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読めば読むほど味わいが出てくるという珍しい少女マンガ
この本からずっと勝田さんの漫画を買うようになりました。
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幼い頃にたった一人の肉親である母を亡くし、その母の親友一家に引き取られて育ったヒロイン梅子。
その家の一人息子である蔵之介とは兄妹のように育ったが、周知の事実であるかの如く、梅子の高校卒業と同時に結婚しちゃった話からこの物語は始まる。
(いや、結婚に至るまでには、もちろんひと悶着あったのだけどね)
お互いを「好きだ」というような情熱はひとつも描かれていないけれど、兄妹のような幼馴染みだったからお互いの存在はあって当たり前、さりとてなくなると息苦しい空気のように、大事な存在なのだなぁ。
イケメン(されどうだつのあがらぬ優男)蔵之介の家族への愛情、特に乃子への子煩悩な姿に和みっぱなしの私(笑)
小梅夜曲と深雪譚詩曲が好き。
あ、同時収録のユキの冒険も良かった♪
どこかしらスコーンと抜けるような冬の青空みたく気持ちいい漫画。
出てくる男の人が(床屋のおじいちゃん含めて(笑)皆ちょっと抜けていて愛すべき人たちなのもいい。なかでも梅子パパがいい人すぎて、おじさま好きにはたまらない。
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クリスマスの話と、赤ちゃんがうまれるときの話が大好きです。
勝田さんの描く男の人が、とっても好みです。
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音楽特集その①
梅子ちゃんは、ドイツ人のお父さんと芸者さんのあいだに生まれた子。でも全くハーフっぽくない(^_^;)。お母さんの友人の旅館で、娘同様に育ってきました。
蔵之介くんはその旅館の一人息子。
天才少年と謳われたピアノの名手だけど、ショパンコンクールの本選前夜に車に手を引かれ、今は実家の旅館でピアノの先生。
梅子ちゃん18、蔵之介32。14歳差のふたりをめぐる物語です。
勝田先生の物語は、絵柄にも話にも先生独特の雰囲気があります。岩本先生と通じるところがあるかな。
ちなみに私は女ったらしの蔵之介がよろめく、若後家さんが好きです♪
【効能】音楽、幼馴染、残念な人が好きな方に効果があります。
【副作用】こんな旅館に泊まってみたく…は、ならないかな(^_^;)