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心は決して廃墟にはならない。
1986年4月26日に起きた、チェルノブイリ原子力発電所の恐ろしい事故。
そこに住んでいた人、チェルノブイリで作業し亡くなっていった人々、そしてその子供達。3世代の家族について描かれた作品。福島で今起きている事も含め、繰り返してはいけない事。うまく言葉が出てこないですが、しっかり知る事は大事。更に強く思った。
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信じられないような事故で故郷を失うこと。
饒舌ではないけれど
(もうちょっと突っ込んでもらいたかったところもあるけど)
その「信じられなさ」を目の当たりにする作品。
事故から今に至る時間を折り込んであるところに
胸を締め付けられる。
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文:フランシスコ・サンチェス
画:ナターシャ・ブストス
訳:菅 啓次郎
『チェルノブイリ——家族の帰る場所(2012)』を読了。
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恥ずかしながらチェルノブイリはロシアだと思っていた。
漫画にて 当時そこにいた家族と そこに戻った家族と その後そこを訪れた家族の話。
正直手塚治虫氏やちばてつや氏、また漫画の戦争シリーズを読んできたので 画力に関しては物足りなく感じてしまうかもしれないが
漫画という事で読みやすいので 多くの人が知るきっかけになればいいと思う。
今回のロシア侵攻による故郷を追われる現状も辛いが
当時、2、3日避難という事から 戻れなくなった住民たちの気持ち。。
ずっと閉鎖地区のイメージしか無かったので
当時は若いファミリー層も多いモデル街であったというのも驚いた。
日本出版は2012年。訳者管啓次郎氏の後書き 「この経験から何も学ばなかったのだ」