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【バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける―親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く、感動の物語】
何もかもを失いろくでなしの男だったけど、
彼を見守ってくれてる人はちゃんといたんですね。
その事に安男が気付いてくれて良かった。。
そしてずっと安男を支えてきた奥さんとまりちゃんはすごい!!
よっぽどの愛情がないとできないですよね。。
それに母親に対する安男の愛情も同じく。
私もこれほどの気持ちで家族に接したいですね。
涙無しでは読めない1冊でした。
映画化されました。
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泣ける話です。
浅田次郎マジックにやられますよ、きっと。
これで泣かない人はいないだろうと思います。
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アマゾンのリストマニアのコメントを読んで、買いました。
落ちぶれた主人公が、母親の病気を治すために百マイル先の名医がいる病院へ、
母親をワンボックスカーで搬送する話ですが、泣けました。
時任三郎で映画化されていますが、原作には及びません。
主人公のその後は、きっと明るい未来があると思える作品でした。
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k_57:田さんの長編もの。泣いた。
久々に の記事を見ると「ナイチンゲールの沈黙」の後に読んだ本も浅田さん。意図したわけではないのに不思議だー。
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自己破産して家族にも逃げられた
中年男が、瀕死の母親を天才心臓外科の元まで
連れていく物語。
この男性を支えるマリの自己犠牲の愛に泣かされる。
浅田さんの作にはこういった自己を犠牲にして
男性への愛を貫き通す女性がよく描かれます。
メトロに乗ってのみち子然り、椿山課長の七日間の知子然り。
同じ女性としては微妙ですが、これが浅田さんの理想なんだろうなぁ、
と思いました。
リズムの良い文章で大変読み易いし、
セリフもうまい。登場人物も魅力的。
とても楽しく読めました。
ただ、もうちょっと100マイルの道中に色々な
エピソードがあった方が面白かったかも、と思いました。
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10.30.08読了。バブルでお金、会社、家族を失った城所安男が心臓をわずらう母のために100マイル病院からカトリック系の病院にポンコツ車で移動する。自己破産、離婚してからおでぶのマリに2年間援助してもらいなんとか暮らしていく。すごく読みやすいから3時間ぐらいで読めちゃうかも。マリは究極の上げマン女じゃ、私もそういうふうになりたい。上の2人の兄と一人の姉はすごく冷たい・・・人が窮地になった時に人間の本性がわかると思う。曽我先生みたいに粋なお医者さんがいたら、この世の中も捨てたもんじゃない。
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12月26日
母の病に対する兄たちへの態度に憤慨し、
新たな男の元へ行こうとする英子に嫉妬心を覚え、
曽我先生に頼もしさを感じる。
良いと思うが、
母を鴨浦まで連れていく辺りからの、
展開の早さについていけず。
マリの過去、決断、強さについて、
話があっさりしすぎており、
もっと語ってほしいと感じた。
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高校の受験前
ただ、面接の時にと図書室の方に勧められこの本と出会いました。
若干現代の医療とは離れていますが
人のぬくもりを感じる作品だと思います。
自分は何ができるのか?無償の愛とは何か
まだまだ見つけられませんが
この作品に出会えてほんとうによかった
ありがとうございます。
ただ、ひとつ
この中にでてくるマリさんが幸せだったらと…切に願います。
【引用】
バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。
心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける―親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く、感動の物語。
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バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男城所安男。心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院めざし、奇跡を信じて百マイルをひたすらに駆ける―親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く、感動の物語。
*
会社が倒産し、希望も家族もお金もなにもかもを無くし、毎日暮らすのもやっとだった安男が、母の病気を通じ、周りの人からゆっくり勇気と希望をもらっていく姿にとても感動しました!マリのひたむきさにも感動!
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バブルが弾けたと同時に人生が急降下した主人公。
どこまでも清く潔い母。
母の命を救うため、気づけばたくさんの人に助けられながら、天国までの百マイルを走る。
良かったです。
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★5つじゃ足りない
本読んでこんなに泣けるのかって思うほど
とにかくめちゃくちゃ泣いた
一筋の涙がぽろり、とかじゃなくて
ほんとにもう声出してマジ泣きですよ
登場人物が全員すばらしい
特筆すべきは、ホステスのマリ
そして曽我先生
想いに、愛情に、かっこよさに
胸が熱くなる
一生そばに置いておきたい本だと思いました
何度でも、忘れた頃に読み直したい
浅田次郎さんのすごさを見た
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バブル経済の時代に、数億円のお金を持ち、毎日夜の町に出入りしていた安男という男が、バブル経済の崩壊によって、会社、お金、家族を失ってしまった。仕送りのお金で給料が消える日々・・・お金に困っている中、母親が心臓病で倒れてしまう。医者や兄弟は救う事を諦めていたが、安男は奇跡を信じ東京から百マイルも離れた天才外科医師のいる病院に行く、という話。親子の切ない情愛や男女の哀しい恋模様が描かれていました。シンプルでとてもいい話で感動しました。
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感動した。
私はどうしてもいつもいい加減で、もっと本当はしっかりしなくちゃいけない。
主人公の安男といっしょ。
でも、小説の中では彼のがんばりと言うよりは、
母の強さに感動した。
時々母は偉大だと感じることがある。
普段は冗談をいったりそうかと思うと激しくぶつかる。
でも、
自分は本当に母親になれるのかな?と考えたとき、
それはとてつもなく無謀な事のような気がした。
男性作家の描く母親は暖かく、強い。
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泣かせにかかってるのは分かってるのに号泣してしまった(ーー;)
浅田次郎にはよく出てくる、心優しいヤクザに弱い。
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めっちゃおもろかった!!!
the 浅田次郎。
愛とはなにか。
まりちゃんに教えてもらい。
家族とはなにか。
を、ヤッサンから教えてもらった。
めっちゃよかった!!!