紙の本
不屈の精神力
2014/05/26 23:39
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投稿者:taka - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の大きな岐路に立たされたにも拘らず、不屈の精神力で乗り越えられた姿に頭の下がる思いです。
世界を相手に戦う人の底力を垣間見た気がします。
とても「ラッキー」の一言では片づけられない生き様です。
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一気に読み終えた。
真海さんは何事にもポジティブでエネルギッシュな人だというのが率直な感想です。
骨肉腫という病気の宣告、治療に伴う足の切断、その後のスポーツへの挑戦、前向きに振る舞えと言われても中々できない出来事が続いた中で見事な生き様だと思いました。
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「夢はかなえるもの」。好きこそものの上手なれ,ってことではないでしょうが,佐藤さんは本当にスポーツが好きなんだなと思う。スポーツが自己表現の場であるとまでおっしゃっていますし。佐藤さんの底なしの明るさは,この本を読んだ僕まで元気にしてくれました。
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No.659
東京オリンピックの招致が佐藤さんのプレゼンで決まった後に再販された文庫本。
あのプレゼンの内容も取り込まれており、佐藤さん本人の熱い姿勢が伝わってきた。
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骨肉腫、という病気がなんとも痛々しい。
一方で、著者の前向きさ、強さも十分に感じられた。
こんな難病にかかったにもかかわらずこんなに自信を持って生きていける、それだけの運動神経があったんやろうなぁと思う。
著者の伝記っぽいけど、全体として内容はかなりさらっとまとめられている。
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抗がん剤治療に足の切断と、すごい困難に絶望しても、そこから目標を見つけて輝きを取り戻した強さがかっこいい。
でも闘病中の辛さを考えるととても心がいたんだ。今もがんと戦ってる人は大勢いると思う。みんな頑張ってほしい。早く特効薬なりが見つかって患者さんが楽に戦えるようになってほしい。
私は健康でよかったと改めて思った。でももし病気にかかるなら、旦那や子供が苦しむのは見たくないので私にしてください、そしたら真海さんみたいに頑張ります。と思いました。
----内容紹介----
招致活動の最終プレゼンテーションでトップバッターを務め、2020年東京五輪・パラリンピック開催に貢献した義足のアスリート、佐藤真海。ヤンチャだった子供時代と、チアリーディングに没頭した大学生活。そして、骨肉腫と右足下切断という突然の出来事と、絶望を乗り越え、再び前を向いて走り始めるまで―。パラリンピックに3大会連続出場し、今も夢を追い続ける佐藤選手が綴る、感動の手記。
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拙い言葉運びだが、若さがある。スポーツライターの増島みどりのあとがきを読んで、その後の成長を知り、胸が熱くなる。
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パラリンピアンとして活躍される佐藤真海さんの手記。
彼女の努力や心の持ち方は本当に素晴らしいと思う。
でもそれが、さらさらと流れてしまうのがもったいない。(文章を書く人ではないから仕方ないが)
オリンピックに比べてパラリンピックは注目が低くなってしまうが、もう少し関心をもってみようと思った。
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コロナ禍で1年延期となり無観客で今年開催された2020東京オリンピック・パラリンピック。
東京での開催を決めたプレゼンの記憶として印象に残っているのは滝川クリステルさんの「おもてなし」、フェンシングの太田雄貴さんのガッツポーズ...
そんなプレゼンのトップバッターが本作の著者でありパラリンピアンの佐藤真海さん。
正直、彼女のことは本書にて知りました。
19歳の時に突如襲った右足首の痛み。
骨肉腫と診断され、膝から下を失った。
辛く苦しい抗がん剤治療と副作用との闘い。
そんな中でも彼女が失わずに輝き続けたのは周りの人々の支えと彼女の笑顔。
辛い経験をしたにも関わらず、明るく、前向きに生きている彼女の姿は私にはとても眩しく写りました。
説明
内容紹介
佐藤真海、渾身の手記。大学在学中、突如降りかかった骨肉腫、右足下切断という出来事。絶望からの鮮やかな復活と、パラリンピック出場までを綴るノンフィクションが待望の文庫化。(解説/増島みどり)
内容(「BOOK」データベースより)
招致活動の最終プレゼンテーションでトップバッターを務め、2020年東京五輪・パラリンピック開催に貢献した義足のアスリート、佐藤真海。ヤンチャだった子供時代と、チアリーディングに没頭した大学生活。そして、骨肉腫と右足下切断という突然の出来事と、絶望を乗り越え、再び前を向いて走り始めるまで―。パラリンピックに3大会連続出場し、今も夢を追い続ける佐藤選手が綴る、感動の手記。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/真海
1982年宮城県気仙沼生まれ。2001年、骨肉腫を発症し右足下切断を余儀なくされる。04年、早稲田大学商学部卒業、サントリーホールディングス(株)に入社。現在はCSR活動を担当。社員として働く傍ら、陸上競技・走り幅跳び日本代表選手として、04年アテネ、08年北京、12年ロンドンとパラリンピック3大会連続出場。11年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(社会人コース/スポーツビジネス)修了。13年、5m02cmの日本記録及びアジア記録を更新(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)