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12/06 この著者のものを狙って読んでみた。
そもそも、人妻を研究対象とする、その発想が面白い。
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もっと男性心理とかそういう精神的、科学的、生物学的な側面からアプローチしてくれるのかと思っていたけど、ほとんどが人妻を扱った作品の文学史って感じだった。まあテーマがテーマだけにそこそこおもしろかったけど…
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世の殿方が抱く「人妻」に対するイメージをそのまんま分析した一冊。だからどうなの、という突っ込みはありそうである。
カテゴリーを付けるのも難しい。
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[ 内容 ]
「ヒトヅマ」―既婚女性を意味するこの平凡な単語が、なにゆえ男たちの胸に、かくも狂おしく淫らに響くのであろうか?
本書では、近・現代の文学作品や映画、ドラマ、歌謡曲のなかで性的関心の対象として描かれてきた人妻像を手がかりとして、男を惹きつけてやまぬ彼女たちの魅力の核心に肉薄するとともに、彼女らを恋愛や不倫へといざなう「仕掛け」について明らかにする。
妻を知り己を知るために必読の一冊。
[ 目次 ]
「人妻」は魅惑的?―序に代えて
第1章 鹿鳴館は浮気天国?
第2章 「ブランド」としての人妻―鎌倉夫人
第3章 ファッション誌の花形夫人―芦屋マダム
第4章 「マダム」は魔性のオンナ?
第5章 人妻は「都合のいい女」?
第6章 「不倫」の時代
結婚しない時代(?)の人妻―あとがきに代えて
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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「人妻」ということばは、どことなく淫靡なコノテーションをはらんでいます。本書は、明治以降の文学作品や社会現象をとりあげながら、「人妻」ということばの歴史を追いかけることで、その変遷を明らかにしています。
個々の分析はそれなりにおもしろいのですが、全体のおおまかな流れが見えてこないことにすこし不満を感じました。