覆われた外に出される。が、仲間の手助けもあり、自分が暮らしていた同じようなサイロを別の場所で見つける。自分は生きている。そこでの未知との遭遇・・・
元いたサイロでは、反乱が勃発。
どれだけの人が亡くなっていくのだろう・・・
読んでいて、描写があまりにも、生々しく少し気分が悪くなるときもあったが、最後まで読んで、良かった・・・と思いました。
ノンストップ巨編。
映画化されないかな・・・
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バッタバッタと人の死んでいくディストピア。設定はそこまで珍しくないけど、うまく読ませる作家だと思う。ラノベ的というか。第2作は丁度今月翻訳が出るらしいWOOLの前日譚SHIFT。SHIFTを経てのDUSTには明るいユートピアが待っているのかどうなのか?3巻は翻訳待てないからがんばろうかしらね。
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この世界の在りようが、だんだんと明かされいって一気読み。WOOLとは何か
シフトが始まりの物語で‥この世界を造った狂気、真意が明かされる?
ダストは結局、絶望の物語なのかな、どうなるか楽しみ。