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最終巻ということだが、少し急な印象を受けた。しばらく続いてきた今のレースが途中まではクライマックスらしさが無いからである。恐らく急に終ることが決定してしまったのであろう。特に、スポーツ物においてそれをスポーツとして扱わない邪道キャラというのは途中の単発の話としておかなくては、それの否定が非常に重要なテーマに見えてしまう(本来ならばそれは前提)ので、最終レースにチーム・エヴリーとの勝負が入ってしまったのは残念でならない。
しかし、ワスケアルの2人との駆け引き・やり取りは素晴らしいため、結末までの盛り上がりは十分最後に値するとは思え、最終的には上手くまとまっていると思う。勢いのあるカットが多く、あまり意識せずに読んでも凄さが伝わってくる点が非常にレベルが高い。
第3ステージの結末から、最終戦にヒイロの特殊な能力を全面に押し出した展開へ繋いだのは大変良い構成だと思った。第3ステージが盛り上がりすぎたせいで第4ステージがやや抑え目に見えてしまう点は少し気になる所だが。
最後に久々の再会を遂げるシーンがあるが、あれはあまりにも登場してから期間が空き過ぎているため、少し記憶が薄れていた。読者に思い起こさせるための回想を少し入れて欲しかった所である。
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急なエンディング残念です…。
自転車漫画ってわりとこういう終わり方が多いような気がします。
もう少し、個性豊かで魅力的なキャラたちがどう動くのかを見ていたかったです。
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スポーツ漫画(特にマイナースポーツ)って、いかに説明がさり気ないかが勝負かと思うのですが、残念なくらい説明だらけ…。
ひたすら垂れ流される説明にキャラやストーリーが埋もれて、読んでて疲れる。
絵柄もクセが強くて好みが分かれると思う。
やっぱり自転車競技を漫画にするのは難しいのかな…。
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なんか、残念でした。「ツール!」ってタイトルなのに、プロになる前、主人公が参加した初めての本格的なレースだけで、そのまま終わっちゃうなんて! 「打ち切り」感が漂うマンガになってしまいましたねえ。レース解説は適切で、ロードレースの見方を勉強する入門にはなったかな。ちょっと本格的すぎたんでしょうか。