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友達がいないと悩んだり心配したりする人にお奨めの本。
引用にあるように、友達がいないということは、そう深刻に悩むほどのことではない。友達はいた方がいいが、いないからといって、自分が人として失格だ、のように思う必要はないということ。
学校や教員は、「友達(友情)が素晴らしい」し「友達がいるのが当たり前」と簡単に言うが、実際、本当の友達というものはそうそうあり得るものではない。もし、友達だ、友達がいる、と思えたなら、それが幸運であるということ。
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太字でフロムのバカ!と書いてあって、これは悩める文学青年あるあるなのだろうか。笑ってしまったが、誤読したのはお前だろうと思う。ちくまプリマーなだけに、もっと人生の早い時期、出来れば高2くらいで読みたかった。それなら親への過剰な期待も、早めに諦めがついていただろう。本書にある、「グランド・フィナーレ」の引用のあたりで述べられている「友人知人からの全否定の怖さ」というのがいまいちよく分からない。作中に出てくるロリコンが、自己肯定して全く反省してない怖さなら分かるが……。これは、私が全否定をしてしまう側の人間だからなのかもしれない。とりあえず笑える部分もあったがためになる部分もあった。徒然草と、吉村昭(某ツイッタラーが吉村昭を推してたのは彼が著者と同質の孤独を抱えてたのだとわかった)と、大江健三郎を読んでひとりぼっちに耐えようと思う。
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タイトルに惹かれて読んでみましたが、
読まなくても良かったかなと久々に感じました。。
作者に友達がいなかった、ということは
よく分かった、という読書でした。
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先生の作品としてはちょっと。いいフレーズはけっこうあるのだが、「もてない」系の身も蓋もない感じが足りない。たしかに「もてない」より「友だちがいない」方が情けないよな。小谷野先生にはぜひ「モテるためには」「ナンパ」本をリサーチして評論してほしい。
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結論みたいなものはないし、何が言いたいのかはよくわからないけど著者の知識量が膨大なので読んでいて割と楽しい 特に専門分野の文豪たちの交友関係
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小谷野氏のエッセイとして読んだ感じですかねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
「もてない男」も読んだんですけれども、何も覚えちゃいない…僕的にはこの作品の方が面白かったような気がしなくもないですねぇ…。
便所飯ですか…僕はしたことありませんけれども…てか、僕が学生の頃にはこのような単語は無かったように記憶していますねぇ…。
読んだ割にはあまり内容の方を覚えていませんけれども(!)時たま現れる小谷野氏の所感とか、学生時代のエピソードなんかが面白かったですねぇ…。
あとは孤独を描いた作品群ね! 読みたい本がまた増えたナリ…アメリカ人やら、あるいはイギリス人なんかでもいいんですけれども、孤独を感じるものなのか?? そして、その孤独とは日本人の感じるものと同一のものなのか?
答えを見つけるべく小谷野氏が挙げた作品群を読んでみたいと思いましたねぇ…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー