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紙の本
いろいろな意味で勿体ない終わり方
2009/11/29 19:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
早くも完結である。ミツコさんのキャラがとっても良かっただけに残念、かなり残念である。コメディ路線の艶々作品も大好きなので、また機会を見つけてほしいところである。ただ、今回の終わり方は別の意味で少し勿体ないところがあった。艶々作品で時折見られる息切れ感というか、設定は良いのに最初から突っ走っちゃって後半消化不良気味にモタつく感じというか。やっぱり最後までマヌケだったミツコさんの夫によるオチは文句無しに面白い。しかし、旦那様・孫(長男)・孫(次男)とそれぞれ三様の関係を持った訳だから、例えば娘を送り出すような(旦那様)、恋人と別れるような(長男)、母を失うような(次男)葛藤みたいなものをさらに盛り込んでいれば、単なるコメディに留まらない深みを持たせることもできたように思う。ま、連載延長依頼でもなければ全16話に収めなければならないので致し方ないところか。
そんな本巻のハイライトは前半の父母、つまり旦那様の息子夫婦であり、孫達の親が登場したところと、終盤の孫2人とのプレイであろう。どちらも3Pでありお尻責めである。読み始めた頃に「なんで親がいないのかな?」と思っていたが、ここにきての登場と意外な展開が面白かった。頼りなさそうな父と妖艶過ぎる母とのバランスをこのように展開して納得させるのも面白い。できれば一晩中責められてミツコさんフラフラみたいなオチだともっと面白かったかも。本来なら旦那様も交えて4Pになってもおかしくない終盤の3Pにはコメディらしいオチがついている。
全体として面白可笑しく読み終えたシリーズではあるが、コメディ成分が強まり過ぎたこと、というか特に本巻で顕著だった、ミツコさんからのお誘いばかりの合体によっていやらし成分が薄まってしまったこともまた勿体ない部分として挙げられよう。
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