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相変わらず痛快な池井戸作品。
ちょうどいいくらいに正論をぶつけて成功していく様が、安定していて読みやすい。
ただ、最後の幕引きがあっさりしすぎていたようにも思う。
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総理とその息子、別の政治家とその娘、親子の思考が入れ替わる話。
あり得ないっ!と思いつつも、面白く読めた。
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首相とその息子が入れ換わる??池井戸さんにしてはなんとありがちな設定使っちゃったことかと最初は少々引き気味で読んだ。これまで読んだ池井戸作品とは毛色が若干違ったし軽い印象があったけど実際の歴代首相を皮肉っていて笑えたしサクサク読めた。父と息子が入れ換わった原因があり得ないようで実は全くの荒唐無稽な設定とも思えない。よくこういうこと考え付くなあ。そっか~歯医者か~気をつけよう・・・・って^m^私の身にはこういうこと起こり得ないね(笑)スカッと爽やかなラストはやっぱり池井戸さん♪これもドラマ化しますかね?
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大学生と総理大臣の親子が入れ替わって、それぞれを理解する、そんな話。
さすが池井戸潤。読みやすいしわかりやすい。浅田次郎に似てる。
こんな政治が出来たらいいね。
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「漢字の読めない政治家、酔っ払い大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ巨大な陰謀をめぐる痛快劇。」と解説が書かれていたが、確かにその通り、だがこの「民王」という池井戸潤作品は武藤泰山と武藤翔という親子をとおして、政治とは何かを真正面から問いかける内容になっている。
一年ごとに首相が変わっていたこの国の政治ってなんだ?国民の事を考えた政治家はいないのか?
この池井戸作品を読むと政治に真面目に向き合いたくなるかも。
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解説にもあるけど、有権者必読だな。
誰のための政治家か?誰のための会社なのか?何のために働くのか?考えることができた。
今の政治家をモチーフに総理大臣の親子を中心にした話。タイトルから、もっと堅い話かと思ったが、親子の脳波が入れ替わり、政治で笑えて、想いで泣かせる展開のファンタジー政治コメディ小説。
池井戸潤は、初めて読んだけど他も読んでみよう。
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「半沢直樹」の原作者の本。でも、テイストがかなり違う感じ。
21時台のドラマになりそうな感じ。スピード感はあって面白い。後半は特に、サクサク読める。
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読み始めは、あり得ない設定に「?」でしたが、さすがの池井戸さんやっぱりすぎに引き込まれて一気に読みました。
これからの日本はどんな風になるのかなぁ・・・と考えてしまいました。頑張ってほしい。あべ総理。
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あり得ない設定。
いい意味で「ふざけて」?ます。面白いけど。
漢字が読めない総理。酩酊会見した大臣。
実在の人物を思わせるが、実は・・・(ネタばれになります)
あり得ない。「?」で読み始めましたが、結局はまってしまいました。
こういうのもたまにはありです。
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池井戸潤、初挑戦。
序盤に父親と息子が入れ替わったりするもんだから、
何だそんなテイストか!っていう低めのスタートだったけど
全くそんなことはなく。社会を痛快に皮肉った
エンターテイメントでした。
物語はスッとするくらい真っ直ぐ。熱いもの秘めてます。
私が政治に疎いのがかなりの反省点だったけど、
働くって何だろう…とか、国を動かすって何だろう…とか
そういうのをぼんやり考えるきっかけになったら
まぁいいよねっていうあっさりめの感想を持ちました。
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作者の池井戸さんは塾員。2010年8・9月合併号の三田評論にも出ているて、その前に「果つる底なき」とか「空とぶタイヤ」を読んでいたこともあって注目している作家。今、話題のドラマ「半沢直樹」の原作「オレバブ」シリーズも有名。で、「民王」。単純に面白かった。現役の総理とその息子の脳みそが入れ替わってしまうという設定が素晴らしい。若者の頭で日本の政治を見てみたら、年長者の頭で学生の生活を見てみたら、それはそれで新鮮な視点がテンコ盛りなんだろうと思った。文明塾に関わって5年。「慣れ」がないようにと思ってはいるけれど、気がつけば自分の尺度ができてしまっていて、ふり幅のある見方、捉え方ができなくなっているかもしれない。文明塾は答えをもってしまってはいけないのだ。分かっているつもりなんだけどね。日常ってやつは恐ろしいです。
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総理をつとめる父とその息子である大学生が、何者かの策略で入れ替わってしまう。目に見えない組織の思惑はなんだったのか⁈ 現実にありえない設定とはいえ、政治の本来あるべき姿について考えさせられました。
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今テレビで半沢直樹が人気の池井戸潤氏の作品。
何らかの悪意により親子が入れ替わってしまう。
またそれが総理大臣という事で、失言などにも繋がり、大バッシングに。
なんだかドタバタ感がありますが、本来あるべき政治家像を表現されたかったのかなぁと感じました。
さすが池井戸作品。
ラストへ至る流れの中で、痛快感満載!!
一気読みしてしまいました(^_^)v
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今まで読んだ池井戸潤の作品で最も笑った。
堅い話だと思い、読み始めたが実際はとてもユーモラス。
政治に興味がない人にもぜひ読んで欲しい。政治ひいては政治家に興味を持つとっかかりとしては最適だと思う。
映像化してくれないだろうか。
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銀行や企業犯罪を素材にした今までの池井戸作品とは、その趣向を異にする作品。ちょっと驚いたけれど、これはこれで面白くコミカルなストーリー。池井戸作品ならでのスカッとさせられる内容は健在。一晩で読破。