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あっという間に読み終わった。
「話題になったから」そう思って手に取ったけど、読んでみると本格ドキュメンタリー。斉藤君、田中君が中心だけど、どちらかに偏ってはなく、それぞれのメンタル面にも突っ込んで書かれてる。
選手だけでなく、彼らを支える大人たちの心情も描かれていて、最後の方の駒大苫小牧の監督さんのコメントには泣いた。
初めて本を読んで泣いた気がする。
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歴史的な一戦となった06年夏の甲子園決勝。
両校の監督をはじめ、様々な選手の言葉を交えながら、決勝戦のハイライトとなったシーンを振り返ります。
のみならず、過去のエピソード、両校の野球のカラーなど、
様々な話題で読者を楽しませてくれる。
個人的には駒大苫小牧の香田監督の、
「優勝して嬉しかったのは最初の3分だけ」
という言葉とその背景がとても強く印象に残りました。
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あの熱戦の舞台裏がよくわかる。
早実の監督の指導者としての手法にとても感銘を受けた。『野球が好きじゃなくちゃ!』って。勝ちにこだわる強豪校にあってこれはなかなか言えないよねぇ
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さくっと読めた。
「横浜VSPL」、と同様に臨場感があふれる本。
ノリが良くて良くも悪くも勢いがある苫小牧・香田監督と物静かで教えすぎず見守るタイプの早実・和泉監督との対比を感じ取ることができて、面白かった。
横浜VSPLのときと同様に、両チームとも疲労困憊ではあったが、酸素カプセルを用いているところに、科学技術の発達を感じる。
早実の目指す野球、好きだなあ。
1/14/07
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昨夏の甲子園決勝をドキュメンタリータッチで描く書。
余り目立たなかった早実の監督の心内も
理解できる。
読みやすい。
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2006年8月21日甲子園球場。早稲田実業斉藤の投じた甲子園948球目144Kmのストレートに、駒大苫小牧田中のバットは空を切った。二日間にわたる長い長い戦いの終わりだった。
近年の甲子園では最高の名勝負といっていい早実対駒大苫小牧の夏の甲子園決勝戦のドキュメント。斉藤って絶対右脳をフルに使ったピッチングしてるよなぁ・・・スクイズをとっさにはずしたシーンとかまさにそれ。早実の和泉監督は普段から「感性を磨け、感覚を磨け」といっているようだけど、アーチェリーでも同じことなので。スポーツって一見タイプが違うようでも根っこでは結構つながっているんですね。
また相手チーム駒大苫小牧の香田監督の苦悩も結構描かれている。勝つことがこれほど苦しいものだとはね。負けることは逃げることだっていうのはまさに至言ではないだろうか?でもその逃げをうちたくなるのが人間なんだろうね。
最後に、最近の高校野球ってハイテクのかたまりだね。専属のトレーナー、鍼灸師を雇ってベッカムも使った酸素カプセルをフルに活用。なんかもっと雑草みたいなチームが出てこないかなぁw
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昨年の甲子園決勝。
歴史に名を残すであろう名勝負。
早実VS駒大苫小牧
そのドキュメント本。
自由に選手自身が考える野球をもっとうとする
早実。
そして、その野球を甲子園優勝レベルのクオリティーで実践した奇跡的なメンバー達。
一方、
二度の悲惨な不祥事と田中の体調不良を抱えながらこれまた奇跡的に決勝に勝ちがった駒大苫小牧。
その二つの奇跡が織り成す、奇跡的な名勝負。
そのことがよくわかります。
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2006年の甲子園決勝のことについての本。
早実のことばかりじゃなくて
苫小牧のこともちゃんとかいてあって
どちらにも偏ってない本です。
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2006年の夏。高校野球、決勝、そして再試合。
あのときの試合はすごかった。
その裏側がわかる本。
おもしろかった。一高校野球ファンとして。
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平成18年夏、甲子園大会決勝での死闘を淡々と描き出します。私の立場としては駒大苫小牧高校がどのようにして強いチームになったのかが知りたいのですが、どうしても斉藤君の方に重点がかかってしまうのはしょうがないかもしれません。一連の駒大苫小牧の本を読んでみて、野球の奥深さを感じますが、この本もそうで、斉藤君が一流のピッチャーから超一流のピッチャーになっていったプロセスには息を呑むものがあります。
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2006年夏の甲子園、決勝延長再試合の物語。
田中、斉藤を中心とした甲子園・高校野球が作り上げるストーリーを詳細に記した内容。
結構おもしろかった。
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高校野球史上稀にみなかったこの対戦カード。
日本中の多くの人が、二人の投手の投げあいに、またそれぞれのチームの野手のプレーに熱い眼差しを注いだ2006年の夏。
この本には、そんな両チームの裏側が書かれています。
甲子園までの両チームまでの経緯、駒大苫小牧香田監督の去就問題の裏側、もちろん大会期間中、試合中の選手のコメント、気持ちなど。。。
この試合を何らかの形でみたひと。
野球好きなひと。
駒大苫小牧、早稲田実業が好きな人等
一度でもこのカードに興味・関心をもったひとは
ぜひ一度見てみてください。
すぐに読めると思います。
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第一印象は、今までの関連本の中ではひときわ中立であるという事。
それでも早大により気味な気はしますが、他と比べると中立で嫌味がありませんでした。
よくここまで取材ができたなぁと思う場面も多く、臨場感があり、一気に読んでしまいました。
監督の人間臭さや苦悩の様子が、生き生きと書かれています。読んで良かったと思う一冊でした。
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一球一球の動きの描写に、あの夏の情景が甦ってくる。
本とは別に酸素カプセルというもので勝負がついたかと思うと悔しくてたまらない。
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勝つべくして勝った早稲田実業。王者であり続けたが故に勝ちに貪欲になれなかった駒苫。楽天に指名された時に田中が発した台詞、本当の挑戦者になれると思う。この言葉の持つ重みが読後感に更に増す。そんな一冊。