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書いてあることは確かに手話の世界では基本的なことなんだろうけど、ジュニア新書にするにはちょっと内容が難しいかもしれません。書き方の問題なのかな。業界用語を説明せずに使ってしまうあたりは、ジュニア新書に目立ちますね。
大学生ぐらいで、手話に興味を持った方におすすめです。
聴覚障害者福祉の本ではありません。あくまで、手話を言語としてどう見るか。手話の歴史はどうなのか。
そこら辺りが平易(業界人が読めば)に書かれています。
読んで損はありません。
本格的な勉強にも、ひまつぶしにも、どちらにも役立ちます。
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文化人類学者が、手話を異文化と位置づけ、その世界を案内するというユニーク切り口の本。
フィールドワークの入門本と言った方がしっくりくる気がします。
「フィールドワーカーには、そもそもプライドがありません」
この言葉にグッときました。
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「手話について本当に学ぶということは、ろう者という人びと、つまり手話を自分たちの言語として暮らす人たちのことを、その広さと奥ゆきもあわせた全体像として受けとめ、ろう者たちの音を使わない文化を丸ごと理解しようとすることなのです。」
手話についての本。
児童向けなので、非常にわかりやすくなおかつ大切なことが書いてある。
価値基準を作成中の大人になりつつある私としては、盲目的に書いてあることを全部信じるのではなく、何が大切なのかを選び抜きたいとも思う。
それでも、今までもっていた勝手な固定観念をバシバシと崩された。
今までもってた所謂健聴者側の身勝手な誤解や、思い込みがサラサラと崩されていったのでした。
勉強不足だ。
もっと世界を知らないと、いや知りたくなる!!
【10/27読了・初読・市立図書館】
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アメーバブログに関連記事を書いています
http://ameblo.jp/happysmile2you/entry-10717177900.html
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「手話の世界」の全体像が捕らえられる。世界では、日本では、歴史的には、文化としての手話、言語としての手話などなど。筆者は文化人類学者。奥様はろう者。
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手話についての考え方や歴史、ろう者への理解が深まる1冊。手話へ偏見なんて持ってないと思っていたけど、そうでもないことに気付かされる。
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手話サークルの仲間(手話歴的には大先輩!)が「読むべき!」と貸してくれました。
著者の亀井さんは、Twitterではビシビシと厳しい(激しい?)印象ですが、こちらの本は岩波ジュニア新書なので、中高校生あたりを対象にした優しい雰囲気が全般的にただよっています。怖くないですよ〜。
もちろん、優しい口調の背後には、豊富な知識と経験とデータ、厳しさと覚悟が感じられます。
手話ついて、ろう者について漠然と興味を持った中高生や、地域の手話講座を受講し始めた人、民生委員さんなどなど、あらゆる人にお薦めできる本です。
「テレパシーの国」の例から、新井素子の「あの懐かしい蝉の声は」を思い出しました(『イン・ザ・ヘブン』収録)。ほとんどの人が第六感を持っている世界で、それがない人は“障害者”とされ、第六感を持つために手術をされる……というような内容の短編です。素子さんも聴覚障害を意識して書いたとあとがきにありました。ちなみに「あの懐かしい……」の初出は『SF JACK』(2013年)らしいです。偶然だとしたらすごいですね。もっと長編で読んでみたいなぁ。
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手話は音声言語を翻訳したものでも、ジェスチャーでもなく、一つの言語体系をもっている、ということがわかりました。だから、それを学ぶためには謙虚でなくてはならないことも。
そのことはよくわかったのだけど、どうにも、どーーーにも、しつこい。というか、上から目線な感じがする。ろう者が、じゃなくて、筆者が。なんででしょう。構成や文章の問題?
それさえ肌に合えば、「訪ねよう」とあるように、入門編としてはいいと思います。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA90365703
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これは読んで良かった。映画の「CODA」を観て手話というかろう者の世界に興味を持って読んでみた。手話は自然言語である事、ろう者の中に一人だけ聴者の自分がいたら自分がハンデを持つ側になる事などを理解して、自分が浅はかな理解を持ってたのが良くわかった。なんならろう者はハンデのある人たちだから助けてあげないと、くらいに思ってて思い上がってた。恥ずかしい。とまあ色々教えてくれた、手話を異文化として捉えたとても面白くて素晴らしい本。多言語としてとても興味あるな、手話。