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とても とってもマニアックな1冊。ストイックに軽量化するのではなく、モノ選びを楽しむ点で共感できる。衣食住+靴、バックパック、小物、他 海外通販の苦労やコツまでも紹介。
長らくブログを続けられている著者の文章は読みやすい。三鷹のハイカーズデポを主宰されている土屋氏の「ウルトラライトハイキング」もお勧めの一冊。
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登山アイテムマニアという、変態的カテゴリーのマニアが書いた本。結構面白い。ハイキングギアにも、自転車パーツ同様、シビアな軽量化を行ったアイテムが存在することに驚く。
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軽さにとことんこだわった道具のセレクトが圧巻。
ただ軽さだけでなく、機能面でも優秀な物を紹介しているのでとても興味深かった。
字も細かくて、読み応えあり。
真剣な内容でしたが、想像が広がって楽しく読めました。
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非力な俺にはぴったりの一冊。とは言え、登山ギアは命に関わる重要なパーツ、軽さと安全係数のトレードオフは身を以て確かめるしか方法がないのかもしれません。身を賭して確かめてはいけません。
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実際に南アルプス縦走を企画し始め、稜線上のテント場でどの程度までを耐え、どのくらいのものをもっておくことにするかと考え始めた。すると、この本は役に立つ。持ち物への概念を破壊するからだ。でも、全部いまのシステムを変えるとなると、お金がかかるなあ。
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ここまで深掘りしてギアについて考察しているのは中々ない。参考になるけどここまで突き詰めて軽量化しない。
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暮らしの手帖の商品テストのようでした。時には裏庭で実験。特段ハイキングをする者ではないのに読んでしまうのは度重なる自然災害や大規模火災のニュースを見るに、裏庭で空き地で生活するに必要な知恵を得ようと思うからでしょうか。快適なおうち生活を演出するお道具情報より、シュラフとマットやの組み合わせや防寒具の中綿の素材の方が今や興味深い情報です。
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ULといえば…の土屋智哉さんの「ウルトラライトハイキング」に続き本書も購入、読了。
読んで良かったなぁと、よりULへの知識が深まった感があります。
「ギア」っていうタイトルがついていますが、ひとつひとつのギア紹介というよりも各カテゴリの「歴史」、「考え方」も含めて書かれているので、そっちも含めて学べるのが面白かったかなと。
あと、なにせ著者のほとばしる熱量が本書の魅了ですね(笑)
「この人まじで好きなんやろなぁーーー」感がもう紙面越しに伝わってくる(´∀`)
アルスト自作して家を燃やしかけた話とかもう…くくく…
あと、著者の思考+文章がとてもロジカルで、個人的には相性が良く好感が持てました。
ここまで細かくモノを見て深く分析、検討してるんだなと…
「UL」で飯を食う人の本気に触れた気がしました。
ちなみに、各製品の細かい考察についてはあくまでも構成を知っていることが前提に書かれているので、分からないところは読み飛ばすしか無いです…
が、まあ個人的にはこの手の本はこれくらいで良いのかなと(笑)
本気の人のその思考の流れ、メモ的なものを読ませてもらえるだけでも十分にありがたいなと…( ̄∇ ̄)
もっと知識が付いた後に再読すると、また学べるものはあるかも。
ちなみに、一番印象に残ったのは下記一文。
文章も上手い…とんでもないロマンティック野郎でした…
「山で過ごす神髄は、そこで身を横たえて夜を過ごすことにある。やがて、とっぷり日も暮れて、一日の半分を支配する暗闇の圧力を感じるとき、鈍っていた動物の五感を頼りにして、山の気配を探り始める。質素な庵を結んだら夜風を鼻先に感じ、夜露に寝れて過ごすのが上等だ。」
以下、ざっと思ったことを羅列。
P21、2016年に山の日が休日に、そしてこの本をまさに山の日に読んでいる今笑
P14、コリン・フレッチャーの基本ルール+レイ・ジャーディンの追加ルール
1、必要だと思ったものは持っていくこと
2、あらゆる用具の重さを、ぎりぎりまで削り落とすこと、何オンスという単位の細かいところまで気を配らないと、何ポンドという単位での減量らおぼつかなくなる
3、過剰な道具は必ずしもハイキング&キャンピングの楽しさや安全の本質ではない
P27、燃料の基本分類、コレ分かりやすい、アルコール以外の水分の燃料もある、こういった体系的なまとめ方が好み
P29、固形燃料の結晶とかマニ過ぎる、あと飛行機に乗れないとか、情報が濃過ぎるてオモロイ笑
P36、チタンの融点は1700、アルミは650
→ちなみに追加で調べたけどステンレスは1400℃、鉄は1500℃
P40、アルストの分類、この視点での分類を始めて見た、マニいけど面白い笑
P56、ストーブの液出し、そういう意味だったのか、ブタン、イソブタン、プロパンの沸点との関係、面白い
P63、シェラカップのこのシンプルな暮らしに憧れる、確かに200ccあれば確かに何とかなりそう、チタンの200買って最低限の軽量山装備作りたい
P76、「軽量化��ために食生活から見直すのがULハイカーだ」らしい、厳しい(笑)、あと食料の加熱の意味とかちょっと疑問に感じていた部分があるので、考察が入っていて嬉しい、アルファ化のところとかも
P84、「山で過ごす神髄は、そこで身を横たえて夜を過ごすことにある。やがて、とっぷり日も暮れて、一日の半分を支配する暗闇の圧力を感じるとき、鈍っていた動物の五感を頼りにして、山の気配を探り始める。質素な庵を結んだら夜風を鼻先に感じ、夜露に寝れて過ごすのが上等だ。」
P85、山岳用テントとULテントの違いがはっきり明記されている、確かにそこに違いがあるんだろうと改めて認識、カーボンポールは向かないとも言及、確かに強風でカーボンポール折れかけたもんな海岸沿いで、自分が持っているテントもそれぞれはっきりと役割を明確にできて良かった
モンベル→山岳用テント
ルナソロ→UL、軽い登山、キャンプ用
ニンジャテント→キャンプ用
P110、ハンモック、やはり背中冷える&木が見つからない問題はあるらしい
P114、タープ泊、確かに軽さを極めに行ったらコレになるのかな、事実軽いもんな、300gくらきにはなりそう…やっぱりでもゴキブリとか怖い…笑
P122、ビビィは思った程軽く無い、700グラム程度、まあそんなにテントと変わらないかなと
P143、体温が奪われる考え方、対流、伝導、放射、蒸発、シュラフは対流、それ以上に伝導のスリーピングマットが支配的で重要
P166、衣類について、軽くするためには持ち過ぎない、着替は一組のみ、真水で洗ってザックに干して歩く、たしかにそれが良さそう、勉強になる
P168、透湿性の記述、トレランのときのレインウェア着て汗だくのパターンってまさにコレだなと、脱ぐor空気の入れ替えで解決するパターン、濡れる=暑いじゃないんだと、理解できた
P181、FP値、アメリカとヨーロッパと違いアメリカが+10%、日本はアメリカに出す
P193、バックパックの進化、面白い
P246、30日くらいのロングバイクなら充電よりもリチウム電池を優先した方が軽くて良い、十分に持つので
P252、ガムテープ、小枝の着火方法、これは使えそう
P265、国内店舗のネットショップ見てみる
<内容(「BOOK」データベースより)>
構成・執筆はウルトラライトハイキング界の用具の権威・寺澤英明氏。
ウルトラライトギアの歴史を語る上で欠かせない名品を交えながら、最新の用具を紹介します。
国内では流通していない用具まで網羅し、マニアックなウルトラライトハイカーの心をくすぐる内容の一冊。
●掲載アイテム=バックパック、シェルター、スリーピングバッグ、マット、シューズ、レインギア、ウインドシャツ、インサレーションウェア、ストーブ、クッカー、ウォーターコンテナ、トリートメント。