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神保町の三省堂で開催された「夢をかなえるゾウ」の著者水野敬也氏のトークショー&サイン会に行ってきました。中国からの参加者は私だけだったろうと思います。たまたま旧正月で一時帰国していたので参加できました。水野氏は3年ほど前に水野デニ蔵で衝撃を受けて以来注目している作家さんです。
私にはこの人の生き方おもしろそうだな、やっていることおもしろそうだな、自分もやってみたいなと思う人物が2人いて、そのうちの1人が水野氏です。ちなみにもう1人は東京プリンの伊藤洋介氏。
トークショーは恋愛話あり、ゲーム話あり、パチンコ話ありでとてもおもしろかったです。20代30代男性がメインでしたが、若い女性も結構いました。参加者との質疑応答も盛況でした。ストIIのガイル話で水野氏が「溜めなしで立ちサマー」が出せることを知ってやはりこの人はすごいと思いました。あの技って人間でも出せるんですね。
「夢をかなえるゾウ」は「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」という疑問から書かれた書籍です。カテゴリは自己啓発系、成功本になるのでしょうが、肩肘張らずに楽しく読める本でした。主人公のメンター役として登場するガネーシャがいい味出しているからだと思います。読み進めていくにつれてドラえもんのようなガネーシャへの愛着が沸いてきます。
書籍の中で29項目の成功の秘訣が紹介されています。トークショーで著者が最も強調されていたのが第28項目めの「応募する」。「自分の才能はなかなか見出されないかもしれないが、可能性を感じるところにどんどん応募すべき。そこでもし才能が認められたら人生なんてあっという間に変わる」ということ。
司馬遼太郎の小説の一節を思い出しました(確か花神)。「歴史上には軍事の天才が存在する。源義経、ナポレオン、諸葛亮、大村益次郎らには軍事の天才が宿っていた。こういった天賦というものは自分で気づくこともあれば、人から見出されることもある。誰に宿っているかはわからない。誰からも(自らも)気づかれずに市井の人のいい旦那として一生を終えることもありうる。」といった内容のものだったと思います。
「応募する」という行動で世の中に自分を問うてみるという行為は大事なことだろうと思います。「自分で可能性を探す努力をし、それを人から見出されるよう行動する」ということですね。
「夢をかなえるゾウ」は45万部を突破し、ドラマ化も決定。「温厚な上司の怒らせ方」までは傑作だったけれどもマニア受け作品という印象だったのが、「夢をかなえるゾウ」で一般読者層にまで広まってブレイクしそうな勢いです。
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この本は関西弁をしゃべるゾウの神様ガネーシャが
夢をなくしたサラリーマンに成功の秘訣を伝授していくお話なのだが
そのやりとりがもう漫才のボケと突っ込みなみにおもろい。
この本を貸してくれた友人が
『ガネーシャのしゃべりがキム兄にしか見えん!!』
と言っていたのを頭にインプットしていたせいか
『だれやあれへんがな。ガネーシャやがな』
このセリフからもうキム兄がゾウの被り物をして4本の手を自由自在に
操りながら宙に浮いてふわりふわり漂っている場面しか思い浮かばない
本の内容はよくある啓発本と同じようなことが書かれているので
目新しいものではないのだけれど啓発ということではなくこういう種類の
ファンタジー小説みたいな捉え方で読んでみるとよいのではないだろうか?
もちろん若い人やサラリーマンの方が読むと
よしっ!オイラもちょっくら頑張ってみるか!
と思うかもしれないしそうでなくても
変わりたいのに変われない
なんて時にはちょっと背中を押してくれるような本かもしれない。
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たしか、大学入試の帰りに新聞の書評を見て、閉店間際の本屋に駆け込んで買った本。
自己啓発本だからっていうよりガネーシャが世に出てきた方にびっくりして。
もう、まず、このガネーシャが……好きだー!
ジョークは寒いし気分屋だし酒も煙草も大好きで態度がでかい。
うちのガネーシャとは大違いですがそれもまたよし。笑。
一般に出てくるような本だから、いくらインドの神様を使ってても名前だけだろうなと思ったんですが
まさか甘党設定がちゃんと出てくるとは…。喜ばしいです。
ガネーシャの教えは募金する、人を笑わせるなど、基本的には簡単だけど、日々生活していく中では忘れがちなことばっかり。
私も何個か試してみたんですが、毎日続けるのは結構大変で、成功してる人ってやっぱりすごいなと思いました。
一冊はとても読めない、という人は最後のガネーシャ名言集だけでも読んでみてほしいです。
最後は不覚にもちょっと感動してしまった。
ドラマ化どうなるか楽しみにしてます。
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これまでにない視点からの自己啓発本。
これまでの成功哲学や自己啓発本は成功した人の視点から書かれたものばかりで、読んでいる最中や読んだ直後は盛り上がるものの、長続きしなかったり、結局成功できないまま終わる人がほとんどである。
著者もそういった成功哲学や自己啓発本を読み漁ったが、成功しなかった一般人である。
朝のワイドショー番組で取上げられていたので早速購入。
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ワイドショーで取り上げられていたので購入してみた。
まだ読んでいない。
購入したことを忘れていた。
読んでみよう。
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やたら面白かった。自己啓発本は暇つぶしに立ち読みすることがあるけど、その場でなるほどーと思っても家に帰るとたいてい忘れている。でもこれ、忘れない。一日実行したらページめくって、っていうのが正しい読み方なんだろうに、もうギャグ小説に近いので笑えて笑えて読む手が止まらなかった。話に大きな起伏はなくても、ガネーシャの語る著名人のこぼれ話は純粋に面白いし、くだらないユーモアに溢れていてすごくいい。最後の最後、ガネーシャとの別れのシーンでは読むたびにどうしても泣けてしまう。たとえ「教え」を実践しなくても、がんばろう!って前向きにさせてくれる、素敵な本です。
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自己啓発本で語られる一般的な内容はすべて網羅しながら、エンターテイメントとして読んで楽しい小説になっている点はすごい。これ一冊読めば他の自己啓発本はいらないのでは?と思うほど。ガネーシャは素直に笑えます。
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まぁ本当に夢がかなうかは置いておくとして、普通に読み物として面白い。自己啓発本に分類されるのかもしれないけれど、それも半分、読み物半分で読めました。なかなか愉快で笑える本です。明るい気持ちになりたい人は是非。
2008/4/20
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この本のジャンルは自己啓発にあてはまると思うのですが、自己啓発とは思えないような主人公とゾウの神様ガネーシャとの対話が面白いです。ごく真っ当なことを言っているのですが、なんだかわらえます。タイトルどおり夢をかなえたい方、成功したい方におすすめです。
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もう時すでに遅し・・・・・
ベストセラーになっても〜たやん。
まぁ〜それぐらいええ本。
この本を読んで、
書かれてる事を実行したら、
ホンマに神様っていてるんやなぁ〜って思えた。
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ん〜〜〜〜おもろいし、ためになる。
ただ、この本を読んだから生き方が変わるなんて思っちゃうのは…
この本に出て来る神・ガネーシャの言う「自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に反応してるだけなんや(中略)そんなんで、自分の人生手に入れられるわけないやんか」でしょ?(^m^)
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これは素晴らしい本です。自己啓発本が大好きな私ですが、読んでいてこんなに楽しくて納得のいく内容に大満足です。
著者の水野さんのHPを拝見し・・・と感じていたので正直あまり期待せずにページをめくっていったのですが、あまりの面白さに時間を忘れて読みふけってしまいました。若い人、それなりに歳をとった人、お年寄り・・・どの年代の人が読んでもいろいろな解釈が出来るので元気をもらえちゃう。
結局行動なんですよね。動く。これにつきる。
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面白く、ためになる。かなり練られた構成と知識をこのように昇華させるこの作家は、只者ではない。ガネーシャの教えを僕も実行します。
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関西弁を喋る「インドの神様」と変わりたいと願いつつ何も出来ずにいる「僕」、二人(?)の対話で進む成功への秘訣満載の小説です。小説とは言いつつ、自己啓発の手引きとしても満点の内容になっています。自己啓発本って、だから結局どうなの?というものが多いですか、この作品は、笑いあり、涙なし(?)の内容で、日常のほんの些細なことから幸せになれる、成功できる方法を教えてくれます。少しずつ実践できば、自分もきっと・・・そう思わせてくれる本です。
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「笑い」「ビジネス」「ストーリー」という、3つの要素を上手に組み合わせた一冊。
本書で提示される「課題」は、ビジネスの本質をついた重要なものであり、どれもすぐさま実践し、習慣化する価値のあるものだと思う。
書評:http://d.hatena.ne.jp/gantyan821/20080504